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#1214 「高圧的な態度をとる上司がキツイ」というお悩み

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

花火大会でかき氷屋さんをやりました(アツイ!)

今日は火曜日です。
ちょっと余談になるんですけれども、先週末に私の住む地域で自治会主催の、とはいえ、結構大きな花火大会があったんですね。
私は静岡県の浜松市に住んでいるんですけど、浜松といえば浜名湖じゃないですか。浜名湖とは違う、一周が6キロぐらいのプチ湖があるんですけど、この湖畔で毎年恒例大花火大会が催されるという、そんなイベントです。
今年、私は自治会のとある役を引き受けておりましたので、花火大会のかき氷の出店でかき氷を売るというお手伝いをさせていただきました。
日中の暑い時間から準備して、そして夕方5時の販売開始からまったく休む間もなくかき氷が1,000杯売れていくという、そんなイベントをお手伝いさせてもらったんですけど、すごいですね。本当にみんなが汗だく。
楽しいイベントの裏に、こんな汗を流しながらイベントの裏方をやってくれている人がいるんだなということを身をもって実感しました。
貴重な経験をしましたし、帰ってから飲んだビールがめちゃくちゃおいしかったなと、そんな日を過ごしました。

イベントご案内『職場で取り組む管理職育成の新時代』

今日は8月6日火曜日ですので、昨日放送でご紹介したプレスリリースからのイベントを開催させていただきます。
昼の1時から2時の一時間ですが、『職場で取り組む管理職育成の新時代』こちらはもし興味を持って迷っているという方がいらっしゃいましたら、まだご参加いただけますので、ぜひチェックしてみてください。
チャプターにリンクを貼っておきます。

それでは、次のチャプターで本編をお楽しみください。

高圧的なものの言い方をする上司とどう接したらよいかというお悩み

今日の放送は、チャンネルの質問ボックスにいただいたご質問を取り上げて放送したいと思います。
チャンネルの質問ボックスを皆さんはご存じでしょうか?
チャンネルのトップページのプロフィール欄にリンクが貼ってある、質問が送れるウェブフォームなんですけど、こちらを使って、放送へのリクエスト、ご意見、そしてこんなテーマを取り上げてほしいというオーダーやリアル質問なんかも受け付けております。
使っていただきますと、私は放送のネタができて大変うれしいという、そんなコーナーになっておりますので、ちょっと思いついたとか、こんなことを考えたというレベルで結構です。
ぜひ使ってみてください。
ちなみに、今日お届けする質問を最後に、持っている質問ボールがクリアになりますので、どこかで送ってみようかなと思っていた方、今がありがたいタイミングかもしれないです。

質問者さんはユタカさんからです。
ユタカさん、いつも聴いていただきありがとうございます。
読みます。

【いつも仕事のヒントとなる放送をありがとうございます。
今日は、高圧的なものの言い方をする上司とどう接したらよいかについて、小田木所感をお聞きしたく質問します。
上司は、自分の考えや期待と、こちらのやっていることが違っていたりすると、「ちゃんと聞いているのか?」「おまえじゃ話にならん、他の人に代われ」と、無理難題を押し付け、「これをやれ、命令だ」と、とても高圧的なものの言い方をします。
自分のやり方がよくなかったのかと、精神的に落ち込んでしまいます
このように高圧的なものの言い方をする人には、とにかく相手の考えを察して相手の言うことに従っていればいいのでしょうか?】

というご質問です。
ユタカさん、ありがとうございます。
小田木所感ですが一緒に考えてみたいと思います。
改めて今回のご質問の概要は、高圧的なものの言い方をする上司とどう接したらいいか悩んでいる。その上司は、自分の考えや期待とのギャップが生じると、高圧的な態度や口調で責めるため、精神的に落ち込んでしまう。こうした相手とどう接したらいいか、小田木所感を聞きたい。
こんな感じですね。

一刻も早く第三者に相談してください

早速ですがいってみましょう。
私の所感はこれ一択ですね。
抱えないでください。一刻も早く相談してください。本当にこれです。
誰に相談するのかというと、上司の上司だとか、人事だとかですかね。
一般的なコミュニケーションが取れる相手であれば、相手に対して例えば、指摘の事実はその通りですが、その口調が事実以上に私にとってはつらいと、ちゃんと伝えることができるし、相手も「そうだったんだ、本当にごめん、伝え方は改めるね」こういうコミュニケーションが成り立つんですけど、メールを読むにそんな印象ではないので、とにかく抱えずに一刻も早く第三者に相談をしていただきたいなと思います。

