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そのメッセージ、誰に伝えたいですか?ーーすぐに使える文章のイロハvol.1

おふぃす・ともともの新入社員、桒田(くわだ)です。
私は今年、このおふぃす・ともともに新卒社員として入社いたしました。
学生時代から弊社でライターとして働き始めて3年目、「伝わる文章」のイロハを少しずつ学んできました。

この記事を読んでいる方で、こんなことで悩んでいる方はいませんか?

・社内外に積極的に発信活動をしたいけど、文章の書き方がわからない!
・文章を書いてみたけど、これってちゃんと伝わってるの?
・伝えたいことはあるけれど、文章の書き方が分からないし、それを学んでいる余裕もない

そんな方のために、新人ライターが、すぐに使える「伝わる文章のイロハ」をシリーズ化してお届けします。
ぜひ、みなさんのビジネスにご活用ください。

今日のテーマは:文章を読むターゲットを想定しよう

事業主の皆さんは、「こんなお悩みを持つ方の役に立ちたい」「こんな人を幸せにしたい」という想いをもって仕事をしているかと思います。
常にサービスの先に、「誰か」を見据えているでしょう。
その思考は、文章を書くときにも応用することができます。

何かを発信しようとするとき、常に「この文章を読んでほしいのは誰か」というターゲットを決めておくことで、より伝わりやすい文章を書くことができます。

ターゲットを決めておくことのメリットは、
伝えたい内容に一貫性が出て、相手にダイレクトに想いが伝わる」こと。

逆に言えば、読んでほしい人が不明瞭なままであると、伝えるべき内容もさだまらないのです。
だから読み手にしかるべき内容が伝わらず、相手はモヤモヤしてしまう恐れがあります。

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伝えたい相手を決めれば、自ずと伝えるべき内容も明確になっていきます。
それではさっそくターゲットをみつけて、文章を完成させていきましょう。


ステップ1 読んでほしい相手の顔を思い浮かべる

社外の取引先、ご愛顧にしているお客様、自社社員など、
仕事をしているとたくさんの人と関わることになります。

それぞれ、立場はバラバラです。そのなかから一つ、伝えたい相手を絞ってみましょう。
一度読者を想定すれば、その人に何を伝えるべきなのかが自ずと明確になってきます。

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ステップ2 伝えたい内容を「5W1H」に整理

その内容をさらに整理するためにおすすめなのは、「5W1H法」。
「何が」「どんな」「いつ」などといった5W1Hを明確に。
「内容がうまくまとまらない…」と悩んでいるとき、自分の頭の中をスッキリさせるのに便利です。

以下のように項目ごとにカテゴライズしてみてください。

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ステップ3 後は文章にしていくだけ

伝えたい相手と内容が決まれば、あとは文章にしていくだけ。
…とはいえ、いきなり文章にするのは大変。

そこで、ひとつだけ小さなコツをご紹介します。
それは、冒頭の文章で「これはあなたのために書いています」と呼びかける魔法をかけること。

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この例の場合、想定している読者(=見込み客)に読んでほしいため、あえて「〇〇に困っていませんか?」と悩みを呼び起こしています。

すると読者は自らの悩みに気づき、「このサービスを使ってみようかな」と思うようになります。
つまり冒頭部分は、「あなたとマッチングしたいのです」という書き手の意思表示。
最初にきちんと示すことで、「この文章はこれから何を伝えてくれるのか?」と読者への期待も高まります。

誰かを想うこと=ターゲットを見据えること

社員やお客様、ひとりひとりと関係を築いていきたい。
伝えたい想いがある。
困りごとを助けたい。
そんなアプローチに、文章は効果的です。

贅沢に、「あの人にも、この人にも伝えたい」と思う気持ちは大切です。
だからこそ、「これはこの人に」「あれはあの人に」と、伝える文章を細分化し、その都度違った想いを綴ることで、相手にはその誠意が伝わります。

みなさんも、「伝えたい相手」のために早速文章を書いてみませんか?


【会社情報】

株式会社おふぃす・ともとも
大阪府八尾市東本町3−7−16 クレール東本町403
TEL:072-970-5180
MAIL: info@e-tomotomo.com
HP:http://www.e-tomotomo.com

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