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デジタルカメラの解像度って600万画素くらいで良くない? M11〜M8〜R-D1(で撮影)

久しぶりに低解像度のデジカメを出してきて遊んでいる.M8の記事はこれ.

十五年の隔たりの中にある彼ら.人間の欲しがるデザインは変わらない.

6000万画素のM11にはオールドレンズを,CCDのゼロ年代カメラにはアポズミを付けるのが落合のお気に入りである.

最近Google Photoの容量が30TBに近づいており,件の限界を感じている.

レンジファインダーデジカメの開祖はR-D1ということらしいのでその写りを今考えてみるのも悪くない.(落合の持っているのはM8系だとM8.2,R-D1系だとR-D1Sだから性格が出ているような気もする)

R-D1S: M型無頼漢がよだれを垂らすほどいい発色のCCD感である.

問題は600万画素なのでWebインスタにはいい感じであるが,4Kの素材やプリント解像度には少々不向きである.まずこれをrawのまま機械学習アップサンプリングする.(600万画素→9600万画素)

元画像4倍切り出し
アップサンプリング等倍切り出し

カラープロファイルが破損してしまうため,グレーディングが手動でまだ追い込めていないが,雰囲気はわかると思う.

つまりwebインスタreadyなものをサクサク撮影し,最終的にアップサンプリングでノイズ等も調整して出力する使い方というものが現像スタイルとして定着するのではないかと最近なんとなく思っているのである.

まぁ撮って出しでこれっていうのが味わい深すぎる低解像度デジカメではある

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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から4年以上経ち,購読すると読める過去記事も1200本を越え(1記事あたり3円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

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