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#1059 「無駄な仕事」に気づく”感度”を大事にしよう

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も月曜日がスタートしました。
節分あけの月曜日ですね。皆さん、節分はどんなふうに過ごされたでしょうか?

最近、盆栽が気になっています、、、(植物沼その後)

雑談なんですけれども、私はチャンネルで植物沼にはまっていますという話をたまにさせていただくんですけど、たぶん3年ぐらい前に観葉植物にまずはまり、そこから屋外に守備範囲を広げながら、花壇とかもいじりながら、多肉植物サボテン系にさらにドはまりをして今に至るんですけど、最近はまた新たに気になる植物ジャンルができてまして、それは何かというと、盆栽です。
そこだけはいかないかなと思っていたんですけれども、最近、盆栽が気になるんですよね。
でも、サザエさんの波平さんがやっているような盆栽ではなくて、小さいミニ盆栽で山野草といわれる和の植物と木をこけむした小さい鉢で育てる、あの辺のジャンルが結構気になり始めています。
手始めに山野草のツワブキというのがあるんですけど、ツワブキにはまって、集めたり育て出しちゃったりしているんですけれども、私の植物愛がどんなジャンルに発展していくのか、自分でもちょっと楽しみです。
進捗はあまり求められてないですけれども、皆さんにちょこっと共有ができればなと思っております。

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そしてもう一つ、本題に入る前にお知らせをさせてください。

続きはぜひVoicyでお聴きください。

#無駄な仕事を見極める

今日の放送は、Voicyさんが全体で展開するハッシュタグテーマにもとづいてお届けをしたいと思います。
今日のハッシュタグは、『 #無駄な仕事を見極める 』です。
いつも「あー、それ」というツボをおさえてきますよね。
今日は『#無駄な仕事を見極める』というテーマでお届けをしたいと思います。

「無駄な仕事」というキーワードを聞いた瞬間、たぶん私たちの頭の中にはそういうのを減らしたいよねとか、なくしたいよねという感情が、ワッて盛り上がってくる感じがありますよね。
なんでこういう感情が湧き上がってくるかなというと、私たちは仕事でも家庭でも人生においても、意味のあることに時間を使いたい、こういう願いがすごく強いからじゃないかなと思います。
なので、例えば、今、やってることとか、担っている役割、そして取り組んでいる仕事が、意味のあることだと実感できれば、私たちのモチベーションは上がっていくし、「これになんか意味があるのかな」と思った瞬間、モチベーションがただ下がるという法則がありますよね。
やっぱり限られた時間だし、貴重なリソースだから、意味のあることに使いたいし、それによって誰かが喜んでくれたり、手ごたえを感じられたり、自分の成長につながれば、こんなにハッピーなことはないという構図の中にいるからこそ、無駄な仕事って聞いた瞬間、それを減らしたいよね、なくしたいよねという気持ちが、湧き上がってくるんですよね。

無駄な仕事に気づいていることのほうが多い

じゃあ、無駄な仕事をどうやって減らしていくかと次に考えると思うんですけど、今日のハッシュタグは『無駄な仕事を見極める』という名前がついてますけれども、私は実は見極められないというよりも、見極められる、もっと言うと、「これ、無駄じゃない?」と気づいていることのほうが圧倒的に多いんじゃないかなと思います。
ここから小田木所感でしゃべっていきますので、よろしくお願いします。
なので実は大事なのは、無駄な仕事を見極めることよりも、気づいちゃってる無駄な仕事を実際に変えるとか減らすということに、どうやってつなげていくかということが、結構重要なんじゃないかなと思うんですよね。
無駄な仕事って、実は私たちは気づいちゃってる。
こういう感覚はありませんか。
仕事する中でどんな立場の人であっても、例えば、それが新人だったとしても、転職1カ月だったとしても、「なんかこれ、いらなくない?」とか「意味がないな」とか「え、何のためにやってんだろう?」とか「非効率だな」こういう感覚を持つことって普通にありますよね。
つまり私たちは、割りと多いパターンは、無駄な仕事を見極められないというケースよりも、気づいちゃってることのほうが多いと思うんですよ。
つまり、感度のいいアンテナは持ってるし、そのアンテナはちゃんと作動しているんですよね。

そんな前提にもとづくと、何が難しいかというと、気づいてるけど、変えられない、こっちのほうが圧倒的に難しいと感じているんじゃないかなと思うんですよね。
例えば、「なんかこれ、非効率だな」と感じたとしても、「でも、今までもそうだしな」と言って、「このやり方でやるか」ってなっちゃったり、「でも、これは変えられないよな」と思いながら続けちゃったり、もしくはすごい非効率なんだけれども、「これ、ちょっと効率が悪くないですか?」とか「無駄じゃないですか?」なんて言おうもんなら、例えば、前任の否定になっちゃうとか、過去にこれまでずっとやってきたことの否定になっちゃうとか、誰かを傷つけちゃうみたいな感じで、口をつむぐみたいなこと、ありますよね。
その他の言えないあるあるとしては、「でも、私が言ってもな」みたいな、「経験の浅い私が言っても」とか、「異動をしたての私が言っても」とか、「もしかしたら私が無駄だと感じるだけで、実はちゃんと意味があるんじゃないかと思いたい」みたいな。
そんな感じで、気づいてるけれども変えられないということが積み重なっていくこと、ありますよね。あるあるですよね。

