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おねえさんの写真を撮る

依頼があればマガジンに残している「○○メシを食う」シリーズで、今回は日本酒を持つおねえさんの写真を撮るという依頼でセッティングいただいた。

「おねえさんの写真が撮りたいなぁ」と思ったところで、どこからどうやって連れてくるのかも想像できないので、べっぴんさんを撮る機会がいただけたことは有難い。出会いに感謝。

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ロケーションとしては、地元ではベタなフォトスポットとして知られる兵庫県立美術館。無機質な筈のコンクリートがウネリをつくったり、かと思えば幾何学的で整然としていたりで建物だけ見てもカッコイイ。

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オールドレンズでマニュアル撮影しているのでExifは残らないけれど、DXフォーマットの35mm(標準)と55mm(中望遠)の単焦点レンズ2本を使い分けて撮った。

上の螺旋階段を活かす意味ではもっと広角でもよかった。一点透視はキマっていて気に入っている。逆光でソフト効果かかり過ぎた。

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おねえさん × 日本酒 × 安藤忠雄建築という組み合わせで、冷静に考えると情報量が多く、油断するとゴチャつくので難しくはある。

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瞳にキャッチライト放り込むためのストロボは炊いているものの、ライティングは日没前後くらい自然光で何とか立体感を出そうとしている。

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実は私、初対面の女性と話すのが凄い苦手で、ドキドキしてしまうのだけど、おねえさん自身が表情をつくってくださって助かった面も大きい。

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後半になると会話をなげかけることもできて、良い表情が引き出せたなぁと思う。おねえさん自身はそんなに日本酒を飲まないことなど聞き出せた。

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そんな素敵なおねえさん、しなこさんのアカウントでも写真を紹介いただいた。

今回、依頼してくださったのは「スタンディングバル和in」さん。ギャラは日本酒のほか、お店で使えるクーポンをいただいた。たぶん、私専用クーポン。

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そろそろお店が再開するので、足しげく通って、また日本酒の写真を撮る。



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