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旬の食材:鰻(うなぎ)

皆さん、こんにちは。 

株式会社ワールド・ヘリテイジのメルマガ編集者です♪
奈良・大阪・京都のおでかけ情報をお伝えしています!

今回はおでかけしたくなる情報…ということで、食材編です。

そろそろ土用の丑の日…といえばおいしくて高級なアレですよね…
というわけで、今回のテーマは「鰻」です。


なぜ土用の丑の日に鰻を食べるのか 

本

どうして土用の丑の日に鰻を食べるのか、
いつから日本人は土用の丑の日に鰻を食べるのか…

皆さま、考えたことはありますか? 
諸説ありますが、江戸時代に、エレキテルで有名な平賀源内が考案したといわれています。 

実は、天然の鰻は冬眠に備えて栄養を蓄えるので冬が旬です。ですから、夏の鰻は冬に比べると味が落ち、あまり売れませんでした。
困ったうなぎ屋がなんとか夏に鰻を売るべく、平賀源内に相談したところ、
店舗に「本日土用の丑の日」と書いた張り紙をするように言ったそうです。

栄養分たっぷりの鰻は、夏バテにピッタリなことに加え、
当時もともと「土用の丑の日に”う”の付く食べ物を食べると病気にならない」という迷信があったようで、見事大ヒット!
全国に「土用の丑の日の鰻」が広まり、定着し、そして現在に至る…というのが有名な説です。

ちなみに、土用の丑の日に、”鰻”以外の食べものも全国にはあるようで、
・梅干し…食欲不振やのどの渇きの解消、熱を取るなどの作用
・うどん…温かいうどんは米よりも消化が早いため、消化力が落ちていても食べやすい
など…”う”から始まる食べものがそろっています。

「土用の丑の日」とは何なのか
実は、土用の丑の日は、一年を通して存在します。

「土用」
中国の考え方「五行」の「木火土金水」を四季に当てはめると、
木…春 火…夏 金…秋 水…冬 土…立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間となるようです。土用とは、おおよそ季節が変わる期間あたりです。

「丑の日」
丑の日の”丑”ですが、十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の丑です。

つまり、土用の丑の日は、季節が変わる前(18日間)の2日目、または14日目ということです。
ちなみに、2日目のことを「一の丑」、14日目のことを「二の丑」というようです。

「薬膳」としての 鰻 

薬膳(漢方)

胃腸を潤す作用があるとされます。(滋陰)
滋養が高く、食欲回復や疲労回復の作用があるとされます。食欲がない・体力が低下しているときにおススメです。(補気)
血液の巡りを良くし、膝関節や四肢の筋肉の痛みを改善する作用があるとされます。(補血)

 栄養 

・「ビタミンB1」
糖質の代謝を良くする働きがあり、エネルギー代謝にが良くなるため、疲労回復の作用があるとされています。

・「ビタミンA」
目の粘膜を守ってドライアイを防ぐ作用があるとされています。
※ただし、ビタミンAは摂取しすぎると中毒症状がおこります。摂取しすぎにはご注意を!

・「ビタミンE」
細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があるとされます。 


◆鰻が食べたくなった方はコチラ♪◆

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