「人生を豊かにする、キャリアの“仮面”という補助線」を読んで考えたこと
こんにちは
イデアレコードの左川です、
リクルートワークス研究所が発行した「人生を豊かにする、キャリアの“仮面”という補助線」が自分の漠然と考えていたことをうまく具現化してくれていたので、自分自身で整理するとともに備忘録を兼ねて考えてみた。
自分と社員との面談では、オフの時にストレスを解消したり、自分が楽しむことが出来る"何か"を持つ方がよいという話をよくする。仕事において何かしらのストレスを感じるのは普通であり、社会人生活を長く続けていくためには、そのストレスとうまく付き合っていく方法が重要で、その一つに趣味を持つことだったりする。若いときはすべての時間を犠牲にしてでも業務や勉強に注力する方が良いという意見も多いが、個人的には自分なりのストレス解消法を確立することも同じぐらい重要だと思っている。
自分が様々な仮面を持ち状況に応じて使い分けるというのは、田坂広志さんのいう「多重人格」にも通じると思う。誰もが「複数の人格」を持っており、それを仕事や生活の状況や場面に合わせて、使い分けることで、他人とのコミュニケーションを円滑にし、仕事でもパフォーマンスを発揮することができる。仮面≒人格を使い分けていくことで、結果として生活や仕事に対してそれなりの成果がでて満足度が高まっていく、ともいえるのではないかと思う。"趣味を持つ"ということも仮面の一つであるはずだ。
企業においては社員のキャリアプランが見えるようにすることが鉄板であるが、今後はキャリア不安を解消することや様々な側面で自分を見せられるようにしていくこと、ある種のコーチング的なものも大切になっていくだろう。ブレないことが美徳とされている価値観も根強くあったりするし、テンプレート的に対象法が定義できるわけでもないので、全員ではないにしろ多くの人にはなにかしらのサポートが必要と思われる。
人事の仕事はさらに複雑で重く難しくなっていく…
ざっくりとではあるが、記事を読みながら考えたことである。
何かの参考になれば幸いである。
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