疑い・恐れと信じる心
昔好きだった洋楽ロックの曲を口ずさんでいて・・ハードロックバンドの普段は作詞をしないヴォーカリストが、珍しく自分の気持ちを歌詞に込めて作詞したという曲。何というかその人らしい単純でまっすぐな情熱が「良いな」と、好きな曲があり、時折思い出して歌うのですが、
単純でまっすぐな情熱・・と言っても、一部とても詩的な部分があり、最初に聞いた時も「うまいこと言うな」と思っていたものだけど、急にふと、もしや英語圏のことわざか、慣用句なのでは無いかしら。と思って調べてみると・・この詩の最初の2行であることが分かりました。
SNSで沢山、画像に言葉を貼り付けた(何ていうのかな、ああいうの)形で紹介されている様子。いっぱいの画像が出て来ました。「作者は?」「Unknown」となっていて、どうやら作者不詳のよう。ネットで広まったのでしょうか。あまり古典的な雰囲気は無いので、そうかもしれません。メッセージもニューエイジ的だし。(・・でもジーザスの言葉が意外とニューエイジ的だったりもするけれど)
これをもう少し意訳して、日々思い出せるよう日本語を整えると、
最後の一文は英語ならでは、の表現と思うので入れずにおきました。英語ではよく、「I~(動詞)」として、物事や人の性質や特徴を表現したりします。
・・で、一般の少年少女向けならば、これで良い。素晴らしい英詩だな、と思います。私もこの曲を最初に聞いた30年前?ならば、これで十分なメッセージでした。・・が、今は少しオトナになってしまい、どうしてもプラスアルファ、言葉を添えておきたいと思います。
時折、人生の学びの中で、
「うたがい」が必要な時もある。
この世は、天使界ではないので。。いや、天使も堕天使になってしまうこともある、か。とにかく〜・・ただポジティブであれば全て解決するという訳ではない。現実とは、自分で創造していくものだから、そんな自分自身を信頼し、信じて、自分の道をゆく。それが大事ということ。
そして、信じれる自分であれるか、何かを選択する時には、自分の心の様子をじっと観察しなくてはいけないことも、書き添えておきます。何か、マイナスな状態(自分の心)を肯定したいがために、疑うべきでないものを疑うこともある。そんな風になっていないか、自分の心が、ずるくなっていないか、を見つめることも、常に忘れずに。
その上で、この詩「Doubt and Faith」を、時々、思い出してください。
Love and Grace
Amari