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アフターコロナのニュービジネス大全

働き方とライフスタイルが劇的に変わる中、世界ではアイデア溢れる新しいビジネスが生まれていた!

・読売テレビ「そこまで言って委員会NP」で紹介
・中田敦彦さんYouTube大学で紹介
・ひろゆきさん推薦


概要

世界でも稀な、変わることが苦手な民族、日本人。

わたし達がコロナ禍を "我慢" のふた文字で耐えてきた間、世界ではこの危機を「楽しもう」と、アフターコロナを見据えたアイデアフルなビジネスが続々と生まれてきました。

本著では「海外」×「若者」
それぞれの分野のプロフェッショナルな2人の著者が、世界15カ国で行われたきた先進実例をご紹介くださいます。

7つのパートに分かれた実例紹介


周回遅れとなってしまっている日本ですが、ゼロからのクリエイトは不得手でも、アレンジしたりより研ぎ澄まされた形に作り変えることは得意。
まだ、手遅れではありません。

この本は、日本人が自分たちの特質を生かし、従来の日本人以上になるラストチャンスを掴む方法を考えさせてくれる1冊です。

この本をおすすめしたい人

・個人や企業でお仕事を作っている方
・世界と日本との違いに興味がある方
・ "元通り" を待っている方


感想

これまでの人生で経験したことのない今を、日々、どんな気持ちで過ごしていますか?


「はやく元通りの日常に戻ってほしいなぁ」

そう考える人は多いと思います。


だけど、きっとコロナが収束して日常が戻ったとて、ほんとうの元通りには戻らないのだろう、という気もするのです。

だって、わたし達はもう、2年前のわたし達とはぜんぜん違うから。


贅沢の概念ひとつ取ってもそう。

本にも書かれているように、贅沢と聞いて大半の方が思い浮かべてきた「高額できらびやかな商品・サービス」が、今は「大切な人と過ごしたり、いっしょに何かを作ったり育てる時間」「パーソナライズ化された商品・サービス」にシフトしています。

日常が戻ったところで、わたし達にとっての大切なもの、お金を使っていきたいことは、もう以前とは違うのです。


そんな現代を生きるわたし達に、本著はこれからを生きるための新しい働き方・暮らし方の形を、世界各国の実例とともに提案してくれます。


テレワークにも安心な貸切宿など、すでに日本でも拡がりを見せている実例もあれば、テクノロジーやそれぞれの国の文化が生かされた新鮮な学びをくれる実例もあり、日本と各国との文化の違いを感じながら、単純に読み物としても楽しめます。


ただ、この本は

「へぇ、世界にはそういうビジネスもあるんだ〜」

だけで終わらせません。


実例とともに、「日本でビジネス展開するならどういう方法が考えられるか?」という問いにも、具体的なアプローチを与えてくれるのです。


わたし自身は今、クリエイターとして、離島に暮らしながら活動する身なのですが、

・地方に暮らしながら他の町とも交流すること
・物を作って販売をすること
・人口減少と向き合う離島でもできること
・この時代だからこそ楽しめる暮らしのこと

いろいろな目線で、日常にすぐにでも小さく取り入れられそうな引き出しを与えてもらいました。


おうちにいながら世界の今を知ることで、停滞して見えていた日常とも、新しい気持ちで向き合えるようになる1冊です。


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