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「最高のマネージャー」の仕事

こんにちわ、組織の箱(ODBOX)です。

今回は大人気シリーズ(独断と偏見w)
マネージャーについての記事、第2弾です。


第1弾はコチラより
「最高のマネージャー」の条件
(https://note.com/odbox/n/ndf256094e80e)


人を活かす能力を持った人が組織にいれば、
幸せになる人も倍々ゲームで増える!


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今回はマネージャーのことについてですが、
組織を成長させるためのマネジメントスキルが変化していることは
前回の記事でもお話をしました。

★昔
管理、評価、監督、賞罰

★現代

「コミュニケーション・信頼・尊重(敬意)・フィードバック」

そこで今回考えてほしいのがマネージャーの役割です。
会社によってはマネージャーとリーダーの役割が明確になってなかったり、
そもそも同意義とみなしている会社も多いのではないでしょうか。

ただ、本来はマネージャーとリーダーのそれぞれの役割は
違うものになるので詳しく見ていきましょう!

マネージャーとリーダー

マネージャーとリーダーの役割は似て非になるものです。
野球チームに例えるなら、
マネージャーは監督、リーダーはキャプテンと位置付けると
わかりやすいかもしれません。

マネージャーの役割
メンバーの成長・チームとしての結果・チーム構成の采配など
リーダーの役割
お手本・メンバーのモチベーション・開拓など各々役割があります。

ただ、それぞれの役割が関連し
相互作用で重なっている部分も多いため、
職能的には同一視されることがあります。


そこで、マネージャーとリーダーの役割を分けた上で
マネージャーのクリティカルな役割は何になるのでしょうか?

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Main tasks of a manager(主な仕事)


マネージャー仕事や姿勢はチームの結果に大きな影響を与え
主な仕事には5つミッション(役割)、3つのスタンス(あり方)があると考えています。

【5Mission】
・目標達成の戦略
・チームとしての成果
・人の成長
・組織の成長
・最適化

【3Stance】
・真摯さ
・公正性(平等)
・信頼さ


そんな中、まずマネージャーの皆様に
最初にやってもらいたいのがこの2点です。

①組織としてのVision及び目標の明確化
②メンバーのVisionの抽出

結論として、社員のニーズと会社のニーズの紐づけが上手くできた際に
何が起きるか?というと
社員の自律性(オートノミー)が爆上がりし、
社員が自分の為にがんばればがんばるほど、
会社のGOALも勝手に達成してしまうという
一石二鳥的なことが起きます。


一選手が年俸UPがゴールで
チームはシーズン優勝がゴールだとします。

選手の視点から見ると、優秀な選手になればいい訳です。
その為にバッティング・守備の練習をしパフォーマンスを上げ
メンタル面でも強さを上げればチームとしても貴重な人財になります。

チームの視点では、選手一人一人のパフォーマンスが上がり
チームワークが高まれば必然的に優勝は近づきます。

仕組み的には簡単ですが、
これを行っているとお伺いしたことは少ないかもしれません。

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マネージャーのスタンス

「マネージャーのスタンス」の理想像としては
昔の恩師がわかりやすいと思います。

なんとなくですが、タレントさんや本などで
よく見る恩師のエピソードって厳しい方ってイメージがありませんか?

めっちゃ厳しくて不正もしくは怠けるとすごく怒られる。
ただ真剣に相談したときには一緒に真剣になって考え、
親身になってくれる。
仲良くはなったけど、厳しさは変わらないw
ある意味、優秀なマネージャー像
近しいものがあるのではないでしょうか。

【理想の教師像】
彼らは生徒のことを真剣に考え生徒の幸せを願っています。
自分の役割を認識した上で
どうすれば生徒の役に立てるかを考えています。
将来的に生徒の為にならないことに対しては真剣に叱ります。
相手を理解することに労力を惜しみません。
彼らは時に不器用で、気難しいイメージを持たれます。
彼らは生徒を一個人として尊重し、馬鹿にしたり下に見ることは恥ずべき行為ということを知っています。
※あくまで組織の箱の印象です。怖いけど最高w


実はこのような人物が上司だと
部下や周りの人が爆発的に成長しやすいという事実があり、
明治安田生命さんが行っている
理想の上司ランキングでは下記の結果が出ています。

1位:人柄が信頼できる 62%
2位:リーダーシップがある 49%
3位:指示が分かりやすい 48%
4位:決断力がある・仕事に対する責任感がある 47%
5位:知識や経験が豊富 46%

特筆すべきは人柄が信頼できるがダントツの1位ということです。

そして信頼できる条件の一つとして、
「仕事や成果に真剣に取り組む姿勢」が重要になるようです。

信頼できるマネージャーは、仕事に真剣に取り組むが故
メンバーにも水準の高い仕事を求めます。

優秀な皆さんが益々優秀になり
一緒に働いている方が幸せになれますことを願っております。


最後に、ビジネスは争いではないですが
下記のような姿勢にも学ぶ点は多いのではないでしょうか。

「勇将の下に弱卒無し」の事実
時事問題もある中で、少し例えが適切ではないかもしれませんが
有能な将は、仲間が戦死することは自分の身を裂かれるくらい辛いことだと感じているという話を聞いたことがあります。
だからこそ訓練がとても厳しい。
私たちは日常において仕事で失敗したからといって死に直結することは殆どありませんが、戦場だと小さな失敗が人生において取り返しのつかないことを知っています。そのようになってほしくないから厳しくするのです。その上で国家・軍の戦略に沿う形で結果を出していくからこそ有能な将たる所以なのです。

おわり('ω')ノ

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