相談においては、相手がどうか、指摘の事実がどうかよりも、相手の態度や言葉遣いにより、今、ご自身がどんな状態にあるか、これについては事実そのもの、例えば、結構消耗しちゃって仕事がつらいだとか、口調が強すぎるので、その影響が尾を引いて、やるべきことに集中できないとか、何よりも今、精神的にだいぶつらい状態にあるということを、きちんと伝えて相談をするのがいいと思います。
これって客観的に見ると、上司からどういう状況なんだろうということもあると思うんですけど、どんな状況か分からないけれども、でもコミュニケーションを受け取る側が、考えや期待との違いを責められているとか、無理難題を押し付けられていると感じていることがここでの問題だと思いますので、その問題を取り上げて、きちんと相談をして、この状況を抱え込まないということを選択していただくのがいいんじゃないかなと思います。

自分が悪いのか?我慢が足りないのか?答えはノーです!

ご質問の中で、「自分が悪いのか?」とか「我慢が足りないのか?」といったことも書いてありますけれども、これはNOですね。
そういう問題ではないと思います。
きちんとまっとうなコミュニケーションを取った上で、じゃあ何か仕事に課題があったとしたら、どこに課題があったのか、どう改善するのか、それでようやく成り立つわけなので、そんなふうにとらえていいんじゃないかなと思います。
ちなみに私的には、職場で相手に「おまえ」ということ、これは絶対にないなと思います。
ですので、一刻も早く抱えずに相談をして改善を図ってください。

相手の動かし方が時代遅れになってしまう問題

そういう意味ではご質問に対しては「以上」なんですけど、この質問を拝見して思うことは、私たちは相手の動かし方・人の動かし方が時代遅れになっちゃうということがあるなということですよね。
もっと言うと、なぜこんなにもギャップが生まれるのか、正直、不思議なぐらいだなと思います。
だって社会通念上、何が問題とされるかって、どんどん変わっていくし、前進していくじゃないですか。
そういう意味では、変化をおさえ続けることが大事だし、一般的な感覚で情報を得てニュースを見ていれば、特別な学習をしなくても、そういった感性をアップデートしていけると思うんですけれども、難しいんですかね。気づけば取り残されるということがあるんだなというのを改めて思いました。
相手の動かし方が時代遅れになってしまうというのは、総称すると「精神的に追い込んで動かす」これって問題視されて久しいじゃないですか。
例えば、権威や立場を糧にして相手を服従させるとか、強い態度や口調で反論できなくしちゃう、要は恐怖ですよね。あとは命令だったりルールだったり、相手が考えたり、自分なりに動くという選択肢を、ともすれば奪っちゃうケースもあると思うんですよね。こういった問題に起因するニュースはあまたある。
だからこそ、普通に考えて情報に目を向ける人なら、こういう相手の動かし方を選択することへの過大なリスクを普通の感性でも感じますよね。
例えば、そういった人の動かし方をしちゃうと、管理職の資質への疑義も出てくるだろうし、相手だけじゃなくて職場全体の中でハラスメント認定をされるリスクも十分にあるし、ともすれば、訴訟問題に発展する可能性も十分にある中で、それを自覚できない。本当に怖いなと思います。

一方で、客観的に見ていると、怖い怖いと思えるんですけれども、これが当事者になって、精神的な支配を受ける側になっちゃうと、私たちも頭で分かっていても、知らず知らずのうちに精神的に支配されちゃうということだってありますよね。
自分が悪いのかもしれないと思い出すことなんて、典型的な一つの傾向だと思いますし、そうこうしているうちに、何を言っても無駄だとか、なんならこういうものだと思い込んで、相手に対してもう何もできないという無力感が平常になってしまう。
本当に危険だと思いますので、改めてユタカさん、ご質問ありがとうございます。
一刻も早く助けを求めて、状況が良くなっていくことを心から願っております。

ということで、最後までお聴きいただきありがとうございます。
質問ボックスへのコメントやご質問はすべて目を通させていただいてますし、「ちょっとこれは難しいわ、ごめんね」というもの以外は取り上げをさせていただきますので、皆さんぜひご活用ください。

それでは、最後までお聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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