#827 今日から目指せる「カッコイイ人」の特徴
おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
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今日の放送は、先週、私は久しぶりに月曜日と火曜日の一泊二日で遠出をしまして、仕事のパートナーと一緒に合宿形式のワイガヤミーティングを実施しました、そんな報告をさせていただきましたが、そこで考えたことを今日はシェアさせていただきたいなと思います。
仕事をしている中で、「この人、かっこいいな」という人っていませんか？
タイトルをつけるとしたら、『今日から目指せる「カッコイイ人」の特徴』。
仕事をしている中で、この人、かっこいいなという人っていませんか？
決してイケメンとか、ビジュアルが美しいというのではなくて、なんかいいよね、なんかかっこいいよね、こういう感覚なのですが、「かっこいい」にたぶんおもしろいとか、一緒に仕事したいとか、刺激を受けるなみたいな、こういったものもいろいろあって、スタンスとか、たたずまいとか、雰囲気とかも、いろんなものを総称しての「かっこいい」ですかね。
先週の一泊二日のビジネスミーティングの中で、かっこいい人ってこういうことかもしれないと私が思うことがありましたので、それを今日は共有させていただきたいなと思います。
どこまでいっても、小田木所感の話でございます。
パートナービジョンミーティングで感じたこと
まず、何をしたかですが、先週の月曜日と火曜日の2日間、私たちの事業を進めるのに欠かせないビジネスパートナーの方々と一緒に集まって、パートナービジョンミーティングというミーティング合宿を実施しました。
かっこよく言うと、ワーケーション。
ビジネスパートナーってどういう位置付けかですが、私たちの考え方として、事業というのは社内のメンバーだけでやるものではなくて、事業を前に進めるために社内にこだわらずに、いろんな知見を持ってる人とつながって、お互いに良い形でコラボレーションをしながら、社内のチームという枠組みではなくて、社外も含めた関わり合いの中での仮想チームを組んで、仕事を前に進めるというスタイルをとっています。
こういった、組織の枠を越えていろんな人とつながって仕事をしていく上でめちゃくちゃ大事なのは、単純な委託関係とか、契約関係という感じではなくて、「その事業、おもしろいね」「そのビジョン、めちゃくちゃ共感するね」「だから一緒にやりたいね」そして「一緒にやることが、お互いにとって相乗効果があるね」という関係性なんですよね。
それってアジェンダが決まった、規定の時間の中でのミーティングではなかなか難しくて、お互いに考えていることや思っていること、事業の中でどんな価値観を持っていて何を考えているか、これを一方向で伝えるのではなくて、そのテーマについてお互いに対話することで、良い関係性だとか、創発的なアイディアや、一緒に作り上げるものが生まれてくる、そういうメカニズムになっているなと思いますので、ビジョンミーティングみたいな営みというのは、すごく大事なステップなんですよね。
今回は、私たちNOKIOOから3人と、パートナー4人で集まって、合計7人でワイガヤをする。もちろんミーティングが目的なのですが、滞在した場所には 地ビールの醸造所があって、さらに温泉もあるという、そして富士山のすそので広がる大自然といった環境ですので、環境も大いに活用しながら楽しむ、こんな時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございます。
そこでの気付きがたくさんあるのですが、その中で今日のVoicy放送で取り上げたいのは、「今日から目指せる「カッコイイ人」の特徴」で、私なりにどんな人がおもしろくて、一緒に仕事したいなと思って、男女に関わらずにかっこいいなという感覚を持ったかというところを共有したいという趣旨ですね。
仕事を通じて実現したいことが明確である人
それは何かというと、一言で言うと、個人のミッションビジョンバリューを語れる、これだなって思ったんですよね。
ここで皆さん、ふと思いますよね。
「何よ、ミッションビジョンバリューって？」というところや、「ミッションビジョンバリューって分かるけど、それって会社のものじゃないの？」とか、「そういうことって会社員じゃないから言えるんじゃないの？」という、いろんな突っ込みクエスチョンが頭に湧いてくると思うんですよ。
一個ずつお答えしていきたいなと思います。
完全な一人Q＆Aですよね。
まず、最近よく聞く「ミッションビジョンバリュー」ですけれども、これってミッションは使命であり成したいこと、ビジョンはその結果実現したいこと、バリューは提供できる価値、これを総称して「ミッションビジョンバリューMVV」みたいな感じで呼ばれるのですが、会社の中で今、ミッションビジョンバリューとか、パーパスとか、スピリットみたいな感じで、いろんな表現をされますが、いわゆる「私たちはどうありたいのか？」「誰の何に貢献したいのか？」「それによってどんな世界や社会を実現したいのか？」これを言葉にしたものですよね。
