コンサルに入って最初のプロジェクトでの学び
こんにちは、おでんです。
今回は、30歳でメーカーからコンサルに転職した私が、最初のプロジェクトを終えての学びについて、自身の備忘録も兼ねて書いていきます。これからコンサルへの就職・転職を考えている方の参考になれば幸いです。
最初のプロジェクトでの学び
さっさと人に頼った方がいい
自分で抱え込まずに人に頼る、これは仕事を進めていく上で非常に重要なことです。ですが、実際に人に頼るのは意外と難しいものです。理由としては、人に時間を使わせるのが申し訳ないと思うこと、こんなことも知らないのかと思われるのが嫌だ、ということがあります。私と同じように、人に頼るのをためらってしまう、という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。リモートで仕事をしている場合、相手が不快な思いをせず、伝わりやすい文章を考える必要があるため、なおさら人に頼るハードルは上がってしまいます。
一方で、人に頼る前に自分でもしっかりと調べる必要があります。調べればすぐに分かることを聞いていると、何も考えず質問してくる奴だと思われてしまうからです。
ここで悩ましいのが、お手上げだと判断し、人に頼るラインの見極めです。すぐに頼るのは考えてないと思われてしまうし、かといって自分ひとりで解決できるとも思えない、といった感じで相談するタイミングを悩んでしまいます。自分で頑張ってみてダメなら頼ってみよう、と思っているうちに時間が経ち、進んでいないタスクの相談がしづらくなる…というパターンはありがちですよね。私もプロジェクトの中で相談をためらうことが何度もありました。ですが私の経験上、思い切って頼ってみるとあっさりと解決した、ということが大半です。もっと早く相談しておけばよかった、と後悔したことも何度もありました。
したがって、迷ったらすぐに相談するなりして人に頼るのがベストなのですが、分かっていても声をかけたりチャットしたりするのをためらってしまいますよね。私自身、克服方法を模索中ですが、やはり上司との良好な関係作りが大事だなと思っています。頻繁に話しかけたり、プライベートの話をしてみたりといった感じで、話しかけやすい環境を最初の段階で構築するように意識しています。他に何かオススメの解決方法があればコメントしていただけると嬉しいです。
プラスアルファの価値を考える
指示されたタスクをこなすだけでなく、プラスアルファで考えられることを提案する。これは実際にプロジェクトの上司からのフィードバックで指摘されたことです。例えば、新たに導入するシステムについての調査を依頼された時、その機能だけを伝えるのではなく、クライアントに訴求できる機能やユースケースもセットで提案する、といったイメージです。そんなの当たり前だろ、と思うかもしれませんが、慣れないタスクを大量にこなさないといけない状況でプラスアルファのことまで考えるというのはなかなか難しいと感じました。
私も自分なりにプラスアルファを考えて報告してはいたのですが、「それだけだとコンサルとしての価値は弱い」と一蹴されることが何度かありました。これは、目の前のタスクに夢中になり、クライアントへの価値という視点が欠如していたためだと反省しています。これまではメーカー勤務ということもあり、どちらかというと「お客様」の立場だったので、ここは意識を変えていく必要があるなと感じました。常にクライアントを主語にして考えるということを繰り返すことで、自身が出せる価値を高めていきたいと思います。
さいごに
最近読んでよかった本
さいごに、最近読んでよかった本の紹介をします。
「頭のいい人が話す前に考えていること」という本です。この本は、頭のよさとは?といった内容や、なぜ頭のいい人の話は分かりやすいのか?といった内容について解説しており、「頭のいい人」になるためのヒントがちりばめられています。「青の服と白の服のどっちがいい?」という問いにどう答えるか?という章があるのですが、個人的にはここが好きでした。
最近出たばかりですが、かなり売れている本なので、気になった方はぜひ読んでみて下さい。
以上、コンサルに入って最初のプロジェクトを終えての学びについてお話していきました。
割と初歩的なことだなと思われた方もいるかもしれませんが、見栄を張っても仕方ないので素直に感じたことを書かせてもらいました。この記事が誰かの参考になれば嬉しく思います。
引き続きコンサルに転職して感じたことや共有したいことを記事にしていこうと思っていますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
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最後までご覧いただきありがとうございました!
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