おちつけ清晴

父の最後の言葉はおちつけでした。まだ落ち着いてないですけど、頑張っていこうと思います。…

おちつけ清晴

父の最後の言葉はおちつけでした。まだ落ち着いてないですけど、頑張っていこうと思います。2021年6月末現在、僕が体験した異世界の話(閲覧注意)を執筆していますので興味本位で覗いてみてください。

マガジン

  • 短編小説 恋はいつでもハリケーン

    創作短編小説の【恋はいつでもハリケーン】の全6話のまとめマガジンです。

  • 僕の体験した異世界まとめ

    実話である僕の異世界体験談部分をこちらにまとめました。 途中閲覧注意記事もありますので、了承の上閲覧してください。

最近の記事

  • 固定された記事

〜自己紹介〜

初めまして!  【 おちつけ清晴 】と申します😄 時代が令和に変わった頃にちょうどおじさんの仲間入りした現在30代の男です。 ここまで何個か記事を書いてきたのですが、そういえば自己紹介もままならないまま書き始めてしまったなと遅ればせながら今回は僕のプロフィール記事です😄 ざっくりとこれまで僕の歩んできたしょうもなく波乱万丈な人生をここに書いていこうと思います。 スタート → 幼少期、家の都合で四国から東海へ引っ越す(母親曰くあんなもん夜逃げやと聞いたのは社会人になっ

    • 最終話 どこにも行かないよ

      今日は会社が休みで、家でゴロゴロしていると妻が掃除機をかける音で起きた。 「ん? もうすぐお昼か〜」という自分の誰に向けたわけでもない独り言に 「そうだよ〜。もう、休みの日でも規則正しくしなきゃ体調崩すよ〜?」と妻が言う。 続けて「午前中の日光は体内時計のリセットだったり、やる気成分のなんちゃらとかいうのが分泌されていい感じになるってテレビでやってたよ〜」と言うが、その説明で『身体にすごく良さそう!』と思える人はきっといないだろう。 「じゃあ夫婦二人でたまには散歩でも

      • 第5話 不思議と何かがぶつかるだけで

        ショウタはお父さんの手伝いで、水槽の水の入れ替えをやっていてこれなかったと謝ってきた。 「おっくん、ごめん。父さんから小遣いもらったからジュース奢るよ。ゆっちゃんも」 そういって3人で公園の前にある自販機まで歩きながら、二人で話していたことについてショウタに聞いた。 「好きってなるのって、どんな気持ち?」 「好きってなるのかぁ、ミキは幼稚園の頃から知ってるんだけど砂場で遊んでた時の笑った顔が可愛くて……そこから……一気に?みたいな……?」 自販機にお金を入れて「いい

        • 第4話 急用中の幸

          今日はおっくんと公園で遊ぶと約束したのに、父さんが水槽の水の入れ替えをするから手伝えって強制的に手伝わされることになった。 全くツイてない。 父さんは派遣会社を経営していて、いろんな会社や寮の従業員のところへ毎日かけずり回っているのをおれは知っている。 どちらかというと家では家族に無愛想な方だけど、外では相当な世話焼きというのも知っている。 この前なんて従業員の家のテレビの写りが悪いというだけで、その人の家にその様子を見に行った後、すぐ買い換えるぞとリサイクルショップ

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        〜自己紹介〜

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        • 短編小説 恋はいつでもハリケーン
          6本
        • 僕の体験した異世界まとめ
          10本

        記事

          第3話 見て話して

          「今日学校が終わったら公園に集合して、トンボを捕まえようぜ!おっくんとおれでどっちが大きいの捕まえれるか勝負!」って言ったのはショウタの方なのに一時間経っても来ない。 かといってこのまま帰ってもつまんないし、とりあえず公園にある池に小石を投げている。 もしかしたらなんか家の用事ができちゃったとかだろうとショウタがこの後くることはもう期待もしていなかった。 ぽちゃんと投げ入れる小石は、そこを中心に波紋を広げていく。 その様子をただ眺めていた。 後ろから声が聞こえた。

          第3話 見て話して

          第2話 遠くにいないなら近くにいるんでしょ

          私は男に生まれたかった。 なぜかというと、何かにつけて女の子はお淑やかにしていなさいと大人が言うからだ。 私だって休み時間にドッジボールがしたいし、男子たちがたまにする殴り合いの大げんかをしてムカつくやつをコテンパンにしてやりたいと思う。 私の名前は【ゆう】 みんなから【ゆっちゃん】と呼ばれている。 私が生まれる前。性別が多分女の子だとわかっていたけど「まだだ。まだわからないじゃないか」と男の子を期待していたお父さんが、どちらになってもいい名前を用意していた。 私

          第2話 遠くにいないなら近くにいるんでしょ

          第1話 恋はいつでもハリケーン

          やあ。僕は小学5年生のおっくんだよ。 なんでおっくんっていうの?ってよくみんなに言われるんだ。 何でみんなそんなことを聞いてくるかというと、僕の名前には一文字も【お】なんて入ってないからさ。 僕の名前は【よしお】 小さい頃に家族から【ヨシくん】て呼ばれていたんだけど、まだ小さかった僕は周りのいうのを真似て【ヨシくん】と言おうとしたら、僕は自分で自分のことを【おっくん】て言ったらしいよ。 そのままもう5年生になるけどまだ僕は【おっくん】とみんなから呼ばれるし、自分でも

