一度晒してみたかったパッキングリスト(中期旅行編)
世界一周も留学経験もない私ですが経験と失敗の実体験をもとにこれまで培ってきた旅ハックの一部をご紹介します。
仕事上の閑散期+航空券の安い冬季期間に旅行することが多いので、今回のテーマは
『中期格安旅行に必要なものパッキングリスト(冬季)』
です。ポイントは「格安旅行」であること、「冬季用」であることです。ハイシーズンである春先や真夏に行くのであれば必要ないものがほとんどですし、リッチな旅をする人には更に必要のないものばかりですが、今後安い旅行に1−3ヶ月程度しかも真冬に行く予定のある方は参考程度にしてください。
■ヒートテック2−3枚
■ウルトラライトダウン
:テッパンです。ユニクロ様様です。絶対重宝します。
■割り箸
:以外にもこれでホームシックを防げます。というか、「これは(フォーク&ナイフじゃ)違うだろーー!!」というとき本当に重宝します。絶対ハシのほうが楽じゃね?という場面がたびたびでてくるからです。もちろん高級レストランやドレスコードがあるような場所ではしませんが、カジュアルなバルやカフェテリアなどなら自己判断でOKです。実際、周りがフォークで苦戦しているようなとき自分だけ悠々とハシでつまんでいるところを「それめっちゃ便利そうやん!」と話かけてきてそこから会話が生まれることもあります。
■おさかなしょうゆ&;小型マヨ
:海外ガチ勢の中には「旅は身軽でナンボ!日本から食いもんもっていくなんて外道!郷に入っては郷に...」みたいな人もいて、そういう人に持ち物についてアドバイスを求めるとこういうことを言われる確率がかなり高いのですが、慣れていようとなかろうと人は人、よそはよそです。1年くらいかけて世界一周するor1−2週間の旅程なら話は別ですが、1−3ヶ月という微妙な期間で「無理なく落ち着いて過ごしたい」のであれば上記の調味料は重宝します。自分を冷静でいさせるための保険のようなものですね。
おさかなしょうゆというのは、よくお弁当に入っているお魚型の小さなしょうゆのこと。小型のマヨネーズも同じく。
なんといっても携帯性バツグンでこれなら飛行機に機内手荷物として持ち込めるので、メインの滞在都市に大きな荷物をおいて2−3日地方を訪れるときなどにも便利。現地の味を楽しむべきだけれど、どうしても受付けない味、海外でよくある「マズくはないんだけれどなんとも言えない味」に遭遇したとき、しょうゆがあれば大抵のことは解決するのです。
とくにローカルたちしかいないような食堂、カフェでいざゆかんとばかりにゴリゴリの現地飯にトライしてみたものの「無難なやつにしとけばよかった」という勇者ならではの悔いが発生しても、不思議なことにこの国民的調味料が平和的解決をもたらすのです。さらにマヨがあれば最強といえるでしょう。
■S字フックと強めの吸盤フック
安宿でのトイレ、お風呂、その他急な天候の変化で着替えを余儀なくされたときに荷物を置く場所がない、かけられるフックがない、地面がドロだらけだ、ウ○コだらけだetc..そんなときに役立つのがこのフック類です。S字すらかけられないときもあるので引っ張って中の空気を抜く吸盤型のフックもおすすめします。荷物の中で場所もとりませんが一方で失くしやすいので計5個くらい持っておくといいでしょう。
■いろいろな大きさのジップロック
これが授業なら私はここで「はいここアンダーライン」と言っています。それほど重宝します。余った食べ物、濡れた衣類、洗剤、化粧品etc...本当になんでも重宝します。ちなみに数カ国訪れるときは余った現金を国ごとに小さめのパウチに入れ、まとめて中型のポーチに入れておくのがいいです。
■ふえるわかめ
■粉末の青汁
