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気がつけば30年

こんばんは。タップダンサー・振付家のおどるなつこです。
タップダンスと出会ってから、今年で30年になります!

ルーツは何か?

タップダンスに出会って1年半後には所属したチームが解散し、独学の身となりました。その後、NYにも2ヶ月ほど勉強に行きましたが、なにぶん下手すぎて、たった2ヶ月で何が学べたのか。それでもビデオでしか出会えなかったタップダンスを生で感じられたことは大きな収穫でした。
その後の28年間は、独学の道を歩んできました。

独学の道を進めてくれたのはタップマスターたちの言葉です。
「Talk !」
タップダンスは会話。言葉。コミュニケーション。
ブラックのルーツのない私には、このことが手掛かりとなって、独学タップダンスの探究に背中を押されました。私のルーツは何か?私の言葉は?

未だ試行錯誤中

一つの階段に30年。そこからやっと自分の表現が生まれていくと言います。
未だ音についても身体についても試行錯誤中です。
会得したかと思うと飜る。
重心ですら、迷いが出る。
この夏でやっと30年、迷いはなくなるのでしょうか?

私のみたいもの

私がみたいものは物語です。
共通の言葉を持たない人とも共有できる物語。未来の景色。
あしおとから物語を感じることができるのか?
他の人とそれを共有できるのか?
私には人間の先生はいませんでした。だから修行とはいえないかもしれません。
30年の独学の末に、修行の階段を登れたのでしょうか。それともまがいもののまま30年をすごしたのでしょうか。
それは、この先で身にしみてくることなんだろうなと思います。

兎にも角にも、踊れる日々に感謝です!

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