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【OPV Events!】今月も笑顔でいっぱい。小高パイオニアヴィレッジ 9月のオープンデー イベントレポート

こんにちは。
小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口です。

福島県南相馬市にある宿泊機能のついたコワーキングスペース(通称OPV)では、東日本大震災と原子力発電事故の影響で一度は避難区域となった南相馬市の小高区というエリアを再興すべく、日々多様な活動がなされています。

普段の様子もFacebookやTwitterでお伝えしていますので、ぜひ応援・フォローお願いします!

OPVもっと多くの方に見て、知って、利用していただくために定休日の土曜日を開放して、先月よりオープンデーイベントを行い、ワークスペースを無料開放して作業にご利用いただいたり、ここの施設を実際に回りながら紹介するアテンドツアーなども開催いたしました。

どんなことが行われていたのか少し覗いてみましょう👀

先月のレポートはコチラ

ガラスアクセサリ工房のアトリエiriser主催の製作体験ワークショップ

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アトリエiriserは地域の女性が働きやすい・働きたいシゴトをつくるというコンセプトで立ち上がり、現在は5名の方が職人さん=ランプワーカーとして日々製作に励んでいます。

体験では首からかけられるチャームとガラスストローを作り、工程を一からワーカーさんに手ほどきしていただきます。

ガラスストローでは「サンドブラスト」という、シールでカバーをしたのちに研磨剤を吹き付けて柄をつくる製法を行います。

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(画像は研磨剤を吹き付けてガラスを削り、半透明状にする「サンドブラスター」という機械を使っている様子です。)


普段製作される商品と異なり、柄や数字など様々なシールでオリジナルの柄やマークを作ることができるので、皆さん思い思いにデザインされていました。

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(大人も子供も、いわば「世界に一つだけのデザイン」なので自ずと気合が入ります。)

チャームづくりは実際に普段職人さんが作業をする場所で、バーナーを使ってガラスを溶かして形成していきます。
ワーカーさんが見守る中、真剣な表情で作業されるみなさん。

炎の温度はなんと2000度にものぼるそう。

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参加者の方からは、
「普段の職人さんの作業風景からは想像できないぐらい繊細で、自在に扱えるワーカーさんに尊敬をもちました。」
といったお声もいただきました。

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完成したチャームは丸く透き通っています。
プレゼントなんかにもぴったりですね。

最後はワーカーさんとご一緒に記念撮影。

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怪我もなく無事終了できて、ワーカーさんもホット一息。
ガラスの魅力が伝わったようで嬉しいです!とお話しされていました。

お越しの皆様、体験いただきありがとうございました!

アトリエiriserでは普段の平日に体験ワークショップを行っています。
ご興味を持たれた方、ぜひ確認してみてください。

ご予約はこちら

SNSもやっておりますので、よろしければ御覧ください。

施設案内のアテンドツアーも開催いたしました。

小高パイオニアヴィレッジには様々な魅力がつまっていて、ひとことでは伝えるのが難しいコワーキングスペースです。

始めてきた方にも魅力が十二分に伝わるように、館内も実際にめぐりながらのアテンドツアーを行いました。

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OPVは建物の観点からすると

①ひな壇をメインにしたワークスペース
②上下2段の柔軟性のある宿泊スペース
③ガラスアクセサリ工房アトリエiriser

が一体になっています。

テーマに「曖昧な建築」「永遠の未完成」といったコンセプトをもっていて、この地域のポテンシャルに応じた柔軟性や多様性を持ちつつ、様々なアイディアやエネルギーが混ざり合う空間になっています。

2019年にはグッドデザイン賞も受賞いたしました。

ここでは起業型地域おこし協力隊NextCommonsLab南相馬のメンバーたちや、地域留学「さとのば大学」での若者が活動していたり、日々小高の町で新しいチャレンジをする人々が集っています。

その熱気が少しでも伝われば幸いです。

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来月以降もオープンデーは開催予定です。
併せて行う企画も絶賛準備中ですので、ぜひお越し下さい。

オープンデーのタイミング以外でも、ぜひお気軽にご利用・見学にいらしてくださいね。


おまけ:肩肘はらない交流もやっぱりいいですよね。


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夕方からは会員さん向けに懇親会のBBQを行いました。
今回はスタッフが新しく入手したピザ窯を稼働してみました。
餃子の皮を使ったミニピザはとってもおいしかったです。

初めててきてくださった方も、おいしいお肉とお酒を片手にフランクに交流するなかで仲良くなっていました。

こういった場もまたひとつ、いいなと思うのでした。

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