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#1207 「私」は”つまづき経験”でできている

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

二泊三日の出張に行ってきました

7月最終週になりまして、今週も一週間がスタートしました。
先週、私は予告通り水曜日以降の三日間、広島と大阪の出張に行かせていただきまして、Voicyについては金曜日はかなるくん&りなさんで放送をさせていただきました。聴いてくださった皆さんもありがとうございます。
広島も大阪も暑かったです。変わらず暑いという感じですけれども。
広島は、私は人生で二回目の訪問だったんです。
聞こえてくる言葉とか雰囲気も含めて、やっぱりいいなと思いました。
ちなみに驚いたのは、お土産を買っていこうと思って駅のお土産ショップなんかにいくと、あくまで私の印象はですが、売ってるものの9割がもみじの形をしているような気がして、もみじというものがブランドになっているんだなと思いました。大げさに聞こえるかもしれないですけれども、私にはそんな印象でした。もみじの形をしているか、レモンの味をしているか、この辺が王道で広島の食ブランドを形成しているんだなと思いました。
二日間を通じて、リアルで会いたかった人に会えた時間だったなと思いまして、お会いくださった皆さま、もしこの放送を聴いていたらありがとうございます。
そこで交わされる話とか一緒になって考えることが、めちゃくちゃおもしろい充実した時間だったなと思っています。
二泊三日で出張するのは私は久しぶりでなかなかない機会なんですね。一泊二日は多少あるかもしれないですけれども、二泊はない。
そういう意味では、家族で協力して家が回るというか、なんとかなるもんだなということも実感できました。
朝、家に電話を入れると、子どもが出て「ママ、今日は朝からドーナツを食べちゃったんだよね」そんな話を聞くと、何を食べたのかは全然想像はつかないですけど、ママがいないというシチュエーションもそれなりにおもしろくやってくれたんだなと感じました。
そんな先週でした。

今日はセミナーデイ!「ダイバーシティと成長戦略の新視点」当日参加、大歓迎~

今日は7月29日月曜日ですが、イベントデーですね。

続きはぜひVoicyでお聴きください。

リアル訪問ならではのおもしろさってやっぱりあるな

今日は、先週の三日間で私が感じたこと・考えたことを、振り返り放送と題してお届けしたいと思います。
これは出張の中身というよりも、横断的に全体を振り返ってみて、こんなことが言えそうだなと思ったことを、小田木所感として共有できればなと思うんですけれども、タイトルをつけるとしたら、「私たちはつまづき経験でできているんじゃないか?」こんなことをふと考えましたので、聴いてください。

まず、三日間の出張がどんな感じだったかなんですけど、広島と大阪に行かせていただいて3日間で5社ほど回らせていただきました。
一カ所にだいたい半日から、中には一日一緒にいて、仕事やコミュニケーションをさせていただいたという場所もありまして、本当にありがとうございます。
実際にお会いした方の多くは、人・組織に関する仕事や役割を担う方々でして、その中でお互いの課題感ですとか、あとこのチャンネルでもテーマにさせていただいているチームで成果をあげる、ここを起点にしたいろんなディスカッションができて、本当におもしろかったなと思います。
アウトラインはそんな感じなんですけれども、やっぱりリアル訪問ならではのおもしろさもあったなと思いまして、それはどこかというと、今はオンラインでミーティングもできて、これがフットワークを軽く多頻度・多接点、スピーディーにコミュニケーションを進めていく上ではすごく不可欠だなと思っています。一方で通常のオンラインミーティングは、限られた時間をいかに効果的・効率的に使っていくかという中で、目的に向かってそこに関わるみんなが進んでいけるようにアジェンダを重視した時間というのが一般的には多いなと感じるんですよね。
あくまで、どっちがいい悪いじゃないですけれども、そこと対比してリアル訪問というのはいろいろじっくり話せるなと感じました。
くれぐれもなんですけど、オンラインでは話せない話があるというよりも、リアル訪問だとミーティングの前後で、食事したり、お茶をしたり、5分でも移動しながらいろんなおしゃべりができるじゃないですか。これがやっぱりおもしろいんですよね。
ミーティングの中身は、この時間はこういうことを話し合いましょうということで効果的に進んでいくと思うんですけれども、リアルの場合はその前後に5分でも10分でも余白的な時間が生まれて、そこで交わされるミーティング以外のコミュニケーション、感じ取るお互いの雰囲気が、やっぱりおもしろいなと感じます。
決して1時間も2時間も追加で時間を取らなきゃいけないというレベルじゃないですよ。移動しながらの5分10分の話だけでも、得られるものがすごく多い。そんな所感です。

