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潰瘍星立図書館〜オススメ図書その1〜


潰瘍性大腸炎と診断されたワタクシが
まず最初にしたことは
図書館で本を借りることでした。

タイトルに「潰瘍性大腸炎」とつくものから
そもそも自分の身体のことなのに「腸」がいかなるものなのか
知らないまま生きてきましたので
「腸」に関するもの全般。

そして、潰瘍性大腸炎に限らず、病気の根本的なことから
怪し気なものまでとにかく何でも片っ端から。


・「体を温める」と病気は必ず治る/石原 結實著(三笠書房)
・潰瘍性大腸炎は自分で治せる/西本真司(マキノ出版)
・チャクラ-癒やしへの道/クリスティン・ペイジ(サンマーク出版)


・自然治癒力ミステリー/米山公啓著(法研)
・カラダから出るモノの楽しい話―心スッキリ!/藤田紘一郎著(講談社)
・ワイル博士の健康相談1・自然治癒力/アンドルー・ワイル著(角川書店)
・「毎日、出る!」元気な人になる腸寿力/藤田紘一郎(青萌堂)


・腸はなんでも知っている!/真野わか著(祥伝社)
・わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして/高橋メアリージュン(ベストセラーズ)
・脳はバカ、腸はかしこい/藤田紘一郎著(三笠書房)

写真で残していないのですが、これ以外にも沢山借りました。

2016年に再燃して入院した時点では



CCjapanという、IBD専門誌にまで手を出しました。

腸に関しては、どの本も同じ様に
冷やしてはならない。
食物繊維や乳酸菌を沢山摂り
よく噛んで、負担をかけないこと
セロトニンやオキシトシンについて等
書かれていることは共通しているので
2〜3冊読めば充分ではないでしょうか。

藤田紘一郎先生は「笑うカイチュウ」以来のファンですので


彼の著書は一通り読みました。

自分の腸を見てみたい - 免疫博士が生涯をかけて伝え続けた「腸と免疫」の話 - (ワニプラス)
は、腸の研究に人生を賭けてこられた藤田先生最後の本なので
読後は感謝で胸がいっぱいに。

高橋メアリージュンさんは潰瘍性大腸炎を寛解維持されており
どの様に治療したかが書かれていて
文面から真面目で誠実なお人柄が伺えます。
「まだ誰も、それを成しえていないのなら、私がその最初の一人になろう」
という一文には
病気に限らずさまざまな場面でふと思い出しては勇気を頂く
ワタクシにとって大切な言葉になりました。

沢山の本を読みましたが
病気に関する原因は結局不明のままですし
身体を冷やさず、バランスよく良く噛んで的な知識は
病気関係なく知っていたので
「知らなかった!そうだったのか!」という驚きはありませんでした。

そんな中
「チャクラ-癒やしへの道」だけが、予想の斜め上をいく見解。
一部抜粋させて頂きますと

「心理学的な観点から私見を述べると、この病気を発症する患者は、
本質的に高度に発達した直感力をもち、想像力も豊か
なのだそう。

潰瘍性大腸炎といえば
「原因不明の免疫疾患」で片付けられてしまい
この様な見解を書かれている本に出会ったことがありませんでした。

ワタクシ、直感だけで生きてきたふしがありますが
潰瘍星の皆様はいかがでしょうか?

あと…どの本だったでしょうか。
残していないことが悔やまれますが
「潰瘍性大腸炎になる人の特徴として、すごい調べる。検索する
と書かれておりまして

激しく膝を打ったのを覚えております。

病は気からと申します。
2016年に入院した際に、主治医と雑談した中で
「この病気になる人に共通する性格ってありますかしら?」
と伺いましたところ
「あるよ。潰瘍性大腸炎の人はほとんどが
真面目で頑張り屋さんなんだよね」と答えて下さいました。
(なので、2〜3月の受験や決算期は、症状が悪化して病院に駆け込まれる方が多いのだそう)

ワタクシ、真面目かどうかはさておきまして
常に、自分にダメ出しをすることだけはプロ並み。巧みの技。金メダル。
自己肯定感の低さから
「そんなんじゃダメ」「ハイ、全然ダメ〜」
が、常に脳内に響いておりました。

人に迷惑をかけてはいけない。
そんな下手じゃ全然ダメ。

趣味のサンバ(楽器)も、仕事のイラストも、好きなことをしているのに
いえ、好きだからこそ、ダメ出し言葉が鳴り止みません。
「もっとやらなきゃ」「もっと頑張らなくては」
どこまで行っても「よく頑張った」と
自分を褒めることなどしたことがありませんでした。

頑張り屋さんでも、前向きであれば全然良いと思いますが
ワタクシの場合は、ただ、ただ、自分をいじめて、否定し続けた結果
大腸が

と炎上した様な気がしてなりません。

医学的根拠はありませんし
この先、もっと明確な原因が解明される日がくるやもしれません
(なんとかタンパクがどうのこうのみたいな)。

ですがワタクシ
この「潰瘍性大腸炎と患者の性格の傾向」に大変興味を持ちました。
この先、同じ病の人とお話出来る機会に恵まれましたら
お腸総研として、この調査もしたいと考えております。

…つづく…

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