自己紹介・テーマ「仕事」について

はじめまして
転職回数豊富な転職支援講師　山之城 要助です。
就職支援の講師の傍ら、会社に勤め、自分自身も転職活動を行いながら
実体験を基に、就職活動についてお話させていただいております。

簡単に（といっても長いのですが）自己紹介いたします。
最終学歴は、高等学校卒業です。
時はバブル期。
最初の仕事は、東京都町田でしゃぶしゃぶチェーン店の調理師見習
活魚、刺身の切り出しや盛り付けなど2年担当しました。
20歳で10坪のお店の店長見習となり、紆余曲折ありながら
当時私一人社員でお店を運営できるまで成長。
21歳で同社内で最大で高級しゃぶしゃぶ懐石店の店長就任
運よく優秀社員賞を頂く事ができました。
そして同社を6年ほど勤めた平成4年11月退職しました。

沖縄に戻りアルバイトをしながら地方公務員にチャレンジ
採用枠4人　最終面接7名にのこることができましたが
面接トップで入室すると、最初の一言が衝撃的
”キミ！民間にいきなさい”でした。

それならば！土日休める仕事
でこれまでの経験が活かせそうな仕事は？と考え、
業務用厨房機器販売会社（ホシザキ沖縄）へと就職。
4年間那覇市首里を中心に営業担当しました。
（鳴かず飛ばずでした。）

その営業の傍ら、周りの先輩や同期の肩たたきをみて
”明日は我が身”と思い、当時騒がれていたIT革命への探求心から
携帯電話ではなく、インターネットホームページでもなく
通信インフラに興味を持ち、
通信サービス（固定電話のISDN化やネットワーク構築）の
営業会社として独立。
結婚と第一子も授かり、意気揚々でしたが、8年間で同社を閉鎖しました。（ほとんど何でも屋でした。）

そしてコールセンター、ベトナム料理店を経て、
某大手損害保険会社に3回の面接をクリアして募集人資格社員として入社
しかし、6か月で条件未達成で退職。就職浪人となりました。

40歳の就職活動は実に困難の連続でした。
派遣会社経由でもNG
大手土地活用の会社（T建コーポレーションさん）からもNGになり
妻に見下され離婚。
それから実家に転がり込み、友人から借りたBBQコンロで
これまた友人の店の前で焼き鳥を販売し生計を立ててました。
（ほんと酷い経歴ですよね...）

当時41歳...そんな私が、2011年2月から就職支援の講師としてスタート。
そこで学び伝え、経験し成長して参りました。
現在、就職支援講師においては11年目を迎え、会社員と2足のわらじで得た学びと実践より、就活方法や再就職先での仕事姿勢について日々学び経験からお話させていただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。

テーマ「仕事」について

さて、私の講習スタイルについてですが、直接的な指導ではなくゲーム形式で隠喩を用いて質問し、本人が”無意識に反射する思いに気づいてもらう”よう、カリキュラムを構成しています。

どこかのファシリテーター協会に属したり、書籍で学んだわけでもありませんが、自分なりに試行錯誤し、遊び感覚で学ぶ”ゲーミフィケーション”を意識しております。（本間正人先生から学びたいな～）

まあカッコよく書いてみましたが、直線的な質問よりもリラックスした中でご自身の”無意識の選択”がわかると、今の状態の原因がわかり、行動意識の改善につなげればと思います。お気楽にどうぞ（^-^）
では問題です。

”大富豪からのプレゼント”

大富豪：「あなたに受け取って欲しいものがあるのだが、いいかい？」

あなた：「はい！なんでしょうか？」

大富豪：「実はね、この1億ドル受け取ってほしいんだ。」

あなた：「え？」

大富豪：「あなたには、受け取る資格がある。是非 受け取って欲しい。」

　　　　「だが一つ条件がある。」

あなた：「はい。どういった条件でしょうか。」

大富豪：「この1億ドル（約100億円）の使い道を教えてほしい」
　　　　「そうだな～ざっと3分で考えて教えてくれるかな？」

さて、あなたは3分間で考えて、どんなことを思ったのでしょうか。


ﾁｯﾁｯﾁｯﾁ....時計の音　3分経ちましたか？

大富豪：「さぁ君の1億ドルの使い道を聞かせてくれないか。」

あなた：※ご自身のプランをつぶやいてみてください。

・・・・

ありがとうございます。

テーマは「仕事」なのに、いきなり大富豪から1億ドルプレゼントですので
戸惑われたかと思いますが、仕事をするうえで目的の一つである、
お金に対する意識について質問してみました。

これまでに質問してきた中で多かった回答からご紹介しましょう。
・家を建てる　（家族のために）
・旅行する（世界一周、カジノで遊ぶ）
・買い物をする（洋服アクセサリーや好きな車やパソコンを買う）
・貯金する（老後の為）
・趣味に没頭する（好きなことにチャレンジする）
・美味しいもの、好きなものを好きな時に食べる
・宝くじを買う（ギャンブルなど）
他には
・借金を返す（自分や家族、友人のものまで全部）
・寄付する（老後の資金を残して、できる限り）
それから
・土地を買う（資産運用）
・マンションを建てる（資産運用）
・投資をする（資産運用）
という回答でしたが、あなたも同様でしたか？

さて、大富豪の反応はどうでしょうか？

あなた：・・・・・・・・※伝え終えました。

大富豪：「そうか...わかった」

　　　　「私は君に”莫大なお金”という”手段”を与えたにすぎん」

　　　　「その”手段”をどう使おうときみの自由だ。」

　　　　「だが、私がこの1億ドルを手に入れたのは、今あなたが言った
　　　　　すべてを成し得て、手にしたものなのだよ。」

大富豪：「お金は、単に消費するだけでなく、世の中の為に活かせるものだ
　　　　　自分では使い使いきれない手段をどう活かすのかが問題だ」

大富豪：「この1億ドルは”手段”にしか過ぎない。あなた自身の
　　　　　優れた才能を活かして、是非より良い世界にしてくれ。」

・・・・・

さて、いかがでしたでしょうか。

あ、この質問ですね　私も意気揚々と答えましたよ？
”あーあのですね～まず借金を返して～あれにいくら...これにいくら...”
まぁー細かに使い道をのうのうと話しておりました(笑)

これが普段「仕事」を何の目的でしているか、
良し悪しではなく、それがモチベーションだったりします。

私たちがお金を得たときの反射（心にある目的意識）がわかりましたか？もしも、自己の成長を通した社会貢献や、社会が豊かになる取り組みが
あるようでしたら、おそらく私が支援するには及ばない方です。(笑)

いかがでしたでしょうか「仕事」に対する目的意識についてでした。

最後に

書籍「夢を実現する戦略ノート」より
著：ジョン・C・マクスウェル　訳・解説 明治大学教授 齋藤 孝
の14ページの言葉を引用いたします。

”成功したいのなら、常に自分の「最終ビジョン」をイメージしておき
長い目で見た人生戦略を必ず立てる事である”

１億ドルがいつ手元に来ても、才能を活かす使い道、世の中を良くする循環を意識した使い道を常に描いておきたいものですね。

それではまた。

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