つまづいた経験が今の自分を形成している

その中で相手のことも聞くし、自分のことも話すじゃないですか。
それを3日間通じて何回も繰り返した結果としての小田木所感なんですけれども、それが冒頭にお伝えした、私たちはつまづいた経験で出来上がっているんだなという所感になります。
皆さん、どうですか?
あくまで小田木所感なので、どう思う?というところも含めて一緒に考えたいなと思うんですけれども、今の自分自身はつまづき経験でできていると思いますか。
もちろん楽しかったこととか、手ごたえがあったこととか、成果を出したこととか、こういったものも自分を形成する大事な大事なピースなんですけど、今の自分自身を形成するものは、いろんな経験をすればするほど、つまづいた経験とか、もがいた経験とかが、自分自身にオリジナリティだとか、深みを与えているんじゃないかと思うんです。
それはこの3日間の中でいろんな人と会ったんですけれども、相手のことを聞く中で、その人自身ですごくインパクトを与えているなと感じるのは、つまづきましたとか、もがきましたという経験なんですよね。
そこをオープンに、そしてカジュアルに相手に共有できるというところも魅力の一端だと思うんですけれども、例えば、感情で言うなら、仕事の中で過去に「悔しい」とか「おかしい」とか「おもしろくない」こうやって感じた経験から、だから模索しているんだとか、だからここでやっているんだとか、だから今の私はこのテーマに情熱を注いでいるんですと、本当に期せずしてこういう話を行く先々で聞けたなと思っています。

みなさんもちょっと振り返ってみてください。
今の自分を形成している大事なピースって、やっぱりつまづきとか、もがき経験にありませんか?
「あの時、めちゃくちゃ悔しいって思ったな」とか、「あの時、こんなのおかしいと思って、自分なりに一生懸命考えたな」とか、なんなら「私はあの時、怒ったな」と、表立って感情的に怒り散らすというのとは別かもしれないですよ、心の中で怒りのような感情を抱えたということだと思うんですけれども、こういったものをみんなが持っていて、今のその人を形成しているんだなと思いました。
私の場合は、Voicyで結構オープンに話しているので、例えば、ライフイベントを迎えて働く時間が短くなった時に、やりがいも小さくなるんじゃないか?長時間で働かないと、成果だって出せないんじゃないか?と思ってもがいたという話は何度もさせていただきましたが、それが今、チームで成果をあげるというテーマになぜこんなに情熱を注ぐかというところの一端になっていると思うんですよね。あとは、一人でやりきってなんぼと思ってやっていたけれども、これじゃあ持続性がないな、この頑張り方はあと10年とか、10年どころか5年も厳しいなと思った時に、そうじゃない頑張り方や成果の出し方が、今の自分につながる一つの大事なピースになっているなとか。
それが今までもそうじゃないかと思ったけれども、改めて今回会った方々の顔や魅力を思い浮かべると、そういうのをみんなが持っているんだなと本当に実感しました。

笑って誰かにオープンに言えるようなタイミングが来たら、自分という人間のおもしろみの一つになっている

ここまで聴いて、それはあなたが会った人だけじゃないですか?と思うのか、それとも、確かに自分自身もそうだし、私の周りにいるあの人もあの人もそうかもな、もしそんなことは聞いたこともないという人がいたら、もしかしたらそこをお互いに聞いたり伝えたりし合うことで、ぐっと相手の理解が深まるかもしれないなと思います。

何が言いたいかというと、そういった経験から思ったこと、悔しい、おかしい、おもしろくないと思った感情に、フタをしなくていいんだなと思うんですよね。
もちろん無理にこじ開ける必要もないし、相手に伝えなきゃいけないということでもないと思うんですけれども、信頼できる仲間だとか、より深く付き合っていきたいという相手がいた時に、そんな自分を形成する大事な過去の感情とか思いも含めて共有する、なんていうことが私はもっとオープンにできていいなと思います。
悔しい、おかしい、おもしろくないというのが、やっぱり自分という人間のおもしろみの一つだと思うんですよね。
もちろん消化するのに時間がかかることもあるんですけれども、振り返ってみて、笑って誰かにオープンに言えるようなタイミングが来たら、それがたぶん自分という人間のおもしろみを一つ、形成しているんじゃないかなと思いました。
何よりも今につながる価値観を形成する大事なピースが、つまづいたり、もがいたり、悔しい、おかしい、おもしろくないと思った経験なんだなと感じまして、私は5分の自己紹介の中でも、「以前はどんなお仕事をされていたんですか?」とか「どんな経験をされたんですか?」とか「なぜ今、このテーマにそんなに情熱を持って取り組んでいるんですか?」そんな問いかけをした時に、かっこいいエピソードだけじゃない人間臭いその人を形成する大事なピースの一端も、オープンに笑って開示をし合えるようなコミュニケーションが改めてすごくいいなと思ったという、そんな話でした。
そこからの小田木所感ですけれども、人って多くの人がつまづき経験でできているんじゃないかと思ったという、そんな話をさせていただきました。

今回、いろんなエピソードがめちゃくちゃおもしろかったんですよね。それを聴きながら、お酒が飲めるとか、一時間お茶ができるとか、また続きをワイガヤとしたいなと思っていますし、そんな関係がこれからもこれを聴いてくださる皆さんともいろんな機会で増えていけたらいいなと思っています。

ということで、今日は小田木所感放送でしたが、最後までお聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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