見出し画像

【ダイエット】水について

人間の身体を構成する成分はおおよそ60%は水分です。
次いで、たんぱく質が16%、脂質が15%を占め、カルシウムなどのミネラルは6%ほどあります。

パーソナルジムに通っている方でよくトレーナーから「最近、水飲めていますか?」聞かれることはありませんか?

でもなぜ水を3リットル、2リットル飲まないといけないのでしょうか?

今回は水についての役割からその重要性について解説をしていきます。
是非最後までご覧ください。


【水の役割とその重要性について】

先程も述べた通り人間の身体を構成する成分はおおよそ60%は水分です。

水分の含有量率は、年齢を重ねるごとに減少していき、新生児は体重の約80%、乳児は約70%、1歳〜成人は55〜65%、高齢者は約50%といわれています。
ただし、脂肪組織は水分の割合が少ないため、男性よりも脂肪が多い傾向にある女性の方が、体内の水分割合は低くなります。(男性60%に対して女性は52〜55%)

水は、体を構成する成分の中で最も多い割合を占めています。血液をはじめ、皮膚や筋肉、臓器、骨などあらゆる部分に分布しています。
食事や飲料として体内に摂取されるほか、栄養素の代謝過程でエネルギーを発するときにも使われます。減量中で、体脂肪を燃やしていきたい時は積極的な水の摂取(男性は3リットル、女性は2リットル)をオススメします。

一方、体内の水は、尿や便、呼吸、汗となって排出されます。体内の水分は、発汗が多いと尿量が減り、水分を大量にとると尿量が増加して、常に一定に保たれるように調節されます。

その他、水は栄養素の運搬や体温の維持などの役割を持ちます。細胞内液や血液、リンパ液などの成分として、栄養素などの多くの物質を全身に運ぶために欠かせません。比熱(物質1gの温度を上げるのに必要な熱量)が大きく、外気温の影響を受けにくいため、体温の保持に役立っています。体表に存在する水分は、皮膚の乾燥を防ぐ働きをしています。


【水分不足について】


喉がかわくのは水不足のシグナルです。
体重の1%の水分が失われると、喉がかわき、不足を補う仕組みが働きます。
また、極度の発汗、下痢、嘔吐、出血などで水分が失われると、頭痛や食欲不振、脱力感などの脱水症状がおこります。
水分が体重の10%ほど失われると、筋肉痙攣や意識の混乱をおこし腎機能が失われ、20%以上では生命に関わってきます。

そして水分以外にも身体を構成する成分の割合は小さいですが、皮膚は主にたんぱく質、粘膜はカロテン、骨はカルシウムなど、さまざまな栄養で構成され、機能して健康な身体を維持しています。
水分をはじめ、そうした栄養素が欠乏状態になると、体調が崩れ、さまざまな症状があらわれます。それらの栄養素が不足してしまうと起こる症状をまとめました。




【水分と体脂肪率の関係について】


始めに人間の身体を構成する成分はおおよそ60%は水分と述べました。
この人体の半分以上が水分でできていることを利用しているのが、体脂肪測定器です。最近では、体脂肪率も測定できる家庭用の体重計は珍しくなくなりましたが、機能性はさらに高まり、身長、年齢、性別などのデータを入力すると、肥満度をみるBMI、筋肉量、基礎代謝量などが測定できるのもあります。


体脂肪率は、身体に微量の電流を流すことで測定します。筋肉な水分を多く含んでいるため電気が流れやすいのですが、アブラである脂肪は水分をほとんど含んでいないため電気を通しません。その性質を利用して、電気抵抗の強弱によって体脂肪がわかるという仕組みです。

このような体脂肪率の計測方法をインピーダンス法といいますが、体内の水分量は1日の中でも変化しやすいため、例えば、「お酒を飲んだ後や運動後など、体内が脱水状態になっていると体脂肪率が高くなりやすい」「脚が浮腫んでいる夕方に測ると低く出ることがある」など、測定時の身体の状態でバラツキが出ることがあります。

また体重計のように両足を乗せて測定するものの他に、両手を握って測定する機器もあります。両手で握るタイプは、電流が上半身を流れているため、体重計タイプと数値が異なる場合がありますので、どちらかに固定しないと混乱をまねいてしまいます。

こうした問題を解決する方法としては起床後や就寝前など、測定する時間帯を決めることがあります。そうすることで、測定時の身体の状態をほぼ同じにすることができ、何日か測定した平均値を求めれば、かなり正確な数値を導き出すことが可能になります。

ちなみに現在、肥満の判定は身長と体重から計算されるBMIという数値で行われています。これはBody Mass Index(肥満指数)の略で、「体重(kg)÷身長(m)の二乗」で計算され、標準身長体重表よりも信頼性が高いと言われています。


以上いかがでしたでしたか?

今回は「水分とその役割の重要性」についてnoteにまとめました。この記事が少しでも参考になった方は是非いいねをお願いします。 ではまた次回お楽しみ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?