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精神疾患当事者が双極性障害について語ります

たまに書く精神疾患当事者が精神疾患について語るコーナー「いつの間にコーナー化されてます」です

今回は双極性障害について語ります。うつ病はよく耳に聞きますが双極性障害は初めて聞いた人もいるかもしれません

双極性障害は簡単に説明しますと「その人の普段のテンションよりも」物凄くハイテンションな躁状態とうつ状態を交互に繰り返す脳の病気です。 
 
うつ病は世界に3億人居てるとされていて有名な病気ですが、双極性障害は元々躁うつ病とも呼ばれていたほど、似てるとされていた病気です。

実は!!双極性障害はうつ病に負けないほどかなり恐ろしい病気であることを今回は語ります。

それではご覧ください(*/ω\*)キャー!!

1.双極性障害とはなにか!?詳しく語ります

冒頭でも書いたように、双極性障害はその人の性格からは想像もできないようなハイテンション、おこりっぽさや散財をしてしまう躁状態と、

真逆のうつ状態を交互に繰り返す脳の病気です

具体的に躁状態とはどのような症状が出るのか解説していきます。

まずよくあげられるのが散財です。それも自分の支払い範囲とはかけ離れた散財です。

えば「起業するぜ!社長になる俺はこれがピッタリだぜとか言いながら後先考えずにタワマンやフェラーリ、ランボルギーニを数台も10数台」買ったりします。自己破産も当たり前に起きます。

さらに周りの人と喧嘩したり怒りっぽくなり言い合いもよく起こります。会社ですと基本的に上司だろうが社長だろうがヤクザだろうが誰とでも構わず喧嘩を売りに行くので
 
信頼関係や人間関係を著しく崩壊します。仕事も失うこともあります。
 
また、俺はスティーブ・ジョブズやイーロン・マスクを超える天才だ。とか自分がなんでも出来る天才と錯覚してしまいます。

その時に病院を進めても「この天才の俺に歯向かうなんて許さない!」とさらに暴言を言ったり喧嘩になる元になります。基本的に躁状態の時は病院に行きません。

何ヶ月~何年も続くと今度は一変してうつ病と同じ状態になります

あれだけ喧嘩してた人が一変して「消えてなくなりたい。死にたい自殺したい。死ななければならない」と自殺の方法を探して実行したりします。

大まかに双極性障害について解説してきました。次に進んだりします。

2.双極性障害はうつ病と同じように見えて実は違う病気!?について

双極性障害は元々躁うつ病と呼ばれていました。今でもメンクリの先生は双極性障害よりも躁うつ病と言えば通じる先生もいます。

このことからうつ病と同じ種類の病気と思われがちですが、実は双極性障害はうつ病よりも統合失調症にすごく似ているのです

例えるならカニはカニでもズワイガニとタラバガニの違いですΣ(゚д゚;)同じカニだったとしてもタラバガニはヤドカリの仲間だそうなのです

名前は似てますがうつ病も双極性障害も統合失調症も共通している話があります。

それは!!「ものすごく重たい病気で自殺率がすごくたかいことです。」

うつ病も双極性障害も統合失調症も共通していることで自殺する可能性が他の人、ましてや健常者と比べて格段に高いということです。

最後に双極性障害とかを聞いてだいたいの人が思うことに着いて本音を書きます

3.精神疾患持ちの人を甘えだ、気の持ちようなど言ってしまう人に対して言いたいこと  

この話になるとだいたい出てくるのは「私双極性障害なのです。」とか、診断書もらいました。双極性障害でしたと言うと必ず100%絶対出てくる言葉があります

「それは甘えだろ、気の持ちようだろ、他の人はあなたよりも苦労している人は多くいるetc……」

要するに自分も苦労してるのに精神疾患を使って現状から逃げてることにしか聞こえない、怠けているようにしか見えないことです

まえの記事でも書きましたが、精神疾患は糖尿病とかがんと違い、数値が悪いから、目に見えるから具合が悪いことでもありません。

特に双極性障害の場合躁状態で多くの人と人間関係ぶっ壊して散財して借金作ったのに次の日は死にたい自殺したいと言ってしまうほど落差は激しい病気です

ハイテンションで人間関係壊した挙句にいきなり死にたいというところを見てしまうと「こいつ何馬鹿なこと言ってるの?あれだけ借金して人間関係壊しておいて何を考えてるの?」となってしまいます

ここで精神疾患持ち当事者が他の99%近くいる健常者に伝えたいことがあります。

精神疾患は甘えでも気の持ちようでも現状や現実から逃げてる訳でもありません。現実や現状から逃げられなかった人、甘えられなかった人がなります。

想像してみてください、毎日のパワハラモラハラで暴言吐かれて長時間労働してる中で「あれっ?なにか疲れてるな?寝てもスッキリしないな」とか思っていることもあります

その中で診断書貰うとうつ病や双極性障害と診断された場合、1度寛解「生活できる範囲まで楽になる」しても再発率は70%を超えて

治るのに1年以上かかるのもざらにあります。しかし周りからは辛さが分からず「現実から逃げるのでしょ?甘えるな」など言われます。

何が言いたいかというと、文句を言うなら1度なってから言えということです。辛さをわかった上で初めて文句を言えます。外野からは野次を飛ばすことは論外なのです

まとめ
 
うつ病のことは何度も語ったり最近好評する人も多いのですが、双極性障害はなかなか知らない人も多いです

いつもよりもハイテンションである躁状態とうつ状態を交互に繰り返す、薬を飲まないと短期間に交代するようになります。

双極性障害叱り精神疾患は気の持ちようとか甘えだとか言われますが、結局はなったことある人じゃないと分からない苦しみなのです

もちろん自殺する可能性も高い病気で治るのも遅く何年もかかる、当たり前にできていたことができなくなることもかなり多くなります。

知るきっかけとなれば嬉しいです






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