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認知を観察して修正してみる日記

こんにちは。日差しの強い秋晴れが続きますね。とはいえ、朝と夜は冷えてきています。お元気でお過ごしでしょうか?

回踏太陽・タップダンサー・振付家・NPOあしおとでつながろうプロジェクト代表のおどるなつこです。肩書き多いですね〜。もっと増やすと、非電化天然生活者・白湯ら〜・DIY女子・古材LOVE・焚き火ライフ・足踏みミシンユーザー・野草食など、割といろいろ名乗れます(笑)。

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今週の出来事

しかし。今週は上記の肩書きではなく、ほぼ、助成金申請の計画を立てたり文言を考えたりと、欅の古材に寝そべってパソコンを見つめていました。寝そべっていたのは、ちゃぶ台でパソコン仕事をしていたらぎっくり腰になってしまったためです。さらに生理痛もひどく、鬱の変動も激しく、なんとなく踏んだり蹴ったりでしたが、欅のすべすべに助けられやっと金曜日の日が暮れました。夕闇の薄淡い空さえ眩しかった。とにかく助成申請終えたので、今週を乗り越えたことにしてしまおうと思います!

その最中に、彼岸花をテーマにしたこちらの作品へさまざまなご感想をいただいて、とても支えられました。
今、なんとなく寂しかったり空虚な気持ちになられている方もいらして、それは、個人の問題というより、時代の空気を吸ってしまっているのかもしれないとも思いました。

私自身も葛藤の続く日々に唯一集中できるのが稽古時間という中、もろもろうつし出された作品だったので、ご覧くださった方の近況なども励みになりました。よかったらぜひご覧ください!

まあそんな今週でしたが、私は認知行動療法、というものに出会いました。
これは、精神科ですすめられている「認知の歪みに自ら気づいて修正してみよう!」というもので、なんとなく(今年の自分はどうも思考が偏っているかもしれない、自覚したい)と感じていたところ。

私は精神科にかかったことはないのですが、今、診察を受けてみたいなあと思っているお医者さんの予約はいっぱいで取れないため、一人でトライして観察してみることにしました。

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歪んだ認知を修正する

==ある日の認知行動療法例==
<出来事>
買い物に行ったが必要なものが売っていなかった
<頭に自然と思い浮かんだ考え(自動思考)>
時間を無駄にした あると思いこんで買いにきたなんて無能すぎる
<感情>
腹がたった 悲しかった 

<新しい考え方>
まあ天気も良かったしサイクリングだと思えば良いか
<解決プラン>
品番などわかっているものはやはりネットで買おう
<感情>
少しがっかり

こういうことね、普段は普通にしていると思います。
ただ、どうにも落ち込みの激しい時には、こんな小さなことが引き金となって、ネガティブな言葉が頭の中をめぐってしまう。......無能だ無能だ時間を無駄にした......そうやってグルグルと無駄な思考に振り回される前に、文字にして客観的に眺めることで、”あららこんなことでずいぶん私歪んでいるよ”と気づくことができるのです。

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ちなみにコンビニ生まれのこの猫は「ビニールに包まれた”でんぷん質”」を美味しいものと認識しています。幼少期に来店客にもらっていたのでしょう。パン・お米・小麦粉・なんでも大喜び。懐中汁粉にまで歯形が付いてます。これも認知の歪みかにゃー。

心の動きや思考を観察する方法

私は2005年から15年ほど続けていたブログがあリ、毎晩その日に感じたことを文章にしていました。おそらくそこで多少の心の修正をしながら、単身子育て期を乗り切ってきたのではないかと思います。公開する文章にする時には、勢いで書いた後に必ず、関わった他の人の立場から読み返したりしますね。その過程で、あの時ちょっと腹が立ったけどそういう状況だったんならしかたないよね、など、日ごとに修正が効いていたのでしょう。

おどるなつこサイトをリニュアルするとともにブログも移し、こちらは生活ではなく、私が心から没頭できる踊る仕事から感じたことの記事中心にシフトしています。

公開しないで一人で生活の日記をつけて思考を深めていけばいい話なのですが、私個人の特性か、職業柄か、これがね、一人で何かをすることがほぼ続かないのです。何があっても「みてみて!」と言いたい(笑)。
一人で好きに突っ走って見えるようですが、必ず振り返って「みてみて!どうかな?一緒にやらない?」っていうのがセットだったんですね。誰かに見てもらえる可能性のないことには時間を使えない。
なので、今回の認知行動療法についても、ここで公開しながら、続けてみようかなーと思っているところです。よかったらご一緒に!

思えば、単身子育てを乗り切れたのも、近所の子育て仲間や踊りで関わる人々の目があって、ブログを読んでくれている各地の表現者仲間や、どなたかわからない500人ぐらいの読者があって、そういうたくさんの目に支えられてなんとかやって来れたと思うのです。

まあ、そんな性質ゆえか、2020年以降1年半にわたるコロナ緊急事態宣言によるパフォーマンス&交流仕事の剥奪(これも認知の歪みなんだろうか...)が、私には結構こたえてしまっていた。
まずこの現状を受け入れること。
そして歪んでいるかどうか自分ではわかりにくい、認知というものを可視化して客観視してみようと思います。

このように心の動きを追ってみることって、作品づくりの中ではしてきたことです。でも、自分に対して、足りてなかったんだなあ...一からやり直しだあ...と思っています。アートって自分を掘ることなのに!

あしプロで関わっている障害があると言われている若者たちは、心のままにいて楽しむということにどんな威力があるか、ちゃんと具現化しています。
いつも力をくれてありがとう!

ということで、最後までお読みくださりありがとうございました。

何か、今、自分の心の状態が危ういなあ、という方もいらっしゃるかと思います。きっと、時代の空気を吸ってしまっているせいです(笑)。
一歩一歩、なんとかやり過ごしていきましょう〜!

コメントや、映像作品へのご感想など、とても励みになります。
応援いただけたら嬉しいです!
良い週末をお過ごしください。









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