Chisato Miura

名古屋在住の若手インド舞踊家です。基本的には、オンラインレッスンのレポートを参加者の方…

Chisato Miura

名古屋在住の若手インド舞踊家です。基本的には、オンラインレッスンのレポートを参加者の方と共有するために利用させて頂いています。 ◆インド舞踊トリダーラのWebsite→https://chisatodissi.wixsite.com/tridhara

最近の記事

8/23インド舞踊エクササイズレッスンレポート10~11時

座学:なぜ、ガネーシャは象の頭部と持つことになったのか 神話には様々な説があるのがつきものですが、可愛らしく分かりやすいアニメを見つけましたのでシェアしますね。♪↓↓ https://youtu.be/g5E8dVk4XGM 内容: ●Bhumi pranam-母なる大地へのご挨拶 ●エクササイズ ●ガネーシャ神を表現する動き ①大きな耳を動かす様子(パタカ) ②耳と鼻を表現して、鼻を動かす様子(パタカ+シムハムカ)③折れた牙を持つ手(カピッタ) ●バイタ×1

    • 8/9(日)インド舞踊エクササイズ10~11時レッスンレポート

      座学:アサンジュッタハスタムドラー ●パタカ~シカラまでの10種類 1- パタカ:親指は折り曲げて沿わせ、他の四本指先は閉じて、まっすぐ伸ばす。 2- トゥリパタカ:パタカから、薬指を折り曲げる。 3- アルダパタカ:トゥリパタカから、小指を折り曲げる。 ※4- カルタリームカ:アルダパタカから、中指を前に倒す。 5- マユーラ:親指と薬指の先を合わせて、他の指は揃えて伸ばす。 6- アルダチャンドラ:パタカから、親指を外側に伸ばす。 7- ※アラーラ:パタカ

      • 8/8 11~12時 インド舞踊エクササイズ・レッスンレポート

        座学:「アサンジュッタハスタムドラー」片手のムドラー28種類 とても分かりやすい解説の動画がありました♪ インド舞踊の手話表現、ハンドジェスチャーです。 https://youtu.be/Y_vUCoufnws 内容 1- エクササイズ 2- 手の動き、マユーラムドラーを使った孔雀のダンス  ●手首をシェイクさせながら、羽を広げる動き  ●つま先のステップで、鳥の歩き方を表現 3- バイタ×100回  気を付けること:①背筋は出来るだけまっすぐに ②膝は外に開い

        • 6/24(水)インド舞踊エクササイズ夜レッスンレポート

          座学: 「サンジュッタ・ハスタ・ムドラー」23種類、内8種類のみ アンジャリ、カポタ、カルカータ、スワスティカ、ドーラハスタ、プシュパプタ、ウトサンガ、シヴァリンガ 「インド舞踊との出会い」 私のインド舞踊との出会いは、2010年に名古屋の西文化小劇場で行われたグルガジェンドラクマールパンダの来日公演です。こちらで初めて生のインド舞踊を見ました。 翌日に小さなダンスワークショップが開催されました。インドのプロ舞踊家から直接教えて頂けるということで、これは大変貴重な機会だと思

        8/23インド舞踊エクササイズレッスンレポート10~11時

          6/20(土)インド舞踊エクササイズ・朝レッスン10~11時

          座学:ムドラー インド舞踊の世界では、心の内側を「手」を通して外側に表現することを「ムドラー」と呼んでいます。インドパフォーミングアーツ最古の教典「Natya shastra」では、ムドラーの重要性を以下のように述べています。 Yato hastastato drishtihi 手があるところへ 目が向かい Yato drishtitato manaha 目があるところへ 心が向かい Yato manastato bhavaha 心があるところへ バーヴァが起こり Y

          6/20(土)インド舞踊エクササイズ・朝レッスン10~11時

          6/10 インド舞踊エクササイズ・レッスンレポート 19-20時

          座学:オディッシーダンスとは 東インド、オディシャ州発祥の古典舞踊です。紀元前1世紀頃には、この踊りの元となったと見られる舞踊ポーズとその楽団の様子が洞窟に掘られています。紀元後12世紀頃、主に、聖地プリーのジャガンナート寺院内でマハリと呼ばれる巫女たちの神への奉仕として踊られてきましたが、イギリス統治後、衰退の危機を迎えます。その後出現した、寺院の外で踊るゴティプアやアカダピラ(女装した少年たち)勢たちにより、この踊りが守られてきました。 ​ マハリ、アカダピラ、そして昔

