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【OPV Members!】NARUスタッフ西山絵梨佳さん

本日の記事は【OPV Members!】、小高パイオニアヴィレッジの周りの人々を紹介するシリーズです。

今回は、南相馬市の中心街「原町」にある、小高パイオニアヴィレッジの姉妹施設「マチ・ヒト・シゴトの結び場NARU」ではたらく西山さんにお話を伺ってみました。

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信号機より多い「うどんの国」からきた西山さんのプロフィール

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名前:西山絵梨佳(にしやま えりか)
出身:香川県
南相馬歴:2016年6月〜

略歴
信号機よりうどん店の方が多い、香川県出身。
昔は介護や美容のお仕事し、パートナーの転勤に伴い2016年に南相馬市へ。
2020年10月よりNARUのスタッフとして働き始める。
双子と男の子、三児のママ。

社員さんをサポートします!西山さんのお仕事について

ーーーNARUのお仕事ではではどんなことをされてますか。

まずは、受付のお仕事です。
始めてきた人に施設をご案内します。
その他にはSNSの更新ですね。最近は宣伝の一環として、施設SNSの投稿に力を入れています。
社員さんがなかなか手の届かないところをカバーするような立ち位置で働いています!

ーーーお掃除や備品のチェックなど、いつも助かっております。

ちなみに西山さんが更新してくれるInstagramはこちらです!
華やかなデザインがステキですね。

めぐり合わせから生まれた、西山さんがNARUで働くきっかけ。

ーーーNARUで働くきっかけを教えて下さい。

NARUで働く以前は、3人の子育てをパートナーの家族にも協力いただいてしていました。
ただ、感染症の広がりをきっかけに負担を考慮して、一旦自分たちで育児をすることにしたんです。

ふたを開けてみると、一人で小さい子供3人をみることが想像以上に大変でした。
保育園などを利用したくとも、働いていることが条件だったので、「育児と両立できるお仕事はないかな」と仕事を探し始めることにしたんですよ。

そんな折、南相馬の子育て世代のママを応援する団体「icoi-いこい-」の発起人のひとり佐川さんより、イベントにお誘いいただきました。

そこで出会ったNARUの元スタッフの高橋さんより、引っ越しに伴い退職することになったので、後任にぜひいかがですか、とお声がけいただいたんです。

NARUとの縁を結んでくださった高橋さん(左)と佐川さん(右)です!

icoi-いこい-SNSはこちら
https://www.instagram.com/icoi.tetote/
元NARUスタッフの高橋さんも別記事にて紹介しています!
https://note.com/odakaworkers/n/nee00bb02ba44

ーーータイミング、めぐり合わせがぴったりだったんですね!
ちなみに、その時はNARUのことをご存知でしたか?

チラシも見たことあるし、駅前通りを車で通り過ぎるので、場所はわかっていました。
けど、何するところなんだろうな〜と考える程度でしたね。

ーーーNARUが何する場所なのか分かりづらい、これは永遠の課題ですね(笑)ちなみに、働き始める事自体に、迷いはなかったんですか?

「子育てをしながらできるかな。」「私じゃスキル不足じゃないかな。」と、あれこれ心配事はありました。

けど、家族も背中をおしてくれ、2020年の10月より働くことになりました。

ライフスタイルも、価値観もNARUに関わっていい変化が生まれました。

ーーー西山さんが仲間入りされてもう半年が過ぎたんですね。
NARUで働いたことでライフスタイルや価値観に変化はありあしたか?

2つあります。

以前は、復興=「除染が終わること」だと思っていました。
けれど、NARUの運営会社「株式会社小高ワーカーズベース」の取り組みに感銘を受け、考えが変わったんです。
原発事故で一度は人がいなくなった地域で地域を創るという取り組みは大変だけど、復興は震災の以前の水準に物事を戻すのではなく、それ以上の状態を目指すんだという考えに共感しています。

もうひとつ。

以前より生活にメリハリが生まれ、充足感を感じるようになりました。

前任の高橋さんも話していたんですけど、家にだけいて、「母」として24時間過ごすのは、思った以上にしんどいんです。

働き始めてからは家事や子供のお世話に当てられる時間が減るから、少し大変ではあります。
けど、お皿洗いひとつをとっても、「よし、がんばろう!」という気分で取り組めるようになりました。

別の場所に移動して、「母親」以外の役割で活動する時間は、自分の生活をよくしてくれています。


ーーー西山さんにとってポジティブな影響があるようで、とってもよかったです。

南相馬に唯一無二な場所。NARUの魅力は「包容力?」


ーーーでは、そんな西山さんからのの魅力って、なんでしょうか。

まず、癒やされる快適な空間が好き。
マイナスイオンが出ているんでしょうか(笑)

図書館ともカフェとも違うけど、静かな場所で落ち着けて、学生さんも、女声の方にも利用していただける。

こういったような場所は南相馬には唯一無二だと思っています。

もうひとつ、キッズスペースがあることが大きな特徴ですね。

お子様連れのお母さんにも安心して利用していただけることは大きいかと思います。

ーーー様々な世代、立場の方に利用いただける、間口の広さがもっと町に伝わるといいですね。

子育てと両立させ、頼れる存在になりたいです!


ーーー西山さんが働く上で、大切にしたいことはありますか?

まずは、子育てと両立してしっかりと出勤できることを目指しています。

その上で利用者の方からも気軽に何か相談できるような人になりたいです。

いつでもお話し聞きますので、お声がけください!

ーーーまさに、今年度のチラシにも書いたキャッチコピー「あなたの挑戦が形にNARU!」を体現していく、ということですね。

西山さんがいると、運気がアガる!?
ぜひ一歩踏み出して、遊びに来てくださいね!

ーーーそんな西山さん、これだけはワタシが一番!というものはありますか。

振り返ってみると、私は人生において、渡りに船のような状況が多くありました。

子育てと両立できる仕事をしたい、と思っていた時にNARUで働くチャンス に巡り合ったり、確率でいえば100人に一人の双子を妊娠したり。

なので、私といると運気がよくなるので、「強運のパイオニア」です(笑)

ーーーすごいですね(笑)ご利益をみなさんにぜひ還元していただきたいです。
では最後に、NARUの利用者さんに向けてひとことお願いします!

「NARUってどういう場所なの?と気になるけどよくわからないから踏み込みづらい」と声を聞くことが多いです。

昔の私もそうでした。

けど、何事も躊躇していたら、始まるものもはじまりません。

NARUはみなさんが前進する一歩踏み出せる場所なので、身構えることなく気軽に遊びに来てください。

お待ちしてます!

編集後記

昨年よりスタッフとして仲間入りいただいた西山さんは、「三児の母」と、「まちのワークスペースのスタッフ」という2つの顔をもちながら、いつも丁寧に仕事をしてくださいます。

「どんな場所なのかよくわからない」というお声をいただくたびに頭を悩ませていましたが、インタビューを通じ、仕事をする人はもちろん、学生から子育てママまで「色々な人が使える、開かれた場所」というNARUの魅力の一面を気づかせてくれました。

西山さんが受付に立ってくれることで会員の皆さんにもご利益がある(かも?)ぜひ気軽にNARUにもおこしくださいね!

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