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#1003 ”出口の印象”を左右する「大事にされた感」

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も月曜日がやってまいりました。
なんと11月の最終週です。
12月というと、今年も終わる感がすごいですよね。クリスマスとか楽しいイベントもありますけれども、私の中では年末の師走感が強い。そんな12月が来るぞという一週間のスタートです。

#好印象は作れる

今日の放送は、Voicyさんのハッシュタグテーマにもとづいてお届けをしようと思っております。
今週のハッシュタグは、『 #好印象は作れる 』というテーマがきました。
こちらについて、私が思うことを共有させていただこうかなと思います。
ちなみに皆さん、印象というものに気を使っていますか?
私は結構大事にしていますね。
チームで仕事をするにも、いろんな人と組織や立場を越えて関わる中でも、やっぱり印象はすごく大事だなって思います。
一方で印象の難しいところって、相手が持つものなんですよね。
例えば、自分的には全然怒ってないけれども、相手がなんか怒ってるように見えるというのであれば、「いや、怒ってないし」と思っちゃうんですけれども、ただ、相手には自分が怒って見えたということは相手にとっての事実なので、「なるほど、怒って見えたんだな」こういうふうに受け取る必要があるんですよね。

全然余談ですけど、私は大学を卒業するぐらいまで、とにかくあらゆる人に「眠そうだね」ともすれば「あー、眠いでしょう、今」と、本当に数えきれないぐらいこの印象を言われてきたなという時代があります。
もちろん自分的には「いや、全然眠くないし」むしろ「心外だな」ぐらいな感じで思っていたんですけど、あれは相手にとって客観的に眠そうに見えたということで、何がそんなに眠そうに見えたのか、実は今でもよく分からないということがあります。
ちなみに、今は全然言われません。

印象というのは相手が持つもの

とにかくこの印象というのは相手が持つものなので、相手の目にどう自分が写っているか、これがすごく大事なんですよね。
なので、ハッシュタグにある『好印象は作れる』ということは、相手の目に映るであろう自分を想像して、そこを考えて振る舞うということが、たぶん好印象を作るという発想なんじゃないかなと思っております。
そういう意味では、まずは相手の目にどう映っているか聞く
これが、めちゃくちゃ大事ですよね。
ただ、それだけだと、「以上です」になってしまうので、もう少し話を進めてみたいなと思います。

相手の印象を左右するのはまず見た目

ちなみに、私たちも他者に対して印象を持つ側の一人だと考えたときに、相手の印象を左右するものって何だと思いますか?
相手の印象を左右するピースをつかむことが、たぶん好印象を作っていくステップになりそうですよね。
相手の印象を左右するピースは何かというと、一番大きいのは、見た目ですよね。
私はこれがなんだかんだで大きいと思います。
いわゆる視覚の情報ですね。
人って目で見た情報で相手の印象を判断するって言われますし、自分のケースに当てはめても、そうだなって思うので、まずやっぱりここですよね。
しかも、出会って数秒で決まると言われているので、ものすごい影響力ですよね。
例えば、表情だとか、髪形や服装、声のトーンとか、いわゆる「清潔感があるか?」とか、「相手が話しやすいと思えるような雰囲気を醸し出しているか?」とか、そういったところですかね。
でも、今日の話はここじゃないところでいこうと思います。
見た目が大事なんていうことは、百も承知だと思うので。

「入口の印象」は見た目だけど、「出口の印象」はそれだけじゃない

じゃあ、見た目というピース以外に印象を左右するものは何か?
ここからは、さらなる小田木所感なんですけれども、見た目というのが入口の印象を左右するものだとすると、実はもう一つ、出口の印象を左右するものがあると思うんですよね。
出会って数秒で判断される入口の印象が見た目だとすると、その後、一緒に何かを体験したり、時間を過ごしたあと、出口の段階で持たれる印象を左右するものは何か?
これは、私なりの表現でいくと、相手が大事にされたと思うかどうか、これで決定的に印象が決まるんじゃないかなと思います。

入口出口の印象ですけれども、30分のミーティングがあるとするじゃないですか。
入口の印象というのは、ミーティング開始時点の顔を合わせた時の印象ですよね。
出口の印象というのは、30分のミーティングを終えた後、その時間全体と相手に対して残っている印象が出口の印象。
この印象を左右するものが、大事にされたかどうか。
ちょっとしたことだと思うんですよね。
例えば、相手が「ちょっといいですか?ミーティングをお願いします」と言ってきた時に、ちゃんとその時間のために準備がされていたとか、もしくはその時間の中で、自分の話もちゃんと聞いてくれたとか、もしくは相手が「ちょっと1on1をしようよ」と声をかけてきて、さらに自分の状況とかコンディションを関心を持って聞いてくれたとか、もしくは相手が考えていることを丁寧に伝えてくれたとか、短時間で効果的にミーティングが進むように工夫してくれたとか。
本当にこういうちょっとしたことなんですよね。
でも、相手が自分のことを考えてくれていると実感した時に、私たちは大事にされたという印象を持って、それがその時間の出口の印象をめちゃくちゃ大きく左右するんだなって思います。
本当にちょっとしたことですよ。その影響力ってめちゃくちゃ大きいと思うんですよね。
もちろん毎日が忙しいし、仕事においては、仕事で「ねばならぬ」という目的や状況がいろいろあるし、仕事としてサクサクと進める必要があるし、家庭でも忙しくて時間がないと、なかなか相手のことまで考えている余裕がないということもあるかもしれないですけど、でも本当にちょっとしたことだと思うんですよね。
「ところで体調はどう?」と一言をはさんでくれたとか、もしくは「いい時間にしたいと思っているよ」と一言を言ってくれた。もしくは「あなたはどう思っているか聞かせてほしい」って聞いてくれた。
本当にひとひらの「あ、私のことを大事にしてくれている」と感じた時に、業務ミーティングだったとしても、出口の印象というのは全然変わる
私たちは、私たち自身もそういう体験をいろんなパターンでしていると思うんですね。
全然大事にされなかったなとか、一方でむしろ相手の事情も大事にしてあげたいと思うような体験ができたかどうか。

思いやりをひとそえするだけで劇的に印象は変わる

ということは、今日のテーマは『#好印象は作れる』でしたけれども、見た目以外のピースで好印象を作ろうと思うと、相手が大事にされたと、ひとひらの思うことを考えるということで、具体的には、相手のためにこういう時間にしようとか、5分でも相手のことを考える時間があると、劇的に変わっていくんじゃないかなと思っております。

私も、もちろん見た目も多少の気は遣いますけれども、ここを大事にしたいなと思っていて、出口の印象をいかにいい形で、相手にとって「この時間を作ってよかった」もしくは「自分にとっても必要な時間だった」と思ってもらうために、思いやりをひとそえ、相手のことを考える時間やタイミングをひとそえしていきたいなと思っております。
これは、見た目ほど手間をかけずに劇的に変えていける部分だと思いますので、個人的には見た目以上に、見た目も大事ですけど、見た目以上にぜひおすすめしたいポイントだなと思っております。

ということで、今日は『#好印象は作れる』にもとづいて放送をお届けしました。

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続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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