【Mac】コンピュータお引越し記録。(3)
新しいiMacちゃんにデータを人力で引越しさせて、さあ制作再開!
の前に、プラグインのライセンス移動が必要でとても大変でした、
っていうお話を途中までしたとこでしたね。
前回ちょこっと紹介したものの他にも、プラグイン関係では、
IK Multimedia(T-Rucks他) / XLN Audio(Addictive Drums2) /
Native Instruments(KOMPLETE 9) / UVI(GYPSY JAZZY)
といったものもあったりします。
もはやKOMPLETE 9は衝撃的な古さ。笑
DTMごりごりにやってる人からすると、あまり多くはない方かな?
とはいえ、それなりに投資してきてるとは思ってます。
プラグイン・ソフト音源両方入ってるものもあるので、
前回と上記と一部重複しますが、悲しみを背負ったものを紹介。
・使えなくなっちゃったものを紹介して供養する。
環境を移したことで、利用出来なくなったものもあります。
せっかく課金したのに!って思ってしまうものの、
例えばiPhoneのOS(iOS)をアップグレードしていくと、
対応出来なくなるアプリが出てくるのと同じ。
機械自体は正常に動くけど、中身が時代に追いつけないと、
機能しなくなってしまう。
昭和生まれの俺は「機械は壊れるまで使う!」って感覚なんだけど、
時代はそれを許してくれなくなってきてますね。
通称「バージョンの壁」。マイクラでもよく聞いた言葉だ。。笑
・AMG「Kick-Ass Brass!」
トランペット、トロンボーン、サックスなどを代表する、
ブラス(管楽器)のソフト音源です。
元々自分がトランペットをやってたこともあるし、
「小田のアレンジの強みはブラスだ!」という評価も多くて、
「サンキューサンキュー」などのディスコポップっぽいもの、
「Happy Hungry!」などのスウィングものでは大活躍でした。
これ、32ビットベースのDAWじゃないと使えなかったんです。
自分が前のマシンで「Logic 9」を長く併用してた理由がここ。
マシンを新調するたび「matt、新しいライセンス送ってくれ!」
って英語でメールを書いたあの日。笑
調べるに、どうやら64ビット環境でも使えてた、のかな?
なんですが、OS Catalinaでは現段階、使用不可の様子。
色んな曲で使ってた戦友なので、非常に残念ですが、
ここでリタイア。
・IK Multimedia「Philharmonik」
兄上から勧められて買ってたオーケストラのソフト音源。
専らストリングス(バイオリン、チェロとか)用に利用してました。
音色がクラシカルな雰囲気なので、ちょっと一癖あるんですが、
「SONG for ACTION」のイントロのストリングスはこのお方のお仕事。
これも理由は同様、32ビットベースじゃないと使えなかった。
早い段階から後継の「Philharmonik 2」も出てたんだけど、
そんなに使用頻度が高いわけではなかったので保留してました。
(案外Logic純正のストリングス音源を加工して使ってたものが多い)
そんなこんなで、こちらもここでリタイア。いつか買うかもしれんけど。
・Avid「Pro Tools」
うわああああああああああああああああああああああああああああああああ
ソフト音源ではなく「DAW」なんですが、こちらも痛恨のアウト。
この理由は上記とは違ってて、「アップグレードしてなかったから」です。
つまり俺のせい。
「永続ライセンス」を購入していたものの、
バージョンによって、各OSで使用出来るものは違うんですね。
Catalina環境で使用するためにはしっかりアップグレードしておく
必要があったんですが、「再加入(renew)プラン」を手に入れるのは、
2019年末まで、ということで。。
PT純正のプラグインを課金してアップグレードしなきゃならんのか、
いや今は別にいいや、ぐらいで認識してたのが仇になりました。
前のマシンではまだ使えるけど、今のiMacでは使えない、
つーことで、今は痛恨のリタイア。エクストリームつらたん。
とはいえPT、業界標準のDAWだったりもするので、
どうしても必要な場面があれば、買い直すしかないですね。
ちなみに永続版で7万、サブスク利用だと年間3.5万。
サブスク版使ってる人、いいお値段してるけど、周りにいるー?
今までたくさん力になってくれて、ありがとう。
痛みを伴って、前に進みます。
・新規購入フェイズへ。
そんなこんなで、「スタメン」が引退してしまいました。。
もちろんLogic純正も高品質なものがたくさんあるんだけど、
より高品質なもの、というよりは制作に必要なもの、
は新たに購入する必要がある。
ブラスとストリングス、どうしたって絶対に選択肢が必要なので。
新しい選択肢の入手と、がっつり抉れていく預金残高。笑
・ストリングスとオーケストラの新たな選択肢。
まず、これは既に購入しました。EastWest「Hollywood Orchestra」。
流行最先端!ではなく、もう随分前に評価高かったオーケストラ音源。
ストリングスがメインの狙いではあるけど、セールやってたのもあって、
全部入りのオーケストラ音源を選択、購入。
定価で買ったら断食必須です。笑
データ容量が非常に大きいので、ダウンロードに時間がかかってますが、笑
使えるようになったら、また制作の選択肢がぐっと広がります。
オーケストラっぽいアレンジが今までよりもっとやりすくなるので、
万貴音や外注でのアレンジも、結構雰囲気変わるかもしんない。
楽しみですねー。
・ブラス音源、悩み中。
まだ検討中ですが、Vir2「MOJO 2 HORN SECTION」に注目してます。
ブラス音源は追加で持ってないと絶対きつい。
何よりアレンジでブラス入れるのって、すげー楽しいのです。
「自分で吹け!」って声もまあまあいただくんですけど、ね。苦笑
・KOMPLETEのアップグレードをするタイミング?
めちゃくちゃ古いバージョンを使っている、
Native Instruments「KOMPLETE 9」。
今年の10月に「KOMPLETE 13」がリリースされるので、
このタイミングでアップグレードを検討中です。
どうせならUltimate版を選択しようかな、とも。
「Kontakt」「Battery」「Massive」は必須で使ってたので、
拡張音源がどのぐらい必要かを吟味しようと思います。
まあ随分古いバージョンで引っ張ってきてたので、
そろそろアップグレードしてもいいかもなあ、と。
・膨大なストレージを確保する必要性。
プラグインはせいぜい数MBのファイルだとして、
(それに何万円もかけるわけなんだけど。笑)
ソフト音源ってのは、かなりの容量を食います。
よりリアルな音を再現するため、ではあるんですが、
まあ必要な容量がでかい。
Hollywood Orchestra:714GB
KOMPLETE 13 Ultimate:800GB
いやちょっと待て。笑
新規iMacのストレージが1TB(SSD)です。
入んねーじゃん!
5月に480GBのSSDを購入したんですが、
つい数日前に、2TBのSSDも追加購入しました。
昔と比べたらストレージも随分安くなりましたが、
それでもまあ、そこそこのお値段はしますよね。
これで足りるのかなあ、という本音もあり。。苦笑
まあほんと、環境を変えると、お金かかる!
荒唐無稽な浪費をしてるわけではないけども、
必要な環境を作るには、なかなかハードルが高いです。
世はまさに、大容量時代!(どーん
・あとがき。
そんなこんな、当然ではありますが、
なかなかに大変なお引越しになりました。
時間もお金も随分吸い取られてしまいましたが、
自分なりに取捨選択した結果なので、もう頑張るしかない。
ただ、気持ちはやっぱりワクワクしていて、
どう活用して、どんな素敵な音楽を作れるか、のほうが強いです。
こういう時はいつも思う。
さあ、仕事しよう!
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