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2023 J1リーグ第33節 エディオンスタジアム広島ラストマッチ

 本日はサンフレッチェ広島のマッチデイ。いよいよこの日がやって来た。今節はホーム最終戦であり、それはすなわちエディオンスタジアム広島でのラストマッチということだ。1993年の使用開始から31年、いろいろな歴史が生まれたスタジアムとも今日でお別れになる。私は古くからのガチサポではなく、言ってみれば新規のファンレベルのサポーターなので正直なところエディスタにそれ程の想いはない。思い出はもちろんそれなりにあるが、私にとっては新スタジアムであるエディオンピースウイングの方が待ちきれなく非常に楽しみなのだ。

 そんなにわかな私はさて置き、やはりラストマッチということもあり名残惜しむサポーターやファンが集結する形となった今節は22日にはチケットの販売を終了し、当日は3万人超の満員が予想される程だ。昨シーズンのホーム最終戦を観戦したが、その時は2万人強。スキッベ政権になってからチーム成績が好調ということもあり入場者が増えてのそれだ。そこから一年後の今日にさらに1万人を追加できたことは驚きでしかない。クラブはこの一週間、過去の印象に残るゲームのハイライトを配信している。それを見るとまず観客の多さに目が行く。そうだ、一昔前は3万人超なぞあり得たのだ。優勝が決まるその日はもちろん、平時のゲームでも今より多くの観客を動員できていたのだ。そう考えると最後に一目見ようと、最後に足を運ぼうと今はスタジアムから足が遠のいた古参たちが集結する形になったのではないだろうか。何にせよ今日のスタジアム周辺の混雑ぶりは大変だろう。朝7時の時点で長蛇の列という情報もある。カオスな状況が容易に想像できるが是非楽しんでもらいたいと思う。

 さて肝心なゲームは非常に大事な一戦になる。J1リーグは残り2節。サンフレッチェ広島は現在4位でありタイトルには届かないが、ACL圏内である3位を目指せるのだ。それには残りの2節を勝ち6ポイントを得て3位を獲得したい。だからこそ今節はより一層負けられない戦いになる。すでにリリースされているが、監督はベテランの青山、柴崎、柏などを粋な計らいで起用する。確かに彼らのモチベーションは若い選手達のそれをはるかに凌駕するだろうが勝利に対しては少しの不安もある。しかし、スキッベ監督のこれまでの采配を考えてみると勝利へのあくなき追及は確かなものであり、もちろんこの大事なゲームでもそれは変わらないだろう。バンディエラ青山の起用は私には計り知れない監督の考えに基づくものだ、我々は信じてゲームを楽しめばよいということだろう。何より久しぶりに青ちゃんのプレーを観られるのは楽しみでしかない。

 サンフレッチェはもちろん優勝争いもまだ分からないリーグ終盤戦は非常に楽しい。だからこそこの大事な期間がぶつ切りになる現行のシーズンより世界的な秋春シーズンに移行してもらいたいと思う。

ODA SYCLE
小田

 


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