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#29アラサーの豪ワーホリ!オーペア編part2

さて、今日はオーペアの仕組みについて紹介しよう。日本にはない制度なので知らない人も多いだろう。「オーペア」(Au Pair)とは、以前のnoteでも少し書いたように「対等な立場で」というフランス語が語源であり、オーストラリアやアメリカ、ドイツなどの国で一般的に受け入れられている。子どものいる家庭に住み込みで、子どものお世話を中心に家事をお手伝いする仕事である。アメリカでは採用時に300時間以上の保育経験があることを条件としているが、オーストラリアでは特にない。だが、「Working With Children Check」略してWWCCや、ポリスチェックという犯罪歴がないかを見られるもの、ファーストエイドという応急処置を施せる資格、教員免許、運転免許などがあれば、なお良い。

週に何時間働くか、どんなお手伝いをするかは、その家庭によって条件が違う。また、お給料ははっきり言ってあまりよくない。というのも、オーペアは家賃・光熱費・食費がその家庭負担だからだ。都会で普通にシェアハウスなどに住んでいれば月8〜10万円はこの3つに消えるが、それを払わなくていい。家賃・光熱費・食費+別途お給料をもらえると考えれば悪くない。

オーペアが一日何をしているか、について話す。私が働くことになったサリーの家庭を例にあげると、4人の男の子が上から6才、5才、3才、15カ月という年齢だった。長男は平日は学校に行き、次男は入学前の準備期間として、火~木の週3日間勉強する施設に通っていた。三男と四男は火・水に保育所に預けられていた。火・水はサリーが朝から晩まで仕事に行くからだ。パパのマットは土日もあまり関係なく仕事という感じ。これらの家族の全体的な補佐をすると考えてもらえればいい。

私の1週間のスケジュール
: 掃除・洗濯、次男・三男・四男の家ランチ作り
   次の日のマットと子どものお弁当作り
:子どもたちの朝食作り
朝、長男次男を車でバス停まで送る、夕方迎えに行く🚗
掃除・洗濯
次の日のマットと子どもたちのお弁当作り
全員の夕食作り
:火曜日と同じ
:掃除・洗濯、三男・四男の家ランチ作り
   次の日のマットと子どものお弁当作り
:掃除・洗濯
:長男・次男・三男習い事 同行
:特になし
簡潔に書くとこんな感じだ。あと、細かいことで言えば子どもの服や靴下の用意、学校に持っていく荷物の用意、おむつ替え、お風呂に入れる、学校の宿題を手伝う、一緒に遊ぶなども含まれる。また、農家なので収穫期に入るとものすごく忙しくなる。マットの他に、農作業をする屈強な男たちが5人いたため、家族と併せて11人分の夕食と、8人分(大人6人と、子ども2人)のお弁当を作らねばならなかった。このご飯作りが、なかなかにきつかった!!日本で4人家族で育ってきている私は、10人超えという大家族のご飯など作ったことがなかったからである。分量を少なめに作ってしまい、足りないということがときどきあった。

次回、#30アラサーの豪ワーホリ!オーペア編part3につづく

👇今日はこの曲🎶

※写真は、ジェーンの娘ケイトと作ったバタフライカップケーキ🧁乗ってるジャムも自作!すごいだろ~

リゾバ生活.com
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