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言語・属性の不完全さ

おはようございます。
今日は言語の不完全さについて書きたい!
語るには難しいテーマだけど以前から書きたいと思っていたことだからなるだけ頑張りたい。

陰キャって言葉あるじゃないですか。
僕の自認としては陰キャなんですけど。
人とお話ししてて、カラオケとか飲み会とかのイベントが好きだとかシェアハウス住んでるとか人と話すのが好きって言うと「えー、陽キャじゃんw」みたいに言われることがあるんですよね。
こん時もやっとするというか困惑しちゃうことかがあるんですよ。
「えー、そうなんかなー?」って。
いや俺めっちゃ緊張しいやし、人と話すの疲れるし、結構家で引きこもって読書したりゲームしたりしてるんやけどなーって。
でも僕ってこれ言語の不完全さ故に起こってることだと思うんですよね。

以前ジェンダーについての本を読んでたら、この不完全さについての説明でめっちゃしっくりくるところがありました。
男性脳・女性脳ってあるじゃないですか。
あれはまあそれらしきものは一応存在するらしいんですよ。
男性・女性別々に見られる脳の特徴ってあるらしいんですよ。
ただ実際のところは僕らが想像しているよりも複雑で、人間の脳って「モザイク」って言った方がいいらしいです。
男性によく見られる特徴はありますけど、それをある男性は持ってなくてある女性は持っているということは普通にあります。
例えば男性によく見られる特徴で、競争心が強かったり戦闘意欲が高かったりして対戦ゲームがすごい好きっていうのがあると思うんですけど。
でも対戦ゲームが好きじゃない男性も、逆に好きな女性もいっぱいいるじゃないですか。
他にも色々男らしい・女らしい要素ってありますけど、それぞれ多次元の要素をどの程度の強さで持ってるかってホントに人それぞれですよね。
それらの要素が組み合わさってどんな風に見えるかについて男女で傾向はあるけど、男性らしいの脳を持った女性もまたその逆も、というか色んな人がいるらしいです。

それって別に男女に限った話じゃなくて「陰キャ・陽キャ」でも一緒の話ですよね。
人によってそもそもの要素の区分の仕方も違えば、自他についての捉え方も言葉についての捉え方も違います。
故に言語とか属性とかっていうのはある人を表そうとすると、というか何かを表す際には絶対に不完全になるんですよ。
僕が覚えた違和感、困惑も自他の判断した自分の属性についての齟齬が生じてることから生まれたんですね。
こういう話はよくあって陰キャ系YouTuberに「コラボしたからこいつは陰キャじゃない!」とか「陰キャはこんなに人前に動画出せない!」とか言う人をよく見ます。
でもそれも動画投稿者さんや陰キャという言葉に対しての認識の仕方が人それぞれだからなせいです。

ただまあ不完全とは言え言語を用いやな自己紹介もnote書くことも、というかコミュニケーション自体もできないです。
僕らは言語が便利だけど不完全であることを認めながら、互いの解釈を尊重し合ってコミュニケーションしていくしかないと思います。

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