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最近の記事

1stエプロンと2ndエプロンのハードキャップとその影響

ニックスがミケルとボヤンのトレードではなく、複数人同士のトレードをした背景について解説します。 1stエプロンのハードキャップになる条件 BAEの使用($4,668,000) NT-MLE (フルミドル)の使用($12,822,000) サイン&トレードでの選手獲得 バイアウト時、NT-MLEより多い額を貰っていた選手の獲得 放出額より受け取る額の方が多いトレード(拡張トレード) ボヤン(19M) ⇌ ミケル(23.3M) トレードエクセプションの使用 RJバレ

    • ブリッジスのトレードとハーテンスタイン

      ブリッジスの獲得と同時にハーテンスタインとの再契約が難しい・ニックスから出るという報道がありましたが、なぜこのような状況になっているのか自分なりにまとめました。(書いてあることはほとんどツイートしたものです。) アヌノビーの再契約 アヌノビーとの再契約が決まり、8人(アヌノビー・ランドル・ブランソンブリッジス・ハート・ミッチ・ディビンチェンゾ・マクブライド)9人(シムズTO行使)で164Mが保証されています。NBAのロスターは最終的に14名以上でなければならないので、最低

      • オフの予習2024

        サラリー表※シーズン終盤にロスター埋めで契約した2人は解雇想定で作成しています サラリーキャップ:$141,000,000 TAXライン:$171,315,000 1STエプロン:$178,655,000 契約のある選手+24位、25位の契約を合わせた金額が"2024-25"の項目で、$148,231,772、この時点でサラリーキャップを上回っている。 その隣の項目は契約が部分保証のボヤンが解雇された場合のサラリーで、$131,198,922、金額としてはサラリーキャッ

        • 2024ドラフトの指名候補?

          ロスター構成今のロスターを見てもらうと、若い選手がほとんどおらず、来シーズン残っているのはデュースくらいである。 アチウワはRFAだが、アヌノビーの契約延長やハーテンスタインとの再契約が最優先となれば、再契約は難しい。 ローテ外のロスターを埋めている選手も20後半の選手で、本来ならローテに入っていなければいけないくらいの選手。 2way枠も活用できていない。(チェンゾと同い年& 同ポジションの選手が2wayとは?) こんな状況なので、そろそろ若手を補充するだろう。 シボド

        1stエプロンと2ndエプロンのハードキャップとその影響

          2024ドラフトの予習

          今のロスターとポジション 持ってる指名権 NYK1st DAL1st UTA2nd New York Knicks | Tankathon 1巡目の候補 ※候補は視察があった選手 Kevin McCullar (SF) [2022年にワークアウト] Ryan Dunn (SF) Jared McCain (PG) Stephon Castle (PG) Devin Carter (PG) D.J. Wagner (PG) Johnny Furphy

          2024ドラフトの予習

          シーズン前半の振り返りとTDLの予習

          シーズンのおよそ半分を消化したので、ここまでを振り返ります。 イーストのチームとの対戦成績ニックスは現在イースタン・カンファレンス7位につけている。イースタン・カンファレンスの4~8位は2ゲーム差の大混戦で、直接対決の成績も重要になってくる。また、キャブスやヒートはシクサーズと2ゲーム差なので、展開次第ではシクサーズも巻き込まれそうだ。 NBA Remaining Schedule Strength | Tankathon トレードの制限についてトレードできない選手 J

          シーズン前半の振り返りとTDLの予習

          オフの予習をやり直す

          書いて10日で没ネタになった記事は☝ トレードでOG・アヌノビーを獲得 サラリー合わせ R.J. Barrett $23,883,929 ↕ OG Anunoby $18,642,857 トレードエクセプション獲得 $5,241,072 Immanuel Quickley $4,171,548 ↓ Precious Achiuwa $4,379,527 Malachi Flynn $3,873,025 アヌノビーの契約延長 アヌノビーは来シーズンがPOの権利を持って

          オフの予習をやり直す

          2024オフの予習

          今回のテーマは今シーズンで契約が切れるハーテンスタインとクイックリーの2人を残せるかどうかという点です。 ※フォーニエはいなくなる前提で進めています。 ①2人に十分なサラリーを払う場合 TAXラインは$172,000,000 現在契約がある選手と1巡目選手(今の順位のサラリー)のサラリーの表になっている。 クイックリーが求める平均25M(100M/4y)で再契約、ハーテンスタインのアーリーバード権で提示できる最大額16.1Mで再契約するとTAXを超えてしまう。(こんなに

