#1266 リモートワークは「時間と会議のメリハリ」
おはようございます。
小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで私たちの仕事の景色を変えるためのの日々に役立つヒントをお届けします。
#リモートワークのメリハリ
今日は、Voicyさんのハッシュタグテーマにもとづいて放送をお届けします。
お題は『 #リモートワークのメリハリ 』こんなお題ですね。
いろんな切り口がありそうですけれども、リモートワークでメリハリをつけるには?とか、手ごたえのあるリモートワークにする方法とか、そんな感じのニュアンスでしょうか。
このお題については、リモートワークを相棒にして仕事をしている私としては、「この辺がポイントだよね」と思うところがありますので、皆さんにシェアしてみたいなと思います。
私自身は、リモートかオフィスかという境目がほぼない
メリハリをつける方法に入る前に、私にとってのリモートワークなんですけど、私が所属する株式会社NOKIOOは、静岡県浜松市に本社があるんですけれども、エリアレスで事業を提供するのと、そしてチームをエリアレスで組んでいるので、基本的にはフルリモートです。
もちろん静岡県内在住のメンバーもいますが、Voicyに登場するメンバーでいくと、りなさんは三島ですし、以前に木曜質問を担当していたナツさんは福岡在住ですし、神戸とか首都圏とか、エリア多様性の高いメンバーと、チームを形成し事業を前に進めながら組織で動いていく、これがスタンダードなんですよね。もちろん本社オフィスがありますが、私の場合はオフィス出社は月に一回で、出張が月に2,3回で、メンバー全員で浜松に集合する機会は年に2,3回ですかね。物理的にはそういった環境での仕事です。
そうなると、リモートワークというものについてどんな考えになるかというと、リモートワークという表現がすでにオフィスワークと対比じゃないですか。オフィスに集まることと対比してリモートワークは補助的なワークスタイルだったり、一人仕事のときはリモートだよねとか、作業中心の日はリモートにするか、みたいなイメージがともすれば持たれるんですけど、私にとってはオフィスかリモートかという境目が極めてないんですよね。
毎日、メンバーと顔を合わせて密のコミュニケーションを取らないと当然仕事は進まないですし、オンラインだからこそお客様ともたくさん会える。出張ベースだとたまにしか会えないかもしれないですけど、オンラインだからこそ必要なタイミングで必要な頻度だけひざをつきあわせてコミュニケーションが取れる。
人材開発みたいな事業領域ですけれども、オンラインを使うからこそ、学習体験や学習効果が上がっていく、そういった発想をしていくことで、コミュニケーションにおいても事業運営においても、リモートかオフィスかという境目がほぼないという世界観が存在するんだなということを、日々に実感しております。
生産的なリモートワークに欠かせないポイント
そんなリモートワークがスタンダードな小田木が考えるリモートワークのメリハリの所感なんですけれども、いろいろあると思うんですけど、厳選して今日は二つをシェアすると、一つは、時間のメリハリ。
そしてもう一つは、会議のメリハリ。
これがリモートでチームを組んで生産性の高い仕事をする上で本当に欠かせないメリハリだなと思っています。
時間のメリハリと会議のメリハリ。
一個ずつ見てみましょう。
時間のメリハリ
時間のメリハリについては、この時間はこれだけ、そしてこの時間はここまで、このスパンスパンという時間の境界線を明らかにしたマネジメントをきかせるというのが本当に欠かせないんですね。
しかも、セルフマネジメント力というのが私たちのチームではめちゃくちゃキーになるなと思っています。
リモートワークだったとして、「よーし、今日は一日作業に没頭するぞ、会議もないし、一日これに集中するぞ」そんな時間の使い方をみんなが一切しないんですよね。
30分とか一時間ブロックで予定を組み立てて、この時間はこれを決めるとか、この時間はこのアウトプットを仕上げる、次に人と会って、これについて議論して、この時間はこれだけ、この時間でここまで、時間と一緒に動いていくというのが、リモートワークの特にメリハリには不可欠だなと思います。