便秘対策用です。想像してみてください。日本でもそうですが、外出先で食べられる軽食やカジュアルなランチ・テイクアウトはほとんど決まってイモかパンか肉か揚げ物で構成されています。こんな生活続けてたらすぐに肌荒れ&太る&便秘という最悪な状態に陥ってしまいます。そんなわけでこの2つ。ふえるわかめは軽いし調理も手間いらず。青汁も然りです。とくに欧州では海藻のたぐいを食べる習慣がないので見つけるのも至難の技なわけですが、普段からひじきや昆布やわかめなどを摂取している人なら必須といえるでしょう。海藻ほどミネラル、カルシウム、繊維を補うのに適した食べ物はないといっていいほどです。これは夏の旅にも◎
■油性マジック
ルームシェアをしたことがある人ならご理解いただけるでしょうが、要はおなまえペンです。共有スペースにおく物に「これは私のものだからとるな」「たべるな」「のむな」と強く主張したいときに使います。ときには名前を書いていてすら持っていかれることもありますが抑止力にはなります。
■残り少ないガムテ
紙でも養生でもなく、布の”残り少ない”ガムテです。バッグに穴があいた、ノートが破れた、などなどまじで重宝します。
■南京錠
ロッカー用。用意してあるところと自分で用意しなければならないところと50/50くらいの割合なので最初から用意しておくに越したことはないです。上記のガムテや油性マジックに関してもそうですがこういったちょっとした小物も日本で買おうと思えばなんてことない用ですが何も知らない土地勘のない滞在地でこれらを買い求めようとするのは意外にも苦労します。売ってそうな店で売ってないことが多いからです。
1つ前の滞在先で無くしてからドイツのハンブルクで南京錠を買おうとした時は寒い中1時間以上歩き回った挙句、よくわからない本屋さんのレジ前で700円くらいのものを買ってしまったあとに金物屋さんで120円くらいで売っているのをを見つけた虚しさは忘れがたいです。
■輪ゴム
ジップロックと同じで、いつ何時でも重宝します。「輪ゴムなんてどこにでもあるやろ」「わざわざもっていかんでいいやろ」と思うじゃないですか。それが!!ほしいときにほど簡単には落ちていないものなんです!!マジで輪ゴム1個だけほしい、輪ゴム1個さえあればこの状況切り抜けられるのにアーアーアー!という瞬間が必ず訪れます。これで割り箸を束ねていれば完璧といえます。10個くらいあれば十分です。
■栓抜き
酒飲みには必須アイテムです。リユース精神強めエリアでは缶ビールより瓶のほうが多く売られていて、さらに缶より格段に安いということもしばしば。私はナイフや適当な角で開けますが、ナイフがない、角ばったものがない場所などもあるのでこれがあればいつでもどこでも飲めるので無敵といえます。
■プラスチックボトル
リンスやインスタントコーヒー、化粧水などをいれるものです。ポイントは『間違っても百均などで売っているパチンと閉めるタイプの詰め替え容器ではなく、ネジ式、つまり普通のペットボトル』にすることです。パチンと閉めるタイプのものは高い確率で使っていく過程で折れたりちぎれたりするので帰国までもたないことが多々です。キャップ付きのネジ式タイプならきちんと閉められる上にボトル自体の強度が高いので耐久性高いです。ちなみになぜリンスだけかというと、日本で売っているシャンプーは日本の水質(軟水)に合わせて製造されているので違う水質、たとえば硬水の国などでは泡立たないことが多いため、リンスやトリートメントは持参してシャンプーは現地調達するのが良いでしょう。あと個人的には緑茶の葉やインスタントコーヒーもこれにいれます。現地で探す→買う→詰め替えるのが面倒だからです。
以上です。雪深い国では宿以外でもサウナやスパ、温水プールなどが充実していることもあるので水着もあるといいかも。
今回挙げてみたもの以外にもまだまだ必須アイテムはありますが、気が向いたらまたアップしてみたいと思います。そんなわけで、中期(1〜3ヶ月)の冬季旅行に行く際は参考にしてみてください。