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#4 育休中に何か学ぼうと思う方へ

4回目放送を迎えることができました。ありがとうございます。
1回目の放送開始からフォローいただいたり、コメントをくださった方もいて、めちゃくちゃ嬉しです。本当にありがたいなと思っています。励みになっています。
そして、今日はいただいたコメントの中から、記念すべき1個目のコメントを紹介させていただきます。
”いけともさん”からですね。ありがとうございます。
自己紹介のエピソードからだと思うんですけども「育休中に1日6時間勉強って、一体どうやってしたんですか?」とこういった質問をいただいております。

1日6時間も勉強してはいけない

今日はこの質問をもとに、放送を作っていきたいなと思っています。
ただ、どうやって両立しながら1日6時間の勉強時間を確保するか?ではなくて「1日6時間も勉強してはいけない」というテーマについて一緒に考えたいと思います。
ちなみに、私が1日6時間の勉強をどうやって実行したかというと、3時間ずつに分けてやってました。まず、3時間は朝6時よりも前にやるって決めてました。子供小さいとだいたい明け方に目が覚めるじゃないですか。そこで授乳して、寝かしつけてから、朝までは子供もガッツリ寝てくれていたので、貴重な1人時間にできたんですね。そこで3時間やって、残りの3時間を日中に分散させながらやってました。早朝にやってる分、眠くなるんですけれど、朝すでに3時間できているっていう安心感のもと、日中は子供とお昼寝したりしながら、ゆったり時間を使っていくっていう時間の使い方を習慣にしていました。
でも今日のテーマはそこではなくて、それをやってはいけないっていう話なんです。

なぜ、そう言えるのかというと、結局6時間勉強もしましたし、資格も取得して、「よっしゃ」と思って復帰したけれども、全然ダメだったっていう話をさせて頂きました。
それが役に立たなかったというよりも、そこじゃなかったっていう話で。
それがなんだったのかっていうのが、このチャンネルのコンテンツになっているんですけれども。

結局、もちろん資格を取ること自体が無駄だとか、その勉強が無駄だと言いたいわけではなくて。それによって身につく知識もありますし、仕事によっては資格が必要になってくる仕事もありますので、それ自体は否定されるものではないと思っています。
ただ、「1日6時間も勉強してはいけない」と言うメッセージはですね、「学びたいのであれば1日6時間もかけずにもっと身になる学び方があるし、学ばなきゃいけないテーマがある」っていうところなんです。


私たちってみんな忙しいじゃないですか。子どものためにも時間は割きたいし、いろいろやりたいこと、やらなきゃいけないこともあるので、とにかく時間が無いと思うんですけど。そういった中で、時間を大量に投じて学ぶのではなくて、徹底的に学習効果を投じた時間に対して得られるものと学習効率にこだわっていくっていう考え方が必要だったと思います。
私は、自分のやり方をあえて否定しながら言わせて頂きます。従来型の「とにかく気合と根性で頑張って、時間を投じる勉強のやり方」ではダメ。その勉強のやり方ではダメな理由に、こんなリスクがありますよということをまずお伝えしておきます。

従来型の気合と根性で頑張る勉強のやり方が抱えるリスク

1つ目「セミナーを聞く、本を読む、聞くだけ、読むだけの学習は頭に学んだことが残らないリスク」っていうのがあります。1人で勉強すると、こういった状況に陥りやすいです。
2つは「暗記中心の詰め込み学習は、知識を新たに仕入れるっていうところには効果があるけど、実践で活かしたいと思うと学んだだけでは活かせないリスク」っていうのが高いと思っています。実際に私もそうでした。
3つ目「長時間時間を投じることで学習をカバーしようとすると、仕事においても時間で何とかしようとする考え方が習慣になってしまうリスク」高いです。そして、気合と根性でなんとかしようとしてしまうことに依存しちゃうリスクも高い。これが勉強だけではなくて働き方にも結構影響してくるリスク」と思います。
4つ目「頑張って根詰めてやるっていう勉強のやり方は、続かないリスク」も高いです。最終的には、「いろんなものを我慢して勉強しなければいけない」みたいな考え方によって、学ぶこと自体が楽しくなくなるリスクも孕んでいるのが従来型の勉強のやり方だと思っています。


なので、学び方を変えていくっていうことをぜひやって行きましょう。
6時間も時間を投じる前にというのが、私からの今日の提案なんです。

どんな学び方がいいのか?

1つ目は「1人で勉強しない」と言うことです。誰かとやるみんなとやる。今、双方向学習やディスカッション形式の学びの場って増えていると思うんです。これによる効果は、”自分ひとりでは気付いてないことを気付いていける”っていうことなんです。自分の経験だけではなくて自分以外の誰かの経験体験を聞いて、イメージしながら学習内容がより深まる。っていうメリットがあると思います。なので、1人でやるよりもみんなでやることで学習効果を高めるっていうのが1点目。
2つ目は「インプットよりもアウトプット」です。暗記だとか記録みたいなところに時間を割くよりも、口を動かし、手を動かし、誰かと対話するとかノートに書き出すとか、自分のケース状況と繋げてみるっていうアウトプット学習により時間の比率を割くっていうのがポイントの2つ目。
最後ポイントの3つ目は「オンラインを効果的に使う」ということだと思います。みんなでやって、さらにアウトプット中心になると、これまでの発想では「それって、じゃあもう学校に行ってクラスに参加しないとできない。」っていうそういう学習方法だったと思うんですね。でも、今は子供小さいじゃないですか。おいそれと学習に時間を割けないし、さらに外出も出来ないという中で、オンラインスクールが使えるんです。

急速にオンラインで双方向学習で誰かと学んで実践的なディスカッションをしながら、より深く学習効果を上げながら、投じる時間に対するアウトプットというか効率も上げていくっていう選択肢が結構容易に取れるようになっていると思います。
私が運営している”オンラインスクール「育休スクラ」”も、この考え方で学び方、クラスの進め方を組み立てています。ちょっとPRはいっちゃいましたけれども。

まとめると、学びたい方、これから何かやろうと思っている方は「1日6時間の勉強してはいけない」。学びたいのであれば「徹底的に学習効果と学習効率にこだわって、学び方を選択する」ということをしましょう

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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