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兎にも角にも卒業おめでとう

こんばんは。タップダンサー・振付家のおどるなつこです。
今日は娘の大学の卒業式でした。コロナで3年間通学なしでしたので、通学したのは1年次のみ。大学生活を楽しんだとは全く言えず、自宅で私といた時間のほうが長いのですが、兎にも角にもおめでとう。

着物は着もん

小さな頃から和装の好きな娘は、浴衣はもちろん自分で着れますし、小学校の卒業式も袴姿でした。ある時小学校で「着物で学校に来てもいいですか」と先生に尋ねたところ「華美な服装で登校するのはやめましょう」と言われて憤慨して帰ってきました。彼女には日常着だったのです。

日常を着物で過ごしていた私の祖母が「着物は着もん、着るもん、って意味なんだよ。お着物って置物じゃあないんだよ。ただ着ればいいの。」と言っていたのですが、残念なことに私は娘時代に着物を着る機会はありませんでした。
ただ、娘が着物好きだったことから、私も日常着として身体が楽だと感じる着物を着るようになり、お出かけの作法は持ち合わせていないので外出着にはしないのですが、防寒性も優れている古着物は暖房のない我が家には必需品です。

YouTubeで袴の着付けを見て覚え、メルカリで袴を調達し、知人から譲られた古い着物と合わせます。古い着物は品がよく、軽くて着心地も良さそう。

若者は成長する

羨ましいなあと思うのは、どんな環境にあっても、見守る目さえあれば若者は成長するということです。
NPOあしおとでつながろうプロジェクトのメッセンジャーたちは娘より少し年上ですが、ほぼ同世代の仲間として共に育ちあっています。
周りの大人は、余計な価値観を押し付けずに、安心して力を出せる環境だけ作り見守っていけばいい。

一緒に活動しているあしプロメッセンジャーじぬっちの成長は、もちろん娘にも大きな影響を与えています。誰かの成長は、他の誰かに影響を与え、優しさと共に勇気が伝播していくのですね。

大人は成長しない?

苦しいことに、私自身はなかなか成長しない。もっと新しい私が見たいのに、地を這うような毎日が続く。地を這うようなペースにも慣れてしまって、苦しいまま落ち着いている私がいる。毎日少しだけ、無茶をしてみる。無理はしないけれど、無茶はいい気がする。

周りの若者が成長するためには、周りの大人がいつまでも無茶していたらいいのではないかと思います。これが正しい、こうすればいい、なんて答えはいらない。それよりも、あの人馬鹿だなーと思われるくらいが、程よいような気がします。

地を這うように、ゆっくりと無茶を続けよう!
春到来。
皆様も楽しい日々をお送りください。





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