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島根県の魅力2

 桜が咲き、だいぶ温かい日が多くなってきた今日この頃、バイクで山陰方面へ気兼ねなく行くことが出来る所謂”オンシーズン”到来である。冬季の山陰地方の山越えは凍結の恐れが非常に高く、路面にはほぼ常に塩化カルシウムが散布されており、そこを走行後に車両を放置しておくとすごい勢いで錆びてしまう。この為、冬季は路面に積雪が無くてもバイクは乗らない、乗れないとする人は多い。前記した気兼ねなくとは、塩化カルシウムについてである。
 
 この時期、ツーリング先として真っ先に思い浮かぶのが三瓶山である。三瓶山は島根県のほぼ中央に位置し、広島市安佐北区可部にある当店から約100kmぐらいの距離にある火山だ。標高は1126mで周辺には草原があり中でも新緑の西の原は見所で登山道も整備されている。広島から往復200kmぐらいの距離なのでオンシーズン序盤の軽いノリでのツーリングに最適と思っている。もちろん車で行くのも良い。

 ツーリングコースとしてはR54を使うと眠たくてたまったもんじゃないのでR191からR261を使う。R261で道の駅 瑞穂を通過後の交差点を右折、県道6号→293号→31号→55号と進み、目印のログハウスを左折してワインディングを経てR375へ出る。R375を北上し三瓶山を目指す。

 復路は三瓶山から粕淵に出て、川本まで江の川沿いを進む。そこからR261で帰るというのが私の定番ルートである。しかし往路復路共にR261を使うとつまらないのでその辺りは都度マニアックな道を選択している。このコースで気を付けなければならないのが給油である。往復200kmなら大抵給油なしで帰ってこれると思うがハーレーはわけが違う。チョッパーなど容量の小さいフューエルタンクだとなかなか厳しいものがあり、日曜日ともなると田舎のガソリンスタンドは休業していることが多い。なのでこのコースはまず千代田のJAで給油し、川本の道の駅隣のガソリンスタンドで給油する約100km強が走破できないと携行缶の積載が必要になる。
  また、このコースはバイクを楽しむコースであり最短ルートではないし、目的地の三瓶山にフォーカスした旅には不向きである。

 ツーリングには目的地でのグルメは必須だ。三瓶山周辺での食事は限られると思うが中でも一押しは”きっ川”のジンギスカン。

 土日祝のみランチ営業されているのでツーリングは週末に計画したい。テラス席で食べれば旅行感が一気に増し、非日常を満喫できる。

 平日のツーリングには三瓶山北の原にある三瓶バーガーが人気だ。

 この週末にもお勧めなのでぜひ参考にしてください。

ODA SYCLE
小田
 

 

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