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Jリーグ、声出し応援の段階的導入について

 ようやく一歩踏み出せるか、というのが正直な感想だ。声出し応援の段階的導入の詳細については以下を参照してもらいたい。

 黙って観戦するスタイルはすっかり馴染んでいて、私が先日行った試合でも静かに観戦すると選手たちの声が聞こえて、それはそれで良いなと感じたがそれはそれ。やはり従来通りの声出し応援の観戦スタイルが無ければ一つの試合が完成しない。

 選手達にとってサポーターからのチャントや声援は本当に力になり、通常では出ない一歩が出たりするという。サポーターにとってもチャントや声援は自分達も共に戦っていると感じられる、クラブや選手達にジョインしているという実感を得るために必要不可欠なものである。この声出し応援による相互作用によってその試合はさらに価値の高い物へと変わっていく。

 これはサッカーに限らず、他の競技においても同様で、やる側と見る側と双方で一つの物を創り出すという概念がスポーツであると思う。

 なのでそろそろ戻そうではないか。もうみんな理解していると思うが新型コロナウイルスが消滅しコロナ騒動前の生活に戻ることは完全に無い。ならばその前提に立ち、感情的な思考をやめ論理的な思考で物事を進めていくしかない。そういった中でJリーグはちゃんと前に進もうとしている。このエビデンスを積み上げる段階的実証実験は非常にもどかしいが、社会的な承認を得るためには特に日本では残念ながら必要なことだ。

 私の予想では声出し応援問題無しというエビデンスが得られると思う。そこからすぐには全面解禁とはならず、またしばらくは時間がかかるとは思うがきっと全面解禁の通常スタイル観戦ができる日もそう遠くはないだろう。

 この動画は分かりやすいし知らなかったこともあり是非見てもらいたい。

 なんと現段階でも”スタジアム全体の収容率が5000人もしくは50%の大きい方”に満たしていない場合は声出しOKであるということ。これは知らなかった。もしかしたら声出しOKな状況であるのに必要以上にお互いを監視し自粛していたり、声を出した者を容赦なく責めていたのではないか。やはり知らないというのは恐ろしい。

ODA SYCLE
小田

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