正解はない、けど。

自分の心の中には

量の決まった器があって

そこに入らないほどの
気持ちがたくさんちり積もり

溢れてしまった時の

心が壊れる音。

久しぶりに聞いた気がした。

喉の奥が

キューっと渋くなって

痛くて

声も出せなくて
息も吸えなくて
吐けなくて

わたしは多分、
基本的に他人を優先するタイプで
自分のことは後ヘ後へと後回し。

それは他人の機嫌を損ねないためなのか
好かれようとするためなのか

どっちもなのかもしれないけど

よく相手の気持ちを探り、
行動してしまう。

何か少し違う
と思っていても
なかなか意見が言えなくて
笑って相槌打って
そのまま時が過ぎてしまう。

その積み重ねで、
更に自分の思うことが言えなくて
最終的に、

自爆。

わたしあるある。

そんなわたしが
言わなければ、と思う場面も
もちろんある。

でもきっとわたしの伝え方が
弱いから、
上手く伝わらなくて
もうこれ以上無理かなって
尻すぼみ。

もしかしたら、
相手による部分もあるのかも
って、ここのところ
よく思う。

人はみんな自分以外、他人で

その人が考えてることなんて
その人以外には分からない。

もちろん自分も。

相手の、
そこまで探ろうとするなんて
自爆するに決まっている。

「合う」
「合わない」

人それぞれにあって、
合わなければ、無理に合わせようとしないでいい。

そんなの分かっているよ
と言われそうだけど、

わたしは頭で分かっていても
頭では支配しきれない部分で行動で
癖がついてしまっているよう。

そんなことに気づき始めて
まだ少し。

決断できること。

少しずつ
少しずつ

わたしは変われているのだと思いたい。

慣れて来たことを手放すのは
不安でたくさんだけど、

変わりたいと思った時ほど
自信は無くなる一方だけど、

そうすることで
新たに入ってくる物事があり、
新たな発見がある。

少しずつでいいんよ。

自分にそう言いながら。

少しずつ変わって行こう。