毛髪戦争〜番外編〜13 「体調と毛髪戦争」

諸君、ここ数週間の体たらくをまず詫びる。

私がこの世に生を受けて三十と幾年、ハゲと成り果てて数年の月日が経った。

一日一日、若さから遠ざかりつつある今日この頃だが
正直に言って、ここ数ヶ月、勢いだけで不調を乗り切れない体になった事をとても実感している。

戦いに於いては、こちらが苦しい時は相手も大抵苦しい。
今こそ耐え、止まらず進み続けるべき時。
そんな時に食あたりになり、誤射までしてしまった私は本来極刑に値する事は重々自覚している。

だが、独身アラサーハゲ男が一人寂しくボクサーパンツを手洗いするのは最早極刑では無いだろうか？

「パンツを洗う男」By Hage

回復した今、改めて戦線を整え、猪突猛進戦い続け、再び勝利の栄光に向かって突き進む事。それ以外に、諸君への謝罪に代わる物は無いと、私は思う。

本日私は戦線への復帰を改めて宣言し
再び毛髪三銃士(ミノキシジル、フィナロイド、リジン)と共にジヒドロテストステロン(ハゲ丸)討伐へと歩を進める事を高らかに宣言する。

以上。解散。