タイトル決めは電話で
そんなこんなで感情の波を乗り越えながら書き物を終えた小田ちゃん。
ほぼ編集長西山、作家小田みたいな感じで、締め切りにおわれる毎日を過ごしておりました。
そ言えば、締切日に間に合わなくて、西山が家に来たんだけどおだ寝てて原稿渡せなかったことあったな。
リアル作家体験出来ましたね。
さて、書き終わったということで、
タイトルを決めようということになりまして。
私が候補を出したんですね。
「心温」
「負け犬だけど。」
とか
サブタイトルまで考えていました。
「私の生きた現実」
とか考えたりね笑笑
15個ぐらい案を出したかな。
そっから西山が選びに選びに抜いたんですね。
組み合わせたりもしちゃったりで。
プルるるるるるるるる(黒電話かよ)
西山から電話がかかってきました。
西山「タイトル、決めたよ」
小田「お?」
いや、電話越しで発表か?
なんか、もっといい方法あっただろ!!!
西山「今日も明日も負け犬。」
小田「おー。」
その時の私は文章を綴ることに頭を全部使い果たしていたため、オーバーなリアクションか、このような聞いているのか聞いていないのかツッコミたくなるような返事しかできなかった。
西山「サブタイトルは、―西山夏実の完全実話録―」
小田「おー。」
私へ。
リアクションを出川に学ばせてあげるね❤
私より。
「今日も明日も負け犬。―西山夏実の完全実話録―」
こうして本のタイトルが決定した。
しかし、私はあることに気づいた
小田「ねえねえ、タイトルの意味聞かれたらどう答える??」
西山「んー、それは追追でいいんじゃない?」
ん!?オイオイ?!?
OIOI!?!
この時の私はまだ、タイトルがもつ役割を知っているようで知らなかった。
この時の私に向かって言いたい。
タイトルだけは嘘がつけないのよ〜
と。タイトルの意味を聞かれるようになった今だからこそ、の問題が起こり始めているのだ。
まあ、それは今度話そう。
じゃあね、お久しぶりでした。
最後まで読んでくれてありがとう。
次回▶︎ いざ、出版
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?