アンテナにフタをし続けると、アンテナの感度が落ちていく

でも私は、ここがすごくもったいないと思っていて、もちろん気づいていて変えるチャンスを逃すという意味でもったいないという側面もあるんですけど、もう一つ、最も避けなきゃいけないのは、さっき言ったような、「今までもそうだし」とか、「これは変えられないし」とか、「誰かを傷つけたくないし」みたいな感じで、無駄だという感覚、アンテナにフタをし続けると、アンテナの感度が落ちていく。これがこれから仕事を続けていく上で一番怖いことじゃないかなと思うんですよね。
今まではおかしいなって思えたけれども、無視してフタをし続けた結果、あまりおかしいと思えなくなっていく
これが、個人のキャリアにおいても、そしてチームや組織においても、一番怖いことじゃないかなと思います。
ニュースを見ていると、いろんな問題が驚くような大きな会社で起きて(ニュースになるのは大きな会社の出来事だと思うんですけど)、それってもしかしたらそこにいる一人一人が、最初は「おかしいな」とか、「これ、無駄じゃない?」とか、「変えたほうがいいんじゃない?」と思ったことにフタをし続けた結果、全体の感度がみんなで落ちていって、「あれ?」って思うことに「あれ?」って思えなくなっていく、その積み重ねの結果だという見方も、私はできるんじゃないかなと思います。
話がだいぶそれていっちゃいましたけれども。
でも、本当は意味だとか効率性だとか、そういったものにちゃんとしたアンテナを持っていたにもかかわらず、フタをし続けたがために、アンテナの感度が落ちていく。これは本当に個人にとっても視覚にとっても避けたいことですよね。

言う側も聞く側も、ほんのちょっとの小さな勇気で変えていける

じゃあどうしたらいいかというと、私たちがちゃんと持っているいいアンテナ、作動しているアンテナに沿って、「なんか無駄じゃない?」「もうちょっと変えられると良くない?」とか、「違う方法にしてみない?」と、アンテナの感度に沿って言えるとか、もしくは誰かが言うことを聞ける、これがめちゃくちゃ大事だと思うんですよね。
もっと言うと、歓迎し合えたら、アンテナにフタをするという人は、自分も相手も含めて、いなくなっていくんじゃないかなと思います。
例えば、「あれ、なんかちょっと無駄じゃない?」と思ったときに、言う側は、「よくしたいから言うんだよ」とか、「チームとして、もう少しいいやり方を考えてみない?」とか、過去の否定でも個人の否定でもないという前提にもとづいて言える。これが大事だし、仲間が「なんかちょっとさー」と言ってくれたことを聞く側も、「はー?」とか、自分のやり方が否定されたと思いながら聞くんじゃなくて、過去とも自分とも切り離して客観的に聞けたらいいですよね。
これは、言う側も聞く側も、ほんのちょっとの小さな勇気なんじゃないかなと思うんですよね。
言う側は、「私が言ってもな」という思いをちょっと変えて、「これ、ちょっと変えられないかな?」と言ってみる。
仲間が言ってくれた場合に、自分やこれまでが否定されたと思わずに、「どれどれ?」みたいな感じで、一緒になって見てみる。
みんながほんのちょっと小さな勇気を出してみることで、実はすごく前進していくことってあるんじゃないかなと思います。

もしも、日々仕事を進める中では、なかなか手を止めにくいなとか、言い出しにくいなということであれば、みんなで節目を狙いにいったらいいんですよね。
例えば、3カ月ごとに四半期の進捗を出すから、そこで棚卸しをしたり、振り返りをしたり、やり方を評価してみる。
評価というのは、good&mottoですよね。「これはよかったから続けよう」「ここはちょっと変えると良くなりそう」これをみんなで評価し合ってみる。
それが3カ月だとやりやすいというチームもあれば、半年に1回、立ち止まる機会があるので、そこでやりやすいというチームもあれば、一年ごとに振り返りをするので、そこでというチームもあると思います。
この辺は自分たちが合った節目を狙っていく仕組みにしちゃう
そんな感じにできるといいですよね。

ということで、今日は『無駄な仕事を見極める』というハッシュタグにもとづいてお届けしましたが、私たちは実は結構いいアンテナを持っていて、ちゃんと気づける。
だから自分や仲間のアンテナを信じて、フタをしてアンテナの感度を落とさずに、思ったことを言い合える、歓迎し合える、そんなコミュニケーションが無駄な仕事を、自分だけじゃなくて仲間の力も合わせながら減らしていくということにつながるんじゃないかなと思っております。

いかがでしたでしょうか。
最後までお聴きいただきありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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