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【文系でも大丈夫!】オーストラリア大学院IT専攻出願のすべて

海外大学に出願する芸人になりつつある私ですが、この度オーストラリアの大学院のIT専攻でオファーをもらいましたので、オファーをもらうには何を、どうしたらいいのかをまとめることにしました。

今回オファーをもらった大学院はQueensland University of Technology(QUT)の大学院、Information Technology専攻の2年制コースワークです。今回の記事はこの経験をもとに共有します。

【目次】
1.なぜQUTに決めたのか?
2.出願プロセス
3.必要書類
4.結果通知
5.注意事項
6.まとめ

1.なぜQUTに決めたのか?
まず私は、日本の外大を卒業したバリバリの文系人間であり、ITについて正規の教育機関で勉強した経験はありません。IT系の大学院に入学するには通常、理数系・情報系の学部卒でないと難しいですが、オーストラリアには学部での専攻不問の大学院のコースがいくつかあります。数は少ないのであまり選べませんが、QUTはその中の一つでした。他の方の留学体験記、国際的な大学ランキングなどを検討し、QUTに出願することを決めました。

2.出願プロセス
プロセスは簡単です。QUTのHPからapplyの仕方の案内がありますので、それに従って登録するのみです。オーストラリアの大学はそれぞれの大学でフォーマットはほとんど変わりませんが、出願用のWEBサイトを持っています。サイトに名前、住所、学歴など自分の経歴を登録し、英語のスコア、志望理由などの文面を登録してsubmit(送信)すると出願が完了します。ただし、出願料(100AUDほど)を取られますので、paypalなどを利用し支払いをすると正式に受付けてもらえ、選考のプロセスが開始します。

3.必要書類
以下の書面をPDFデータで、WEBサイト上に登録する形で提出しました。(原本の送付不要)

・英文卒業証明書
・英文成績証明書
・IELTS Academicスコア
・パスポート

4.結果通知
これは1〜2ヶ月かかります。私の場合は23年3月中旬くらいに出願しましたが、処理中になってから数週間経っても何も連絡がありませんでした。痺れを切らしてどうなってますか?と問い合わせたところ、今年は出願者が多くて処理に時間がかかっている旨連絡が来ました。結局最終的な合否の連絡が来たのは5月末頃。IELTSのスコアが未達だったのでconditional offer(条件付き合格)としてオファーをもらいました。その後IELTS 6.5を取得したので、今は正式なオファー(入学許可)を保有しています。そこから考えると、選考は書類のみで判断されますのでオファー自体をもらうハードルはかなり低いと思います。私が苦労したのはIELTS OA 6.5を取ることくらいで、他のプロセスで難しい点はありませんでした。

5.注意事項
気をつけるべきポイントは、オーストラリアの学費は非常に高額であるということです。その上、年々学費が上がっており、QUTの現在の学費は35000AUD /年くらいであり、これを負担できなければ入学は叶わないので奨学金を獲得するか自分の懐事情を考慮する必要があります。

ただ、2年の大学院を卒業すれば卒業生ビザを3年(要確認)ほどはもらえるので、30歳未満の若い人であれば永住権の道を現実的に考えることができますし、賃金の高いオーストラリアでは比較的短期間で資金回収も可能かと思われます。

6.まとめ
ここまで見ていただいたように、英語力さえあれば文系大卒でもオーストラリアのIT系大学院のオファーを獲得するのはそう難しいことではありません。(もちろん、国際ランキングが高い大学であればあるほど、オファーを獲得するのが難しく、学費が高額になる傾向にはあります) 文系の道を歩んできたけど、キャリアチェンジをしたい理系志望者の一つの選択肢になりうると思います。

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