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坊やの野望

昨日の私の短歌を 拝啓 あんこぼーろさんが、素敵なお話にしてくださいました。
   ↓ ↓ ↓ 

なんだかもう、言葉がないです。
有難いのはもちろん、嬉しいのももちろんあります。おおありです!
ただ、それをすべて受け止めるには、あまりにもトントントンと事が運んでいって。
もう展開が怒涛過ぎて…1人であわあわ…してました。


こちらの短歌、拡げさせて頂いても宜しいかな!!!

最初、私の投稿に頂いたあんこさん(拝啓 あんこぼーろさんを勝手にこう呼ばせてもらってます)のこのコメントの意味が掴めなくて、

は?へ?何?

と、私のコメントには、その時の心の声がそのまま漏れております。
あたふたとお返事に手間取っていると、突然もう一人の私が心の中で叫び始めまして

ほら、これはあれだよ!あれ!!あんこさんがフォロワーさんとの遣り取りの中で、生まれたりするあれだよ!きちんとしたお話にしてくれるんだよ!凄いじゃん!やったじゃん!ありがとうございます。お願します。って早く書かなきゃ!あんこさんは、忙しいんだから、早くお返事書かなきゃ!!

と、まぁ五月蝿いわけで。
ところが、もう一人面倒くさい私がおりまして、そいつが申しますには

あんこさんが、こんな31文字をお話にしてくれるわけないじゃない。
馬鹿じゃない?あんた。ホント能天気すぎ。

と嘲笑うのですよ。
体感では数十分、実際にはものの1分ぐらいでしょうか。
本人を挟んで2人の私がやいのやいのと言い争いを繰り広げているわけです。

いやいや、こんな話に耳を傾けている場合ではなくて、お前はどうしたいんだってことですよ。

この31文字が出来た時に、これを絵本みたくできたらいいなぁなんてことも思ってたのは事実で。


絵かぁ~。長らく描いてないけど、シャボン玉なんてものが私に描けるのか?無理だよなぁ~…。

なんて風には思ってはいたわけです。


で、「お前はどうしたい」の声に押されまして、えいや!とお返事したところ…


私が短歌を投稿してから、あんこさんのお話が投稿されるまでが約2時間。
早すぎ!!

こちらとしては、早くて翌朝ぐらいだろうと思ってたものですから、お礼とかはちゃんとかかなきゃな。なんて書けばいいかな?まずはコメントだろ。それからぁ…なんて、薄ぼんやりと考えながら、家事の隙間に、何気にスマホでnoteを開いてビックリ!!なわけですよ。

あ…あ…あ…

ホント、言葉が出ませんでした。はい。

お話の始まり方から、口調、流れ、描写に、その終わり方も。もうね、何というか…。
溜息しかでないという。

最後なんて、読み終わってしばらくしてから、

あ?あ!
そか!!

ってなるんですよ。


シャボン玉坊やに素敵な人格を持たせてくださって、そのうえ親兄弟にも恵まれた人生(シャボン生?)に描いてくださって、もう感謝しかありません。ありがとうございました。

また、あんこさんのお話を読んで、私の短歌にまで感想を書いてくださった皆さん、ありがとうございます。嬉しかったです。(と、こんなとこに書いても意味ないか)

とにもかくにも、ありがとうございました。素敵な経験をさせて貰えました。^^













ここから、私の覚書。
あんこさんの素敵な「シャボン玉坊や」の余韻を壊してしまう可能性がありますので、引き返して頂いて大丈夫です。









シャボン玉坊やの短歌が生まれるまで…

湯船でパシャパシャしてたら、湯面に泡が出来ては消えを繰り返していて。
その生成消滅の速度が物凄く早くて。
気泡の形状を長く保っていられない。


泡消えるの早いな~。
水やお湯って混ざりものがないからか~

なんてことをいい年をして湯船でバシャバシャやりながら、ぼんやり考えてた。

すぐに消えない泡って
シャンプーに、洗濯に、台所での洗い物に…

とまぁ、情緒の欠片もない連想を繰り返して、最終的に子供が小さい頃に、台所洗剤でシャボン玉液を作ったことを思い出した。

ってことは、泡の寿命は液体の粘りっ気と関係あるってことか?

この時点で、脳内では

♪シャボン玉飛んだ~♪ ♪屋根まで飛んだ~♪

がリピートされつつ、映像は前日に見た「るろうに剣心」の番宣で、屋根の傾斜面を颯爽と翔ける佐藤健氏の姿。

佐藤健は、ワイヤーなしで屋根走れるんだよなぁ~、凄いなぁ~。
シャボン玉は、屋根まで上がっていくことあるかな?
でも、屋根まで行ったとしても壊れて消えるんだよなぁ~
粘りっ気があれば、ぐんぐん空に上っていけて、でも粘りっけが強いと重くなるから飛ばないよな…


と、瓦屋根の軒上スレスレ辺りをふらふらと漂うシャボン玉を湯につかりながらほわほわと夢想。

粘り気、粘りっ気…
文字数も文字面も悪いな、なんか言い換えられないかな~
屋根を越えられても、その後どうなるんだ
どこを目指すんだ、シャボン玉は…
星か?月か?
太陽ではないよな…
てか、大気圏は突破できないだろ!

だいたい、こんな感じで、スマホに下書きだけでも残しておこうってことで、お風呂上がり台所でポチポチと

シャボン玉を31文字に入れ込むと、明らかに文字数が足りなさそうだったので、タイトル的に切り離して、これはシャボン玉のことですよって宣言しようと

もういっか、悩んでも一緒だし
さて、投稿ボタンを押そうって時に、はたと閃いて

月まで行こうって言うのは、ある種無謀なシャボン玉の野望だな…


へ?
やぼう?ぼうや?
坊やの野望って面白いやん!
でも、短歌らしくないか、ダジャレやし…。
これは、あんこ警察に捕まるな(こんなところで、あんこさんを連想する失礼な奴ですいません。)
でも、せっかく思いついたし、なんか絵本ぽいし


ってな感じの制作過程。
毎回こんな感じ。
まさに、情緒も何もあったもんじゃない。

違う意味で、あんこさんに拾って頂きました。感謝!!




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