海外高校留学についてよく考えよう|荒れた海外のハイスクールの教壇に立って
「留学したら、どんな生活が待っているのだろう?」
と、ワクワクドキドキしながら、大学3年生の時に交換留学でアメリカに旅立ったことを今も鮮明に覚えています。
長年の夢だった
「留学ができる!」
だけしか頭になく、行けば、素晴らしい毎日が待っていると信じていた21歳の私。
しかし、そんなすぐに友達が見つかるわけもなく、勉強の合間にちょっと時間が空いても、車なしにはどこへも行けない、1人寂しく寮で過ごしたこともありました。
それでも「行くんじゃなかった」とは思いませんが・・・。
こと、高校留学になるとなぜか人に簡単にすすめられない気がするのは、
オーストラリアの荒れた学校で勤めたからでしょうか?
私が生徒の親の世代になってきたからでしょうか?
↑このnoteを書いたのを機に「高校留学のリアル」を発信し続けています。
高校留学をさせたいと考える親御さんに届いてほしい!リアルを知ってほしい!と、願って。
何度も書いていますが、まず学費が公立高校に1年留学で300万+ホームステイ代や生活費に航空券で軽く400〜500万。
日本の大学4年間の学費に匹敵するような額を親自身の目でも見ていない留学先の学校に投資できますか?
日本で中学教員をしていたので、親が熱心に子どもの進学に寄り添う姿を近くで見てきました。
高校の情報をネットで見たり、パンフレットを取り寄せたり、学校見学にも一緒に行きますよね?
学校理念やカリキュラム、どんな部活動があるのか、くまなくチェックしているはず。
そんなに熱心に選びに選んだ高校。
そこを休んで、どんなところかもわからない異国の学校に留学する。
それが私の勤めていた荒れた学校でもいいのでしょうか?
▽ネットで拾ったこんな記事も。(アメリカ高校留学)
親自身は英語がわからないし、エージェントがいいって言ってるから。そこで。
子どもと一緒に選んだ学校についていたコースで派遣される学校だから安心。
それでいいのでしょうか?
親世代の留学のイメージとは変わっている部分もありますので、こちらも読んでいただければと思います。
余計なお世話かもしれませんが、ちょっと提案。
500万をお子さんに投資でき、海外の教育を受けてほしいと願い、お子さんもそれに同意するのであれば、
高校卒業後にオーストラリアなら、TAFEという専門学校で学ぶことや、
(コースと学費はここを参照)
学費はかなり高額になりますが、大学進学をすることをオススメします。
英語圏の大学は、世界大学ランキングで上位に位置するところも多いですよ。
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