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スティーヴ・ペリーをやってくれないか?

前職の音楽同好会とは今でも交流があり、何年経っても垣根なく音楽で繋がっている。この度、3年ぶりにライヴ出演することができた。

事務局から「陰性の証明を提出する」というハードルが課せられ、しかもライヴハウスには出演者のみしか入れない無観客配信ライヴだった。それでもステージに立った自分「生音最高だな!」と感じられた。

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さて、今回の話題は自分が出演したバンドではなく、ヘルプで入った先輩のバンド(?)の話。

社会人バンドにおいては、メンバーの急な海外赴任などで「次のライブだけヘルプで弾いて」なんてことは多い。お互い持ちつ持たれつである。そんなノリで依頼された。

「スティーヴ・ペリーをやってくれないか?」

スティーブ・ペリーというのは、ロックバンド「ジャーニー」のヴォーカルである。バンドマンがそう言う文脈からは、ヴォーカルのヘルプに入る話か何かだと思うだろう。

よくよく聞くと、映像のヘルプだった。「ダサいミュージックビデオ」で検索すると真っ先にヒットするのがジャーニーの「Separate Ways」を、映像で再現しようという話。

百聞は一見にしかずなので、まずは成果物である映像作品を見てくれ。

ぜひ、元ネタと見比べて欲しい。映像のみのCoverなので音源は拝借している。

なかなかの力作だと自己評価している。予定を合わせて1日で撮りきったので、ほぼファーストテイクと言っても過言ではない。

この映像作品をプロジェクターで投影しながら、先輩のバンドが映像に合わせて演奏するというけっこう難易度の高いことをやっていた。

ちなみに、私は背景映像の主演と編集みの参加で、演奏は一切参加していない。そんなヘルプの形態もあるんや。

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