          第1話 恋はいつでもハリケーン

          予告:長編小説

          お久しぶりです😄 おちつけ清晴です😄 最近note.に全然来れてない日々を過ごしていて、もう9月になってしまいますが告知と生存報告を兼ねて少し今日はお話をさせてください。 最近何をしていたかというと、また小説を公開しようと思っていました。 どのサイトに掲載するかはさて置き、ただいつも通りにプロットから書き出した次第であります。 僕は昔、『エブリスタ』や『小説家になろう』などで小説を書いていました。 その当時の仕事が流れ作業がゆえ、ぼーっと考える時間が多く、そうした毎日

          予告:長編小説

          僕が出会った面白い能力の人

          こんにちは😌  おちつけ清晴です😆 今年も連日30度超えの暑い日がやってきましたね😁 僕は四季の中で夏が一番嫌いかもしれません。 次は冬が嫌いです。なんだか気温が低いと嫌な思い出を思い出しやすい性質があるのです。 暑いのも寒いのも嫌だというわがままかもしれませんが、人間の体がそういう風にできているので仕方ないです。 暑いと心拍が上がり、しんどい……となるタイプです。 これには全く逆のタイプの人間が存在しています。 ドキドキしたり心拍が上がると楽しくなってくるという

          僕が出会った面白い能力の人

          勝手に答える質問コーナー

          こんにちわ😌  おちつけ清晴と申します😌 たまにこの回を挟みつつあまりnote.の更新が滞らないようにしたいと思い、今回第一回目として【勝手に答える質問コーナー】をやっていきます。 このコーナーではみんなが疑問に思うこと(僕のリアルの友人などの相談の抜粋が多くなると思いますが)それをどこの馬の骨かもわからないおちつけ清晴が勝手に解釈と分析をして、たまにバシッと的を得たり全然的外れだったりしながらもなんとかしていこうじゃないかというコーナーになる予定です!! 最初のお題

          勝手に答える質問コーナー

          すぐ実践できるチャンスゲーム

          こんにちわ😃おちつけ清晴(きよはる)と申します😆 今日もご覧いただきありがとうございます😃 今日は僕がちょっと気になったというか前から考えていたことを話していこうと思います。 題して【すぐ実践できるチャンスゲーム】 今日一人暮らしの僕は買い物に行こうとスーパーに買い物に行こうとしました。 時計を見ると【7】という数字がやたらと目につきました。 七月の【7】 分に表示されている【7】 僕は常にウェアラブルウォッチを愛用しているので心拍数が時計に表示されます。

          すぐ実践できるチャンスゲーム

          進化とは

          こんにちは😊 おちつけ清晴です😊 最近天気が悪く、気圧の変化で頭痛がしたり気分が悪くなる人が増えてきているのではないでしょうか😥 雨の日には誰しもダルくなるものと思いますが、まだ進化の途中なのでしょう。 え?なんだって?進化? となった人のために今日は僕が色々な知識から考えた進化についてのお話でもしようと思います。 まず簡単に【進化】と言われると猿から人へ、ピチューからピカチュウへ とそのもの自体の姿が少しずつ変わっていったりするというまさに【化ける】のが頭に浮かぶか

          ざっくりまとめ & 僕を救ったもの

          僕は精神疾患で数回の入院、そして再度の隔離室に入りました。 前回までの記事の流れは ある日突然異世界に迷い込みます ↓↓↓ いくつもの次元の違う世界とその時代に行きます ↓↓↓ それは途中から見た幻覚であり、夢であったりもした ↓↓↓ 夢と現実にはっきりとした境目はなく、現実では眠っていたり暴れたりしていたそう ↓↓↓ 症状は目覚めてからも【被害妄想】や【支離滅裂な言動】【強迫観念】などがあった ↓↓↓ 一ヶ月で何とか正気を取り戻し退院。 ここまでで一つ僕には救いがあり

          ざっくりまとめ & 僕を救ったもの

          最初の小部屋 (隔離室の体験談)

          僕は二十代を大手メーカーの正社員としてバリバリ働いていました。 上司や職場の仲間からは仕事ができる奴と言われるくらいに、人間関係でもほとんど問題もなく、逆に仕事や悩んでいる人の話を聞いて勇気付けるような立場にいることがほとんどでした。 その日は突然やってきます。 あの頃、俗に言うリーマンショックが起こりました。 安定している会社ですが、さすがにあの頃は自分を取り巻く環境や何もかもガラリと変わりました。 仲のいい同僚も、よくしてくれた上司も、仕事内容も世間も何もかもが

          最初の小部屋 (隔離室の体験談)

          元の世界に戻ったけれど。

          意識が現実に戻る時。 何かすごい怒りと、恐怖がゴチャ混ぜな状態で「ワーぁッ!!」と叫び暴れている自分を上から俯瞰していました。 数人のスタッフが、僕を乗せたベッドを取り囲み、抑えながら 「落ち着いて! どうしたの一体!」と声をかけながらどこかに運んでいくのをなぜか僕は上から眺めています。 その魂のような状態の僕に、誰かが話しかけてきます。 その謎の声はこう言いました。姿は見えませんがイメージ的に仙人のようなしゃがれた年寄りの声です。 【 さあどうする? 名前を捨て

          元の世界に戻ったけれど。

          最後の世界

          ついに僕は最後の世界にやってきました。 目を覚ますと薄暗い教室くらいの屋内で、椅子に座っている状態でした。 友人の姿はすぐには見当たらず、知らない女性が困った顔で僕を見つめます。 「ここは?何の世界?なんかこの部屋暗いけど……」 その知らない女性は、僕の口の前で人差し指を立て、首を横に振り、何も発さずジェスチャーだけで【静かにして】と伝えてきます。 ていうかなんか、めっちゃ息が苦しい感じがする。 「ん?何?ここはどこ?」というと呆れた顔をしてその知らない女性は遠く

          最後の世界