2022J1リーグ第15節 代替試合
本日はサンフレッチェ広島のマッチデイ。ガンバ大阪とアウェイ パナソニックスタジアム吹田で19時キックオフだ。これは新コロナ感染によって延期され未消化だった試合の代替試合である。
サンフレッチェ広島は現在4位。首位横浜FMとは勝ち点7差、2位鹿島、3位川崎とは勝ち点4差であるが、未消化だったこの第15節があるのでこれに勝利すると2位3位とは勝ち点差が1となり一気に上位争いに参戦することになる。まだリーグ戦は半分を過ぎたところだが本格的に優勝争いに食い込んでいけるポジションにいることがファン、サポーターにとっては何より嬉しいし、久しぶりの感覚だ。
とはいえ、今の時点からタイトルについて言及するのは周りだけで当の監督、選手は目の前の試合だけに集中している。今節のガンバ大阪戦も例外ではない。ガンバ大阪は主力の怪我による離脱や今期から新監督によるチームの立て直しの最中という事もあって現在は16位と低迷しているが実力が無いわけではない。各ポジションにタレントが居て油断すると一気に畳み込まれてしまうだろう。FWのパトリック選手やレアンドロ・ペレイラ選手の怖さはサンフレッチェ広島サポーターなら皆知っている。だからこそチームで集中力を高め、今節を勝つために全力を尽くすプレーをしてくれるはずだ。
連戦が続いているが選手たちのコンディションは問題ないようだ。チームは現在4連勝と好調で雰囲気も変わらず良く、監督、選手、コーチ、スタッフとチームが非常に楽しくサッカーに取り組めているので、それがコンディション好調の維持に貢献しているのではないだろうか。連戦と暑さとで疲れが溜まってくる頃と容易に想像できるが、試合が楽しいので早く次の試合がしたいというメンタルが体を動かしているのだろう。スポーツをはじめ何事もやはりメンタルが最重要ということだ。
今節は誰が活躍するのか?満田選手、野津田選手、東選手、森島選手、はたまた・・・。今の時期に活躍すると急に囁かれるA代表への道。森保日本代表監督が様々なJリーグの試合を観戦するのは、7月に東アジアサッカー選手権(E-1 選手権)が行われるからで、この選手権に欧州組を拘束する力はない。したがってE-1を戦う選手は国内組に絞られるというわけで、サンフレッチェ広島の選手も当然候補に入るだろう。個人的にはGK大迫、DF佐々木、MF森島、MF満田、の4選手は代表入りにかなり近いと思っている。いずれにせよ楽しみであることに変わりはない。代表に入り結果を出し海外の評価が高まり海外移籍へ。クラブにとっては辛い台所事情になるが、やはり選手を尊重し、本人が活躍する姿を観たいので是非海外に羽ばたいていけるよう頑張ってもらいたい。
さて、WEリーグは現在オフシーズン。そんな中、サンフレッチェ広島レジーナは自主練習が始まったようだ。そして2022年~2023年シーズンのユニフォームを発表された。このように男子チームと並行して女子チームの情報も絶え間なく発信してもらえるのは非常にありがたいし、言い換えれば良い戦略であるということ。WEリーグはまだ始まったばかり。リーグに向けられた熱い視線を冷まさないように次シーズンに繋げていかなければならない。各クラブはファン、サポーターをいかに保持し拡大していくかがマストなタスクでどのような戦略で我々ファン、サポーターを楽しませてくれるか非常に楽しみである。
ODA SYCLE
小田