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商品写真の未来について

と、まぁ今回は商品写真(商品撮影)の未来について、書いてみたいと思います。

現在、5Gが社会に浸透してきて、より迅速にデータを多くの機器と同時出来る同時接続と、よりリアルタイムに通信ができる超低遅延が実現しました。

多くの人が多くの機器と同時に接続できることによってIoTは加速し、タイムラグを感じない通信の太さのおかげで、ライブ配信がより身近になり、エンターテイメントから災害情報まで、リアルタイムに多くの人が同じ情報を享受し、また返すことが出来る、まさに『テレパシー』が現実になった世界だなと感じています。

これが6Gになるともっとすごいことが起こる!
あと6年後には正式な運用が始まるとても身近な未来です。

さぁ、そんな世界がもうすでに目の前にあり、さらに加速する状況で、商業写真はどうなるでしょう?

え?写真を高解像度したくてもサーバーが枯渇してるから出来ない?
嘘でしょう?まだ物理サーバーを使っているんですか?

結構大きな企業でも、日本の企業はとにかくデジタル情勢に弱く、サーバー制約を受けてアップデートが出来ないという企業が本当に多くあります。

というか、今や世界企業となったamazonがサーバー企業って皆さん知らないんですかね?

AWSというモンスターサービスでよりクラウドサーバーは進みます。
高解像度も動画も3Dデータもどんどん身近になっていきます。

2020年には通販市場が小売市場の売り上げを超えました。
まだまだ加速していく市場です。

そんなデジタルで膨張していくマーケットで、今まで通りの写真表現、動画表現で自社の商品を選んでもらうことが出来ますでしょうか?

物撮りの世界で何十年も生活をしてきた私もカメラマンの立場でどんな提案、提供のスタイルが今とこれからの時代にマッチして、喜ばれ、運用しやすく、見た人にもきちんと商品の価値が分かってもらえる表現とはどんなものだろうと。

こういう時、昔はどうだったかなと、過去からヒントを得るというのがセオリーなので、要するに昔でいうウィンドウショッピングを今は皆ネットで楽しんでいるのではないか?と仮定しました。
そうして、思い浮かぶのは綺麗なウィンドウの中で売り出したい商品、注目して欲しい商品がクルクルと回るイメージでした。

直感的に、これがネット上で展開できたら、買う人は商品を眺める時間を楽しめ、売る側は細部まで見てもらうことができ、双方がウィンになる素晴らしいコンテンツになるのではないかと考えました。

しかし、現行の回っている商品動画はなぜか魅力的に見えない。
それは理由ははっきりしていて、商品に全くと一定ほどの陰影がなかったからです。単純に正面からのつまらないライティングで、影を無くし、例えるならスーパーのチラシのような表現の商品動画だったからです。

では、商品撮影の技術をくるくる回る動画にも使い、全く余計なものをいっさい排除し(後ろの壁と床面の境や回っているテーブル)、さらに印影をある程度付け影をしっかりと演出材料に加え、どんな商品でもその商品の価値が最大限表現できるクルクル動画。

『クルクルドウガ』を完成させました。
https://office-atom.com/kurukurudouga/

地元に特化したサービスですが、送ってもらえるなら撮影費用はそのまま据え置きで行います。

mp4で基本納品しますが、60fpsで撮影しているため、1コマをそのまま切り出して写真としてお使いすることもできます。

補足のサービスも充実させ、1回転では見せられない、痒いところの撮影もオプションでいたします。

なぜ、このようなサービスを始めたのか。
最初に語ったように、今後、この世界はよりインターネットが中心となっていきます。そんな中、大手が巨大な資本で大量に生産した写真や動画が基本となっていくに違いないと思っているからです。
そんな中、小さな商店や、地方で頑張っている商業卸、小売店がどうやって生き残るか、その戦略に少しでも助力になれないかと考えているからです。

子供じみた発想ですが、地方で暮らし、地元企業を常にプッシュできるようなコンテンツ制作をやっている身としては、やはりどこか『ジャイアントキリング』に憧れているのかもしれません。

下に営業用に製作したサンプルが収まったドライブリンクも載せておきます。

通常の製作サービスはこちら。
こちらの撮影も理念としては一緒で、どうやってこの時代を乗り越えるか、写真や動画で商品をPRするために私たちが出来ることを提案し続ける企業です。

office atom

株式会社オフィスアトム
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