          6/10 インド舞踊エクササイズ・レッスンレポート 19-20時

          6/6インド舞踊エクササイズ・朝レッスンレポート10~11時

          座学:「ハスタムドラー」 ●アサンジュッタ・ハスタ・ムドラー→片手のムドラー-28種類 ●サンジュッタ・ハスタ・ムドラー→両手のムドラー→23種類(今日は前半をやりました) サンスクリット語では、「ア」を頭につけると逆の意味になります。 両手→片手 内容 1-ブーミプラナーム 2-エクササイズ(つま先タッチ、下半身、上半身) 3-スンダリ(首を左右に動かす) 4-ジャガンナートのポーズ 5-ジャガンナートのポーズで目の練習 6-バイタ×100回(休憩兼ウォーキング150歩)

          6/6インド舞踊エクササイズ・朝レッスンレポート10~11時

          5/30朝レッスンのレポート10~11時

          座学:「グルジ」について 今年は、私がインド舞踊の師匠=グルジ、ガジェンドラパンダ先生と出会って10周年になります。グルジとの出会いは、名古屋公演の舞台を見に行ったことでした。インド舞踊を見るのは初めてで、インドの神話や言葉、文化についても全然知りませんでした。翌日、ワークショップに参加できる機会があり、最後に、グルジに質問することができました。 「世界にはたくさんのダンスがありますが、なぜ、貴方はこの古典舞踊オディッシーダンスを選び、踊られているのですか?」 と聞くと、

          5/30朝レッスンのレポート10~11時

          5/27インド舞踊エクササイズ・夜レッスンレポート

          座学:アサンジュッタ・ハスタ・ムドラー③(片手のムドラー) “心の内側を手を使って外側に表現すること”を「ムドラー(Mudra)」と言います。インド舞踊のハンド・ジェスチャー表現を、夜レッスンで三回に分けて紹介してきました。インド舞踊の教典「アビナヤ・ダルパナ」<著:Nandikeshwar>によると、アサンジュッタ・ハスタ・ムドラーは片手のムドラーで全28種類あります。 内容 ●ブーミプラナーム ●呼吸と動きを付けた下半身のエクササイズ ●上半身のエクササイズ ●スンダ

          5/27インド舞踊エクササイズ・夜レッスンレポート

          5/24(日)インド舞踊エクササイズ・朝レッスン10~11時

          座学:ガネーシャ Om Gam Ganapataye Namaha Om-宇宙の聖音 Gam-ガネーシャのエネルギーの音 Ganapataye-ガネーシャの別名 Namaha-帰依します このガネーシャをお祈りするマントラは、何か新しいことを始める時や、一日の始まりによく唱えられ、障害やネガティブさ、恐れを取り除くのに役立ちます。また、富や運をもたらし、物事を成功に導くと言われています。ガネーシャは智慧を司る神で、あらゆる儀式の中で一番初めに祈られます。ガネーシャは、象の頭

          5/24(日)インド舞踊エクササイズ・朝レッスン10~11時

          5/20(水)19-20時・夜レッスンのレポート

          座学:ビンディー ビンディーは、「点」を表すビンドゥーという語源から来ているそうです。シール状の色々な大きさ、材質、色のものが販売されており、ヒンドゥー教の女性が張っていることが多いです。おしゃれの一環として気軽に付けられています。耳にイヤリング、首にネックレス、腕に腕輪を付けるのは、それぞれ体のパーツをより美しく見せるためですよね。眉間には、智慧や集中力、真実を見通す力を司る第三の目、松果体、があります。これは体のどのパーツにも劣らない、大変素晴らしい器官です。インドでは

          5/20(水)19-20時・夜レッスンのレポート

          インド舞踊エクササイズ 5/17(日)朝レッスンのレポート 10~11時

          座学:インド古典舞踊 インドには数えきれないほどのダンスフォームが存在し、今日も発展を続けています。ですが、無数にあるダンスフォームは、パフォーミングアーツ最古の教典「Natya Shastra」(著・聖者Bharat Muni)によると2種類に分けることが出来ます。「Margi」という所謂、古典舞踊と、「Desi」というフォークダンスやトライバルダンスです。Desiが自然界の動物や植物、あらゆる自然現象をルーツとするのに対して、Margiは教典をフォローします。教典には心

          インド舞踊エクササイズ 5/17(日)朝レッスンのレポート 10~11時