OCTPAS【公式】

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マガジン

  • OCTPAS: 薬剤師・薬学生のための感染症教育プログラム

    • 32本

    薬剤師・薬学生向け教育プログラム Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship(OCTPAS) 2024年4月公開予定

最近の記事

OCTPAS第26回 「耐性グラム陰性桿菌治療薬②AmpC産生菌」を公開しました

OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第26回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「耐性グラム陰性桿菌治療薬②AmpC産生菌」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ AmpCは発現量により耐性度が異なり、さらに治療中に変化するので非常に難しいく感じますよね。AmpC産生菌を治療するには、AmpCのことを知り抗菌薬の知識に結びつける必要があります。「誘導」や「脱抑制」など聞き慣れ

    • OCTPAS第25回 「耐性グラム陰性桿菌治療薬①ESBL産生菌」を公開しました

      OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第25回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「耐性グラム陰性桿菌治療薬①ESBL産生菌」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 今回は見かける頻度が高くなっているESBL産生菌の抗菌薬治療について学びます。 ESBLとは何か、各βラクタマーゼ阻害薬の安定性の違い、MERINO studyで話題となったピペラシリン・タゾバクタムは実際どうなの

      • OCTPAS第24回 「耐性グラム陽性球菌治療薬②レンサ球菌・腸球菌」を公開しました

        OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第24回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「耐性グラム陽性球菌治療薬②レンサ球菌・腸球菌」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 今回の動画の前半部分は、感染症診療の流れと診断についてお話いただいており、感染症内科医がどのように考えて、どんなタイミングでどんな情報を収集し、どのように診断しているかを学べます。これは全ての薬剤師に必要な知識

        • OCTPAS第23回 「耐性グラム陽性球菌治療薬①ブドウ球菌」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第23回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「耐性グラム陽性球菌治療薬①ブドウ球菌」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 今週から、各種耐性菌の治療薬についての講義が始まります。 抗菌薬選択の中でも、耐性菌におけるそれは選択肢が限られることや死亡率の高さ、耐性機序を加味しなければならないことなどから悩ましいことが多いと思います。日々の業務

        OCTPAS第26回 「耐性グラム陰性桿菌治療薬②AmpC産生菌」を公開しました

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        • OCTPAS: 薬剤師・薬学生のための感染症教育プログラム
          32本

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          OCTPAS第22回 「特殊病態患者の薬物動態②」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第22回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「特殊病態患者の薬物動態②」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 今回は、腎機能障害患者への投与設計について学びます。 抗菌薬は腎排泄型薬剤が多く、投与量を検討する上で腎機能の評価は欠かせません。正しく評価できていますか。腎機能の評価方法、投与設計方法(透析・持続的腎代替療法施行中、急性腎障害患

          OCTPAS第22回 「特殊病態患者の薬物動態②」を公開しました

          OCTPAS第21回 「特殊病態患者の薬物動態①」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第21回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「特殊病態患者の薬物動態①」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 今回は、過体重・低体重・小児に抗微生物薬を投与する際の考え方について、薬物動態を踏まえて学びます。これらの状況は根拠が乏しく、臨床で頭を悩ますことも多いのではないでしょうか。どういった資料を参考に、どういう情報を収集して、どのよう

          OCTPAS第21回 「特殊病態患者の薬物動態①」を公開しました

          OCTPAS第20回 「TDM」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第20回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「TDM」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ TDMは抗菌薬適正使用には欠かせない手法であり、薬剤師が積極的に実施すべき業務ですよね。 この動画では30分という短時間で、バンコマイシン、テイコプラニン、アルベカシン、ボリコナゾールのTDMについて「ここだけはしっかり押さえておくべき!」という内

          OCTPAS第20回 「TDM」を公開しました

          OCTPAS第19回 「PK/PD臨床応用」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第19回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「PK/PD臨床応用」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 前回の「PK/PDの基礎」の知識を元に、今回は臨床応用して行きます。 基礎知識はあっても、臨床にどう活かせば良いのか分からない・・・そんな声にお応えしていただきました! 注射用抗菌薬ではバンコマイシン、アミノグリコシド系、βラクタム系、