これの個人版をみんなが持っている。
この一つがあったなって思うんですよね。
仕事を通じて実現したいことが明確である。
これが、この人、かっこいいなとか、おもしろいなとか、一緒に仕事したいなと思える、すごく共通するエッセンスだなと私は感じています。
今回、集まった4人だけではなくて、他でつながる人、例えば、Voicy対談に出てくれる人も、仕事を通じて成したいこと、個人としてどう生きたいか？とか、誰の何に貢献したいか？というのが、結構明確なんですよね。
かっこいいと思いませんか？そういうのって。
今回もそれをすごく感じました。
さっきの一人ツッコミの中でいくと、そういうことって会社員じゃないから、例えば、個人事業主であるとか、経営者であるとか、そういう立場だからあるし、持っているんじゃないの？と思うかもしれないですけれども、集まったパートナーのうち、2人はザ会社員なんですよ。
でも、自分で事業をやっているメンバーと変わりないかっこよさがある。
それってどういうことかというと、会社員であるなしに、そっかそっか関係がないんだなと思うのですが、例えば、どの会社に所属するのか？とか、そこで何を仕事にしてどんな経験をしていくのか？どんな働き方をしていくのか？これが全部手段になっているんですよね。
何の手段かというと、その人が持っているミッションビジョンバリュー、仕事を通じて実現したいことを実現するための手段になっている。
なので、メンバーの一人も言っていたのですが、自分が何を実現したいか？それを実現する手段として、今は会社に所属しているということが、めちゃくちゃ相乗効果を生んでいる。だから自分が実現したいことを実現させる手段として会社員である立場。そして会社、ブランドを大いに活用しながらやっていこうと思っている。
こうやって言えちゃう訳ですよね。
どうですか？こういうことを言ってみたくないですか？
人間らしさを大事にしながら、「負」に向き合って、自分の探求ができる人
そういったことを伝えたいなと思いつつ、ミッションビジョンバリューってちょっとハードルが高く感じますよね。
最初に言葉にしようと思うと。
そんな大層なものは自分の中にないだとか、そんな大それたことを言えないと感じることもあるかもしれないですけれども（最初は）、でも、例えば、今回、集まった方々は全員40代（一人だけ20代がいましたけれども）全員40代なのですが、それぞれが持っているミッションビジョンバリューはどこからくるかというと、ゆらぎだとか、つまずきだとか、挫折だとか、うまくいかなかったことや、過去に感じた葛藤、擬音で表すと「ガビーン」とか「ガーン」とか「マジか？」とか、こういった経験の中から育まれているんですよね。
いわゆる「ふー」じゃないですか。
でもこの「ふー」って起こったことを起こったままにせずに、そこから自分を探求したり、どうやって乗り越えるか試行錯誤をしたり、この経験だとか、何とかこれを変えたいといった思いが、その人ごとのオリジナリティのあるミッションビジョンバリューにつながっているんだなと感じました。
みんながみんな、最初からきれいな言語化ができたりだとか、最初から大そうな素晴らしいものを持っていたかというと、全然そうではないと思うんですよ。
小さな小さな種をまいて、小さな小さな芽を出して、いろんな経験というお水をあげながら、ずっと育て続けてきたんだな。
だから40代になって、そういったかっこいいものが語れる。
そういうプロセスなんだなって思います。
そこまでには人間らしい（今でも人間らしいですけれども）、ずっこけ、挫折、葛藤、うまくいかないこと、「本当に俺ってだめだな」「自分ってどうなってんだ？」みたいな、迷子になったりさまよったり、こういうことを経ながら、小さな小さな芽を育て育て、たぶん今に至る。
タイトルで『今日から目指せる「カッコイイ人」の特徴』なんていうことをお伝えしましたけれども、小さな小さな芽に目を向けて、そこにいろんなお水をあげながら、自分のことを探求し続ける、「何がしたいんだろう？」「どうできたらうれしいんだろう？」「私は何におもしろい・楽しい・うれしいって感じるんだろう？」ここに目を向けてお水をあげ続けることなら、私たちも今日からできるなと思いますので、マイナスの経験とか、ゆらぎ、なかなか見つからない探求という過程を、受け止めて歩いていくことが、それだけでかっこいい人への道を歩んでいると言えるんじゃないかなと思います。
ちなみに私は今、どんなことを成したいと思っているかというと、チームの景色を変えたい、チームの中にある景色だとか、チームで働く人の景色を変えたい、それによって「仕事ってやっぱりおもしろいよね」とおもしろいって言い合える人がたくさんいる、そんな社会に1mmでも近づく貢献ができたらなと思っています。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子（おだぎともこ）です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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