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【OPV Events!】祝2周年! これまでと、これから。オンラインイベントを3/14に開催します。

OPVが2周年を迎えました!

小高パイオニアヴィレッジは、2019年の3月10日にオープンいたしました。
みなさまのおかげで、2周年を迎えることができました。

3/14日はそれを記念し、オンラインイベントを開催いたします。
前半は小高パイオニアヴィレッジからうまれた地域へのインパクトを振り返ります。
後半には震災から10年たち、「次の10年」を創る次世代育成のビジョンをトークセッションにて深めていく予定です。

ぜひご覧ください!

イベント詳細はコチラ

 当イベントの開催にあたり-
かつては人口ゼロになったまちのこれまでとこれから

私達のいる福島県南相馬市の小高区は、震災の原発事故に伴い、一度は避難指示区域となり、人口がゼロになったまちです。

一見絶望的とも取れる状況の街で、「自立した地域社会を実現する」ことをビジョンに据え、「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」をミッションに、小高パイオニアヴィレッジ運営会社の株式会社小高ワーカーズベースが2014年2月に創業されました。

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代表の和田智行は何を思い、この地に事業を興したのでしょうか。

『なぜ原発事故避難指示区域で事業を起こすのか』
よく頂戴する問いです。

ふるさとのため。確かにその通りです。
強制避難させられた悔しさから。それもあります。

でもそれだけではありません。
私たちが感じているのは、 この地域の限りない可能性です。

私たち南相馬市小高区の住民は、5年4か月もの間居住が許されなかった町に、暮らしを再構築していくというチャレンジをしています。ここで対峙しているのは「緩やかな衰退に歯止めをかける」といった従来の課題ではなく、「そもそもゼロの状態から町を興していく」という、それまでの日本には存在しなかった課題です。

欲しい暮らしを手に入れるためにすでにあるものを捨てることは難しいかもしれません。
しかしゼロから始めるのであれば創るだけです。

すでに様々な絵が描かれたキャンパスにさらに絵を描き加えるのではなく、真っ白なキャンパスにイメージ通りの絵を描く。開発しつくされた街に家を建てるのではなく、前人未踏のフロンティアを自ら開拓し理想の村を創る。 成熟した日本社会においてそんなチャレンジができるこの地域に、私たちは可能性しか感じられません。

現代社会は予測不能だからこそ、どんな状況からでも可能性を見出し、欲しい未来を実現する。
そんな風土をこの地域から生み出すために、私たちはチャレンジし続けます。
(株式会社小高ワーカーズベース 代表メッセージより引用)
https://owb.jp/company/message/

ご覧いただいたのは、弊社代表和田のメッセージ。
ここから食堂事業、商店の運営、ガラスアクセサリの事業などを立ち上げて住民や事業者帰還の呼び水となる活動をしていました。

自社だけでなく、他者を巻き込んだ課題解決・共創のフェーズへ

2017年6月からは、地域おこし協力隊制度を利用した起業家誘致・支援を行う"NextCommonsLab"事業を南相馬市から受託し、地域外から若者を誘致しはじめ、自社だけでなく他者を巻き込んでの課題解決をスタート。

「予測不能な未来を楽しもう」を共通言語に、課題解決のプロセスも含めて楽しめるような価値観をもつ若手の方たちが導かれ、加速度的にこの地に集まり始めます。

地域に高齢者が多く、移動が困難ならば、移動式のアロマサロンを創ろう。
地域の伝統行事"相馬野馬追"で飼われている馬をシェア・利活用しよう。
コミュニテイが失われてしまったのなら、お酒をきっかけに、人が集まれる場所をつくろう。
地域にテクノロジーを入れ、人々の暮らしを豊かにする「まちのIT屋さん」をつくろう。
etc...


課題や「負」とされるような状況を逆転の発送で捉え、多数のプロジェクトがデザインされ、形になりました。

彼らを支える「開拓精神」の象徴としてそびえ立つ、小高パイオニアヴィレッジ

仲間がたくさん増えてきたことで、彼らの創造・共創しを後押し、起点になるような場所として、小高パイオニアヴィレッジが建立されました。

建築までのストーリーがクラウドファンディングサイト"Makuake"に載っています。ご興味があれば、ご覧ください。

ただ建物があるだけでなく、ここでなされたこと、これから目指す未来に強く共感する人が集ってきます。
それぞれの向いている方向、やっていることはバラバラかもしれない。
震災を通じ成熟した日本社会にぽっかりと生まれた"フロンティア"南相馬市の小高。
開拓精神を胸に宿し、スタッフ・会員さん共にこの地を拓く「仲間」なんです。

「次の10年」を見据えて、さらに多くのパイオニアたちが集うフェーズへ。-Next Action→Social Academia-

震災から10年。
当時は思いがあっても、知識、経験、資金などの面で歯がゆい思いをしていた、当時10代だったアナタへ。
あの凄惨な被害から地域は整ってきているように一見見えますが、まだまだ課題は山積しています。
主人公は、他でもないアナタです。
次の10年のほしい未来、社会、地域を思い描き、一緒に形にしませんか。

ヤフー株式会社、ソフトバンク株式会社と手を組み、震災がきっかけとなった課題を解決する次世代リーダーの育成・サポートPJが始まりました。

名付けてNext Action→Social Project,通称NASAプロジェクト。

詳しくは、こちらのページに書いてあります。

16-29歳の若手を”ゴールデンエイジ”とくくり、Booster Class,Rocket Class,Apollo Class,この3層プログラムに分かれて切磋琢磨しあい、アイディアや思いを具体化していきます。

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次世代への応援もお待ちしております!

また、このプロジェクトの運営にはYahooネット募金から集まった資金を利用いたします。
ゴールデンエイジではなくとも何かしらの形で力になりたい。
そんなアナタ、福島の未来を創る次世代の"ロケットブースター"になりませんか。

Yahoo!ネット募金のページはコチラ

価値観に共感する方、ぜひこの輪にジョインしてきてください!
まずはイベントのご参加お待ちしております!

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