OCTPASのプログラムを公開しました
Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship(OCTPAS)のプログラム
※一部講師が変更になりました(2024年8月7日)
今後も変更の可能性があります。変更があれば随時更新いたします。
対象
主な対象は薬剤師・薬学生ですが、それ以外の職種(医師、看護師、臨床検査技師など)の方にも役立つ内容となっています。ぜひ受講登録をご検討ください。
※受講登録方法は準備が出来次第、noteにてお知らせいたします。
見どころ
1 抗菌薬適正使用支援の基礎知識
いちばん最初に押さえておきたいこと、それは「抗菌薬適正使用支援とは何か。なぜ行うのか。」です。活動する上でブレないように、ここはしっかり押さえておきましょう。
また活動を始めると、サーベイランスってどうすればいいの?、PAFはしているけどうまくいかない、抗菌薬使用許可制と届出制ってどうなの?、診断支援にも取り組みたいけど何から手をつければいいの?などで悩まれたことはありませんでしょうか。これから活動を始める方にも活動中の方にも有用な内容になっています。
2 感染症診療の原則
抗菌薬が適正に使用されているかどうかを判断するには、患者背景、診断、経過、検査結果などを整理して考える必要があります。膨大な情報の中でどういった着眼点で整理し、何を評価すれば良いのでしょうか。抗菌薬適正使用支援活動のベテラン薬剤師の頭の中をのぞいてみましょう!
3 臨床微生物学
薬剤師にとっては、とっつきにくい分野ではないでしょうか。でも、感染症診療の原則に則って抗菌薬を選択するには、微生物の知識は欠かせません。また、耐性機序の理解や検体の質の評価など、感受性を読む時にピットフォールにハマってしまう可能性があります。今回、薬の選択に必要な知識について、基本的なことから分かりやすくご講義いただきました。必見です!
4 抗微生物薬
PK/PD、TDM、薬物動態、抗菌薬アレルギー、耐性菌の治療薬選択など、臨床で困った時に役立つコンテンツが盛りだくさんです。耐性菌の治療薬選択は難しいですよね。薬剤師が感染症内科医がいなくても自信を持って薬の選択をできることを目指して、専門家の先生方に講義していただきます。
抗菌薬の基礎知識は、CiDER-EDUの「抗菌薬セミナー」をご活用ください。
5 押さえておくべき感染症
抗菌薬適正使用支援活動の中でよく出会う感染症に焦点をあて、通常の臨床経過や効果判定に用いる指標、知っておくべき解剖や検査など、抗菌薬適正使用支援活動を行う薬剤師が知っておくべき内容を講義していただきます。疾患の知識を深めて、主治医とやチーム内でより円滑なディスカッションを目指しましょう!
6 AS(抗菌薬適正使用支援)の実践
最後に「実践」です。
症例プレゼンテーションの方法やコミュニケーション・教育のコツ、情報の調べ方など、臨床でうまくやるためのヒントが満載です。
阪大病院の抗菌薬適正使用カンファレンスもお見せする予定です。
お問い合わせ
大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)人材育成部門 Mail:foster@cider.osaka-u.ac.jp
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