          2024オフの予習

          2024ドラフト視察

          指名権の詳細 スカウトの目撃情報があった試合のボックススコア Wisconsin vs. Providence Box Score (Men), November 14, 2023 | College Basketball at Sports-Reference.com 候補:Bryce Hopkins (SF), Garwey Dual(PG) Texas A&M vs. Southern Methodist Box Score (Men), November 14,

          2024ドラフト視察

          将来のドラフト視察

          Peach Jam: NBA scouts pack the gym for A.J. Dybantsa, Cooper Flagg and other top players (yahoo.com) Cooper Flagg A.J. Dybantsa Bryce James Mikel Brown Jr. JJ Mandaquit Khani Rooths Kur Teng (MSU) George Turkson (Texas A&M) Ian Ja

          将来のドラフト視察

          複数1巡目指名権を用いたオールスター選手トレードの動向

          2023-24ハーデン(34歳) Kenyon Martin Jr. Marcus Morris Sr. Nicolas Batum Robert Covington 2028 1st round pick (unprotected) 2029 1st round pick (PHI right to swap; top-3 protected) 2026 1st round pick (least favorable of HOU-LAC-OKC pick)

          複数1巡目指名権を用いたオールスター選手トレードの動向

          ここ数年の動きのまとめ

          過去3年間のロスターの変遷 シボドー Tom Thibodeau: Coaching Record, Awards | Basketball-Reference.com 2023-24シーズンで66歳になるシボドー。契約は4年目 Tom Thibodeau Contract, Salary Cap Details & Breakdowns | Spotrac 1年目:プレーオフ1回戦敗退 2年目:プレーイン圏外 3年目:プレーオフカンファレンスセミファイナル敗退 よ

          ここ数年の動きのまとめ

          2024年のドラフトに向けて

          2024年の指名権 本命不在? 2023のウェンバンヤマのような明確な1位タレントはいない。 class of 2023 には(ビッグ)ウイングのタレントが豊富? この学年のトップは Isaiah CollierやD.J. WagnerなどのPGだったが、今年のTOP10のうち半分がPG・コンボガード系統で、1巡目で指名されるガードが全体的に多かった。そのため、学年1位のタレントよりも大きいウイングの指名が人気だろうか?特にイグナイトの二人(Matas BuzelisとR

          2024年のドラフトに向けて

          ニックスのオフシーズンに向けて

          今シーズンの振り返りはほとんどしないです。。。。。。。 参考資料として記事を貼っておきます Offseason guides for every eliminated NBA team - ESPN New York Knicks 2023-24 Offseason Primer (hoopshype.com) サラリー表 契約的にあまり動きの無さそうな ブランソン ランドル バレット ミッチ ハーテンスタイン グライムス の話はしません。 ハート

          ニックスのオフシーズンに向けて

          Josh Hart をトレードで獲得したので

          今シーズンと来シーズンのサラリー表 追記:ボーナス分を考慮、指名権を対象外にして考えなおしました。 ハートがPO破棄して再契約する場合、今より高い額からスタートするのであれば、使える額は変わります。 タックスチームのMLEより若干良い額をオファーできるのがポイント DALは19位で仮定 ローズのTOを破棄しないと、タックスラインを越えてしまう。 タックスを超えない場合、10M程度のNT-MLEが使用可能 今シーズン、ニックスがプレーオフに出たら、ランドルにライクリーボ

          Josh Hart をトレードで獲得したので

          バレットとニックスが契約延長したので

          ドノバン・ミッチェルのトレードは彼がキャバリアーズに行くという結果になり、バレットの契約延長も決まりました。ニックスがルーキー契約を延長したのはチャーリー・ウォード以来(25年ぶり?)だそうで、その間のニックスのチーム状況はお察しの通りです。 来シーズンのチームサラリーは? ブランソンとの契約、ミッチェル・ロビンソンとバレットとの再契約により、2023-24シーズンのサラリーはかなり埋まっています。 ニックスとマブスの1巡目指名選手を加えると、順位次第ではタックスを超え

          バレットとニックスが契約延長したので