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理想の社会って何だろうね?おっさんの夢の話

今野富康です。

かれこれ、15年ほど考えていることです。

何かというと「夢」の話。

夢と言っても寝ているときに見るやつではなく、
起きているときに見ている夢。

ビジョンとか、理想とか、志とか、
そう言い換えることもできるかもしれません。


私は今年44歳になりました。

まあまあいい年のおっさんです。


だから、まあこんな薄らデカイと言うか
漠然としたと言うか、お花畑というか、
そんな夢を持ち続けていることに多少の気恥ずかしさはあります、笑


こんなのが多分理想の世の中


私の場合は、15年前からゴール設定は同じです。


【ゴール】
すべての人がまた生まれて来たいと
思える社会(世界)をつくる


大きすぎて漠然としてますよね💦

すべての人

文字通り、すべての人です。
地域、人種、宗教、国籍、性別、
年代、生者か死者かを問わず「すべての人」。

また生まれて来たい(社会/世界)

ざっくりいうと、
理不尽な死に方とか苦しい人生を
不本意に歩むと「もう生まれてきたくない」と
なるんじゃないかと思うんです。

だから、そういうことがない
世の中がいいよねと。

社会(世界)をつくる

社会や世界はずっとある。
人類が生まれて以降ずっとあるんです。

ただ、あまりいい状態ではないまま
ずっと来てしまっていると思う。

前提として、
「世の中こんなもの」「これが現実」
「どうしようもないことなんて、いくらでもある」
という諦めがあるのではないか?と、思うんです。

諦めた挙げ句に、
それを正当化したり、
「今」「ここ」での幸福を諦めさせるために
人間は宗教を発明したんだろうと、
個人的には考えています。

なぜかというと、
「今」「ここ」で満たされているなら、
わざわざあるかどうかもわからない
「天国」や「極楽」に思いを馳せて
心の安寧を得る必要なんてないからです。


まあ、宗教の成立経緯は私の想像でしかないけれど。


私は学生時代、歴史を少しだけ齧ったんですが、
そのときに学んだ知見の一つに、
国力が衰退すると人びとは
偏狭なナショナリズムや過激な排他主義に走る
というものがあります。


ナショナリズムを盛り上げるのは
任意の人的集団、例えば国民の過去の栄光です。


未来ではなく、過去の栄光や長い伝統に酔いしれる。


そこは、ウェルキンゲトリクス(フランス)だろうと、
ゲルマン民族の栄光だろうと、
ユダヤ民族の約束の地だろうと、
神武天皇以来皇紀2600うん10年でも根本は同じだと思う。


要は、「今」「ここ」ではなくて、
理想を死後や過去に求めて
心の安寧を得よう、
壊れやすい自我を守ろうという点では同根ということ。


とにかく、理想の社会/世界、
しかもすべての人にとってのそれは、
存在したことがない。


かといって、
死後の夢想に逃げても、
人は救われない。

潤うのは、お布施を集めるペテン師だけ。


それで、結局、たどり着いた結論は。


理想の社会/世界が存在しないなら、
「つくる」ほかないのではないか。
という単純な考え方です。


もちろん言うは易し行うは難しの
典型例みたいな話で、
何ら具体性はないですよね。


なので、ちょっと具体性をもたせてみました。

「また生まれてきたいと思える社会」はざっくりいうと大きく3点揃えばいい。

では、

【ゴール】
すべての人がまた生まれて来たいと
思える社会(世界)をつくる

の達成条件は何なんだろうか?と考えてみると
概ねこの3つなんじゃないだろうか。

その1.
すべての人に衣食住と医療と教育が
行き届くこと。

その2.
思想・良心・表現・所有の自由が
すべての人に保証されること。

その3.
不正や悪事を行った人は誰であれ、
公平に裁きを受けること。

単純ですが、これが揃えばいいかなと。


まあ、普通ですよね。


その1についていえば、
資源的にはおそらく既に地球上に十分ある。

その2についても、
まあ、できそうだし、一部できてる。

その3だってやればできそう。

何でできないか?ちょっと不思議ですよね、笑


ちょっとこの辺りのことを、
これから考えてみたいなと思います。


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