          OCTPAS第19回 「PK/PD臨床応用」を公開しました

          OCTPAS第18回 「PK/PDの基本」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第18回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「PK/PDの基本」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ PK/PDは薬剤師が得意とし率先して検討すべき概念ではないでしょうか。でも他職種にこの概念を説明するのは結構難しいですよね。この動画ではまず基礎知識を整理し、他職種とも共有しやすいようにイメージ化していただいております。概念は理解できてい

          OCTPAS第18回 「PK/PDの基本」を公開しました

          OCTPAS第17回 「抗微生物薬選択の考え方」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第17回目のコンテンツ 4 抗微生物薬「抗微生物薬選択の考え方」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ まずは抗微生物薬選択の大原則を学びましょう。 薬剤師が患者さんに処方されている薬が適切かどうかを確認する場合も、この原則に則って情報を整理して評価する必要があります。処方されている抗微生物薬に出会ったら、毎回この考え方で評価し、自分

          OCTPAS第17回 「抗微生物薬選択の考え方」を公開しました

          次週から、OCTPAS 4つ目のカテゴリー「抗微生物薬」が始まります!

          2024年7月24日(水)からOCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)で、「4 抗微生物薬」 が始まります。PK/PD、TDM、薬物動態、抗菌薬アレルギー、耐性菌の治療薬選択など、薬剤師の専門分野であり、実際に臨床で他職種から意見を求められることが多いと思われるテーマを取り上げました。 また、抗菌薬の選択の中でも耐性菌の治療薬選択は非常に悩ましいですよね。講師の先生には、「感染症内科医が

          次週から、OCTPAS 4つ目のカテゴリー「抗微生物薬」が始まります!

          OCTPAS第16回 3 臨床微生物学「POCT(point of care testing)」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第16回目のコンテンツ 3 臨床微生物学「POCT(point of care testing)」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 「調子が悪くて病院で新型コロナのイムノクロマト法の検査をしたら陰性だったから、とりあえず新型コロナは大丈夫そう」 この発言について、どう考えますか? POCTはCOVID-19の影響で一気に普及した

          OCTPAS第16回 3 臨床微生物学「POCT(point of care testing)」を公開しました

          OCTPAS第15回 3 臨床微生物学 検体の採取と評価④「膿汁培養」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第15回目のコンテンツ 3 臨床微生物学 検体の採取と評価④「膿汁培養」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 膿汁培養では、検体採取法を確認する事がとても重要です。 例えば、採取するタイミングはいつか?(抗菌薬投与前か?)、検体はスワブで採取されたものか?採取量は?、嫌気性菌が疑われる場合は嫌気ポーターを使用しているか?、採取後、提

          OCTPAS第15回 3 臨床微生物学 検体の採取と評価④「膿汁培養」を公開しました

          OCTPAS第14回 3 臨床微生物学 検体の採取と評価③「尿培養」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第14回目のコンテンツ 3 臨床微生物学 検体の採取と評価③「尿培養」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 今回は尿培養について学びます。 尿培養といえば、培養結果に記載された菌量を見て「どう評価すればいいの?」と疑問を抱いたことはありませんか? 尿も痰と同様に常在菌の混入が多い検体です。まず、尿路感染の起因菌となる菌か、尿道口や外

          OCTPAS第14回 3 臨床微生物学 検体の採取と評価③「尿培養」を公開しました

          OCTPAS第13回 3 臨床微生物学 検体の採取と評価②「痰培養」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第13回目のコンテンツ 3 臨床微生物学 検体の採取と評価②「痰培養」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 肺炎は高齢者の死因の上位に位置しており、また入院患者の発熱の原因にもなり得ます。つまり、痰培養を目にする機会はものすごく多いです。しかし、痰培養結果の解釈にはピットフォールが多数存在します。 まず、提出された検体の質が良いかど

          OCTPAS第13回 3 臨床微生物学 検体の採取と評価②「痰培養」を公開しました

          OCTPAS第12回 3 臨床微生物学 検体の採取と評価①「血液培養」を公開しました

          OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第12回目のコンテンツ 3 臨床微生物学 検体の採取と評価①「血液培養」をCiDER-EDUで公開しました。 見どころ 「検体の採取と評価」、初回は血液培養です。 血液培養の採取方法や、検体の質を評価する方法を学びます。 血液培養検査の具体的なプロセス指標や講師の先生のご施設での実際の取り組み内容、また微生物検査を外部委託している施設へのアド

          OCTPAS第12回 3 臨床微生物学 検体の採取と評価①「血液培養」を公開しました