そうやって時間で動きながら、今、何をしているか、この時間はこれだけの、これだけで何をやってるかというのを、仲間と一緒にお互いに見えるようにして、当然お互いの集中力を高めるというのもそうですし、今、何をやってるか見えるからこそ、必要なコミュニケーションを適切な仲間と集まって取っていける。これがリモートワークのメリハリの根幹じゃないかなと思っています。
じゃあ、この時間はこれだけとか、この時間でここまで、みたいな仕事の進め方ってどうやっているのかについては、過去放送の中に『頭の中のあれもこれも状態をなくす方法』というおすすめ放送がありますので、ぜひ皆さんチェックしてみてください。先週のかなるくん質問でも紹介をさせていただきましたので、またかもしれないですけど、これが結構根幹の基本の仕事術になるなと思っています。
チャプターにリンクを貼っておきますね。
会議のメリハリ
以上が時間のメリハリという考え方で、もう一つの会議のメリハリはどういうことかというと、仲間とミーティングするとか、お客様と会って何かを話す、こういった人と人とのコミュニケーションを総称して会議と呼ばせていただきますが、会議において手ごたえのある建設的なコミュニケーションが取れたかどうかというのが、私はリモートワークにおける最大のメリハリだなと思っています。
オフィスに行ってもそうですよね。
だって仕事って、結局人と人とが一緒になって何かをやるということじゃないですか。社内の仲間ともそうですし、仕事でつながるお客様とも、人と人と一緒になって何かをやるというのが仕事じゃないかなと思うと、集まってやるというシーンにおいて、手ごたえのある建設的なコミュニケーションが取れたというのが、くどいようですけど最大のメリハリ。
その中で、よっしゃあ、集まってコミュニケーションが取れたことで課題がクリアになったぞとか、決めるべきことをちゃんと決められたぞ、踏み込んだ議論ができたな、目線が合ってゴールを見据えることができたとか、ミーティングのあとの仕事がめちゃくちゃスムーズになったな、その手ごたえがたとえ異なる場所にいようとも、最大のメリハリを作ってくれると思います。
ここで残念ながら、やっぱり会議は対面がいいなとか、集まったほうがミーティングはやりやすいな、なんて思っちゃうと、結局リモートワークというのは一人作業時間的なものになってしまって、さらにリモートは一人仕事にはいいけれどもコミュニケーションは不向きだな、みたいな感じで思ってしまってメリハリを付けにくくなる、そういった循環が回っちゃうんじゃないかなと思います。
私は個人的には「リモート=コミュニケーションには不向き」みたいななんとなくの認識は、「全然そんなことはない、違う」と声を大にして言いたいなと思いますし、これって技術なんですよね。コミュニケーションに不向きかどうかというのは、やり方一つで全然景色が変わるものだと思っていますので、私たちもリモートで生産的な会議を、仲間ともそうだし、お客様ともできるというところが、リモートでいろんなことを建設的に進める結構大きいエンジンになっているなと思っています。
この放送の中では、建設的な会議をやるための具体的なノウハウって?というところは話しきれないですが、よかったら「仕事サプリ スペース
会議」で検索をしていただくと、過去に会議の技術について話した放送も聴けるかと思いますので、興味のある方はぜひそんな探し方もしてみてください。
ということで今日は、『#リモートワークのメリハリ』について、時間のメリハリ、そして会議のメリハリ、これがリモートワークで手ごたえのある仕事をするためのキーになるんじゃないかという小田木所感を共有させていただきました。
最後までお聴きいただきありがとうございます。
それでは、今日も一日良い日にしましょう。
小田木朝子(おだぎともこ)プロフィール
人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
“気合・根性・長時間労働の働き方を変えるヒント”をnoteとVoicyで毎日配信中。
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