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ハーレー購入ガイド 基本編3

 そもそもハーレー購入ガイドとは?である。購入ガイドなるものをこの様に書けるのは、ハーレーがブランディングに成功しているからであろう。人々は”ハーレーに乗りたい”と口にするが”ホンダに乗りたい”や”カワサキに
乗りたい”とは言わない。ホンダの〇〇、カワサキの○○に乗りたいと限定的に言い、ハーレーの様にメイカーそのものを指して乗りたいということはあまりない。それはまさにハーレー特有のイメージから来ていると考えられる。ではそのイメージはどこから来たものか?それこそがブランディングだ。

 その前提があり、漠然とハーレーに乗りたいという人が多い。そしていざ買おうと思ってもその選択肢の多さに驚く。それが故にハーレー購入ガイドが成り立つというわけである。この選択肢の多さはハーレーダビッドソンの強みであるが、それは100年超の歴史から来るものもあるが、ハーレー社とアフターマーケットのサポートが厚く1930年代のハーレーですら現役で走れるという現実から来る。それ故にどれを買っていいのか分からず正規ディーラーに走るというパターンも無くはないだろう。

 正規ディーラーで販売される新車や現行モデルのハーレーももちろん特有の良さがある。そして他のハーレーももちろんそれぞれ特有の良さがある。有るのもと無いものを兼ね備えるため、それが自分にマッチすれば最適でそうでないと後から後悔する。この後悔を出来るだけ無くすためのガイドだ。

 ハーレーを選ぶ上での指標となるものとして、デザイン、排気量、年式、車体のサイズ、価格、などなどいろいろあるが、その中でも大きく左右する指標としてキャブレター、インジェクションといった燃料供給装置が挙げられる。これが大きな指標になり得るのは、ハーレーがインジェクションに完全移行するタイミングが割と最近な2006年と相対的に遅いかったからだ。これによりキャブレター車もインジェクション車よりも多いシェアで選択肢に入っている。この二つの差は実際に大きい。そもそもデザインで選んだハーレーがインジェクション車であった、またはその逆でもその場合は仕方ないが、選択の余地があるならまずこの指標を明確にしよう。

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