社会人1年目のOLは、将来こんな上司になりたい
みなさんこんにちは。社会人1年目のOLです。
みなさんは、「上司」はいますか?
自分の業務の管理や指示、またいざというときの責任を取るなどさまざまな面でサポートをしてくれる上司。
そんな上司には、一生ついていきます!といいたくなるような超人格者や、パワハラやセクハラ、マタハラなどのハラスメントを繰り返す最悪人間もいます。
そこで今回は、社会人1年目のOLが考える「こんな上司になりたい」という理想の上司像を発表します。
理想の上司像① 常に自己研鑽をしている
上司たるもの、やはり常に自己研鑽をし、部下に良いお手本を示したいもの。
部下にお手本とされるような上司になるためには、常に学び続ける姿勢が不可欠ですよね。
まったく自己研鑽をしない上司というのは、いつまでも古い自分のやり方に固執したり、新しい時代の波に乗れずチャンスを逃したり、部下とのコミュニケーションが適切に取れなかったりと良いところがありません。
どんなポジションであったとしても勉強は大切ですが、部長や社長になっても自己研鑽し続ける人というのは素敵ですね。
理想の上司像② 指示が明確でわかりやすく、感情で納得ができる
上司から部下にくだす指示。
その指示一つで、上司の好感度が決まるといっても過言ではありません。
私が上司になったときには、
①何を、いつまでにやってほしくて、いつまでに一度進捗の確認を取らせてほしいということを口頭&文章で伝える
②なぜやるのかを相手が納得するまで伝える
③感謝を伝える
ということをしたいと考えています。
というのも、実際に私が会社で働いているとき、上司の指示に対して納得できない場面が多々あるのです。
まず①。
基本的なことなのですが、「で、結局私は何をいつまでにやれば良いんですか?」といいたくなるような指示が非常に多いです。
「~の件なんだけど、〇日には取引先の人に連絡したいから、~の資料をまとめたいんだけど、良い?」
みたいなやつです。
この場合、私は頭がとても良いので「ああ、この人は○○の件で取引先の人に見せる○○の資料を、〇日までに作ってほしいんだな」と解釈することができます。
しかし、これは上司から部下への指示としては0点だと思います。
もしも私が上司になったら、
「○○さん、~に関する資料を〇日〇時までに、先方確認が取れるものを作っていただきたいのですが可能ですか?」
と「何を」「いつまでに」を示した上で、
「先方に連絡をするのは〇日なんですが、一度私の方でも目を通したいので△日△時までに一度作った資料を見せていただけますか?」
と聞きます。
そして②。
この仕事の意義や部下に託す理由を伝えます。
なぜこの資料が必要なのか、どんなシーンで使うものなのかなど、部下が「よし、頑張って作るぞ」と思えるように仕事の意義を伝えます。
これは私が個人的に、「これやっといて」といわれるのが嫌いだからです。
もちろん「コピーとって」「お茶淹れて」などの雑用にいちいち理由を求めたりはしませんが、重要な仕事であればあるほど、より具体的に仕事の内容を伝えてほしいと思うのです。
最後に③。
これも個人的な思いなのですが、上司から部下へと振られた仕事を、部下はこなして当然だと思いすぎる上司にはなりたくありません。
もちろん会社において部下は上司に従うものですが、それでも部下は人間です。
時間を割いて一生懸命作った資料を上司に投げ、「ここがだめ」「あれがだめ」と否定ばかりされ、挙句必死に完成させたものを「OKです」とだけいわれて終わりでは悲しくなってしまいます。
私が上司になったときには、「これでOKです。ありがとうございます。」と、感謝の一言を添えられる人間になります。
私の個人的な考えですが、指示が明確でわかりやすく、感情で納得できる指示が出せる上司ほど、部下から信頼され慕われているような気がするのです。
そのため、「明確な指示」「感情での納得」を忘れずにいたいと思います。
理想の上司像③ 部下と適切なコミュニケーションが取れる
私は、個人的に苦手な上司が2パターンに分かれます。
①部下と一切ムダなコミュニケーションを取らず、恐れられているタイプ
②部下と友達のような関係で何でも話せるが、なめられているタイプ
みなさんの周りにもいませんか?
いつも苦虫を噛みつぶしたような顔をして、周囲にプレッシャーを与えるような上司。
もしくは、部下と仲良くしているんだけどやりすぎて舐められている上司。
私はどちらも、部下とのコミュニケーションという意味では失敗だと考えます。
恐れられているようなタイプだと、部下が万が一失敗をしてしまったり困ったことがあっても相談しにくくなってしまいます。
本人にその気がなかったとしても、部下に「あの人は怖くて話しかけづらい」と思われてしまえばコミュニケーション失敗です。
反対に、「先輩何やってんすか~」などと部下にいわれてもへらへらと笑っている舐められタイプは適度な緊張感が失われてしまいます。
圧をかける必要はありませんが、上司の前では背筋がしゃんと伸びるような、適度な緊張感は必要です。
家族の話だったりプライベートの話をするような、フランクな関係であるのは良いことです。
一方で、仕事中にはメリハリをつけてお互い背筋を伸ばして話せる関係も大切ですよね。
そんな関係を築くことができるコミュニケーションを心掛けたいですね。
理想の上司像④ 否定ベースで話さない
「そんなの無理だよ」「現実的じゃないね」「いや、でもさ」……
こういったまず否定から入る否定ベースの上司は、部下のやる気を削いでしまいます。
もちろん、経験の浅い部下の提案はまだまだ思考が浅く、つっこみどころ満載かもしれません。
しかし、それを真っ向から否定して終わるのではなく、部下に新たな気づきを与えることが上司の仕事の一つではないかと思います。
「なるほど。○○さんは~と考えたんですね。」
と、部下の考えを一回受け止めた上で、アドバイスだったり改善できる点だtったりを伝えてあげたいものです。
全部を肯定して優しく説いてあげられるかはわかりませんが、少なくとも部下が一生懸命考えて勇気を持ってしてくれた提案を、鼻で笑ったり説明もなく完全否定するような上司にはなりたくないですね。
理想の上司像⑤ 人の話を最後まで聞く
これは上司としてというより人として気をつけたいところなのですが、他人の話を途中で遮るようなことはしたくありませんね。
それが部下の提案だったり同僚の話だったり、シチュエーションはさまざまですが、きちんと話を聞きもせず「いや、それは~」と話すことは避けたいものです。
話を遮られて気分の良くなる人はいませんし、それが話し合いの場であった場合相手をムダに感情的にしてしまいます。
相手の話は真摯に耳を傾け、一旦は相手の意見を受け止めてから自分の話ができる上司になりたいですね。
みんなは持ってる? 理想の上司像
ここまで、私の理想の上司像についてお話してきました。
今回ご紹介したのは、私が実際に仕事をしていて感じたことをまとめたものです。
「こんな上司になりたいな」と思える人からは良いエッセンスをいただき、「絶対こんなやつにはならないぞ!」と思える人からいただいた教訓を生かして理想の上司になりたいですね。
おそらく社会人になりたての人のなかには、私と同じく「自分は将来こんな上司になりたい!」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないかと思います。
ぜひ、あなたの理想の上司像を教えてくださいね!
何年先になるかはわかりませんが、「将来あなたみたいな上司になりたいです」と部下にいわれるような上司になりたいものですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?